1,800円以上の注文で送料無料

きみとぼくの壊れた世界 の商品レビュー

3.6

157件のお客様レビュー

  1. 5つ

    34

  2. 4つ

    46

  3. 3つ

    40

  4. 2つ

    21

  5. 1つ

    3

レビューを投稿

 実は 何を隠そう …

 実は 何を隠そう 私が西尾さんに嵌っるキッカケをくれた本です。今では西尾さんの本を全て読破した私ですが やっぱりこの本を読んだ時に 受けた印象というのは 忘れることができないですね。主人公は ひどく曖昧で一見行動も意味不明 善悪も彼自身の中にあり そんな彼の言葉が 好きだったり...

 実は 何を隠そう 私が西尾さんに嵌っるキッカケをくれた本です。今では西尾さんの本を全て読破した私ですが やっぱりこの本を読んだ時に 受けた印象というのは 忘れることができないですね。主人公は ひどく曖昧で一見行動も意味不明 善悪も彼自身の中にあり そんな彼の言葉が 好きだったりします。 まあ 冷静に考えてみると 実際にこんな奴が身近に いたら嫌だけど彼の思考をたどるのは 純粋に楽しい

文庫OFF

『きみぼく』といえば…

『きみぼく』といえば『西尾』、『西尾』といえば『きみぼく』傑作ミステリ!

文庫OFF

<戯言シリーズ>で有…

<戯言シリーズ>で有名な西尾維新の小説。西尾維新を読んでみたいけど<戯言シリーズ>は長すぎるという方に、入門編として最適。

文庫OFF

人格損壊、倫理無視、…

人格損壊、倫理無視、道徳破壊、禁忌導入。そんな話が西尾維新のきみぼく。おもろいおもろいおもしろい。テーマは「タブー」なんでせうかねぇ。

文庫OFF

主人公も妹も友達も登…

主人公も妹も友達も登場人物は全員どこか壊れています、主人公が通う学校で殺人事件が起こりますが、メインは謎解きよりも登場人物達の掛け合いでしょう、どこがおもしろいかと聞かれると返事に困りますが確かにおもしろかったです。

文庫OFF

題名通り壊れてる世界…

題名通り壊れてる世界だけど結構青春してます主人公。正直妹萌えには激しく萌えないんですけど。(異性の兄弟いてもだろうけど、)同性の姉妹しかいない私には全くわからない感情。一読、後味悪そうな印象でしたが、あれはあれでハッピーエンドだと思う。主人公が開き直って嘘つき続けることができたら...

題名通り壊れてる世界だけど結構青春してます主人公。正直妹萌えには激しく萌えないんですけど。(異性の兄弟いてもだろうけど、)同性の姉妹しかいない私には全くわからない感情。一読、後味悪そうな印象でしたが、あれはあれでハッピーエンドだと思う。主人公が開き直って嘘つき続けることができたら皆幸せなんだと思いますが。キャラクター(主に黒猫さん)に激萌しちまったので続編読みたいなあと思ったのですが、やっぱりこの本はこれで完結してエンドマークつけるのがふさわしいかなと思い直し。壊れた世界はいつまで

文庫OFF

本文中にあったように…

本文中にあったように、足し算や引き算のような殺人事件。謎解きも、兄妹愛も友情もぶっ飛ばして、殺人を軽く謎にしました。って印象がつよい。こういうのって好きだな。あと、珍しく癖の強い人がやや少なめです。

文庫OFF

期待していただけに…

期待していただけにかなりガックリ。キャラに対してのボクの心情の移り変わりとしては 最初の部分でもう夜月さんアウト。ぶりっこぽくて。まぁ、原因はあるとこはわかったけど。様刻くんは妹のためを思ってやっているのだと思い、そこでは感動。しかし、その後の展開で様刻くんアウト。ここまでいく...

期待していただけにかなりガックリ。キャラに対してのボクの心情の移り変わりとしては 最初の部分でもう夜月さんアウト。ぶりっこぽくて。まぁ、原因はあるとこはわかったけど。様刻くんは妹のためを思ってやっているのだと思い、そこでは感動。しかし、その後の展開で様刻くんアウト。ここまでいくともう呆れる。夜月さんと箱彦くんは途中まではよかったけど、夜月さんの知られざる噂と箱彦くんとの中学時代との関係ってのでアウト。 これはボクがガキだからつまらなかったかもしれないけど。あそこまで卑猥つーか表現はビミョー。妹い

文庫OFF

2024/04/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

櫃内様刻と櫃内夜月の禁断とも言える恋模様、悪い噂の耐えない保健室の美少女病院坂黒猫への恋、同級生琴原りりすからの愛。 事件の解決を淡々としていくようなものでなく、主人公が人間的感情で動いているのかがよくわかる、あまり西尾維新作品の主人公らしさがない目新しい作品だった。 また、主人公が高校生、西尾維新先生も若いこともあり文章の節々から強大なものへの反抗心が垣間見えるのも良かった。

Posted byブクログ

2023/05/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ヒトクイマジカルに続いて手に取る。 内容は青春本格ミステリといったところで満足して読めた。「青春」描写と櫃内兄妹の異常性、病院坂黒猫という人間、と見どころが用意されていて読み応えがあった。やっぱり西尾維新作品はキャラクターの造形が魅力で、病院坂黒猫の迂遠な言い回しと極端や人間性が良かった。それと、櫃内様刻の関係性にすごく感動した。売春をしているヤバいやつだと知りながら「嘘」を暴いてくれる病院坂黒猫のことを好いてしまう櫃内様刻という関係。あ、あとタイトルの「きみ」と「ぼく」っていうのは病院坂黒猫から見たタイトルで、櫃内様刻(きみ)の壊れた世界を、嘘を暴くことで共有する病院坂黒猫(ぼく)という意味なんじゃないか?って思った。 良かった。

Posted byブクログ