四季 夏 の商品レビュー

森博嗣(著者)

　天才の恋愛が描かれ…

[文庫ＯＦＦ]

　天才の恋愛が描かれている作品。　とても理解しがたい恋愛模様に、事件なのだけれど、そこは天才が前面に描かれているが故。　心は人それぞれ。時として曖昧で、複雑。　その辺が何ともいえないバランスで描かれていて、読者を惹きつけて離さない作品なのである。

「四季　春」から数年…

[文庫ＯＦＦ]

「四季　春」から数年後、四季が１３歳の頃の話。Ｓ＆ＭシリーズとＶシリーズの関連がやや登場してくる。

S&Mシリーズ読んで…

[文庫ＯＦＦ]

S&Mシリーズ読んでいる時はただ四季さんが理解できなくて怖かったんですけど、(むしろ畏れ)このシリーズで、矢張り四季さんを理解する事は不可能ですが、ほんのり好きになりました。

四季シリーズ第2弾。…

[文庫ＯＦＦ]

四季シリーズ第2弾。S&M、V両シリーズとのリンクも楽しめる。

天才・真賀田四季を描…

[文庫ＯＦＦ]

天才・真賀田四季を描くシリーズ完結編第２弾。季節が進むにつれ、事実の記述から、四季の思考のトレースへ重心が移っていきます。

2023/04/05

叔父様の精子によるものです、ってオイィ！！笑
やっぱ常軌を逸している。。。

Vシリーズを読んでないからか、よくわからないところがいくつかあって、S&Mシリーズは全部読んだんだけど、やっぱVも読んでからにすべきだったかと少し後悔。
…でも早く読みたかったんだもん、四季シリーズ。
オメガ城の惨劇行く前にVも読んでおこうかな、その気になったら。。。

2021/07/28

すべてがＦになるをもう1回読み返したいと思うと同時に、Vシリーズの最後の方かな？も、もう1回読み返したいです。

四季が13歳だなんてとてもじゃないけどそう思えない。

周りもそう思っているのか、大人として見ている部分もあり。でも、天才だけど、大人以上の子供だけど、まだ13年しか生きていない。

そんな四季が、大人に囲まれているけど、孤独で寂しげに見える部分もあったなぁ。と、思いました。

2021/03/08

正直言って、四季が他の人間に対して普通に愛着を持っていることに驚いた。
物質世界では、処理速度が遅いためにラグが発生し、それが時間の流れになるっていうのはあるかもしれないと思った。
なので精神世界には時間の概念がない。

2021/02/06

無駄なエネルギーを消耗してただ生きている人間は、人間という病気にかかっている。

遺伝子と愛は複雑に相互に絡み合っていて、感情はそこに否応なく左右してしまう。

形は様々であれ、人は愛のために生きるのかもしれない。

2020/08/15

初読
2014.11.04

再読。すべてがFになるのプロローグ的作品。凡人には理解できないので叔父様への嫌悪感がすごい。恋が絡むと人は驚くほど破滅的になる。
保呂草さん、紅子さんと出会ったことで、四季は自分の成した新しい生命に自分を殺させるシナリオを描いた。もし出会わなかったら、妃真加島の惨劇はなかったのだろうか。
四季は天才だけど、まだこの時十三の少女だった。達観し、全てを理解しているようで、非常に守られた温室の中で育った無垢の少女。そんな姿がありありと見て取れた。
2020.08.15