四季 夏 の商品レビュー
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図 春よりは楽しめた。 林が自らを犀川と名乗った意図が不明なままなのが気になる。 誰が読んでも分かるのに保呂草の名前は結局最後出されなかった。それとへっくんが高校生とか奇妙な感覚。練無や紫子はこの頃どうしてたのだろう。 四季ちゃんの人間らしさを印象付けられた。
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これぐらいのテンポで本を読み進められるのは、理想的だと感じる。 それはさておき、「すべてがFになる」の見えなかった部分を見せつけられました。これは、あらすじにも書いてあること。問題はない。 どんどんと四季さんが俗人っぽくなっていくように感じるが、それも世間との同一化の為かもしれない。その思考までもが、計算かもしれない。 1頁、また1頁と読み進めていく内に、より一層の憧れと畏怖が高まっていく。所詮は物語の人物なのに、まるで、実在するかのような錯覚。平面上の上にまた平面上の世界という感覚に襲われる。 私のいる世界も、平面上なのでは?という錯覚、妄想。四季さんのように物語にはならないけれども、そんな気分にさせられる。 さて、あと2つの季節を早く感じたいと願う自分が、なんだか可笑しい。
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「米国から帰国した真賀田四季は13歳。すでに、人類の中で最も神に近い、真の天才として世に知られていた。叔父、新藤清二と行った閉園間近の遊園地で、四季は何者かに誘拐される。瀬在丸紅子との再会。妃真加島の研究所で何が起こったのか?『すべてがFになる』で触れられなかった真相が今、明らか...
「米国から帰国した真賀田四季は13歳。すでに、人類の中で最も神に近い、真の天才として世に知られていた。叔父、新藤清二と行った閉園間近の遊園地で、四季は何者かに誘拐される。瀬在丸紅子との再会。妃真加島の研究所で何が起こったのか?『すべてがFになる』で触れられなかった真相が今、明らかになる。」 春の衝撃はないが、話の途中のような巻。とりあえず秋へ
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真賀田四季13歳。すでに天才として世に知られる中で、叔父への慕情、瀬在丸紅子との出会いなどがある中、「すべてがFになる」の舞台となるあの建物が完成し、事件が起こることでこの本としては物語が終わる。 作者のロジックが1冊の物語の中に入りきっていないので、ややわかりにくい所があるのだ...
真賀田四季13歳。すでに天才として世に知られる中で、叔父への慕情、瀬在丸紅子との出会いなどがある中、「すべてがFになる」の舞台となるあの建物が完成し、事件が起こることでこの本としては物語が終わる。 作者のロジックが1冊の物語の中に入りきっていないので、ややわかりにくい所があるのだが、逆に魅力にもなっている不思議な本。
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真賀田四季が13歳の時の話。 単体では全く完成出来ていない物語。 淡々と物語が進み、よくわからないままに終わる。 背景知識と、背景知識に対する情熱を必要とするように思った。 私は別の物語のパーツを読んでいる、と思いながら読了。
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動物は、何故、個の意志を授かったのだろう。個から個が誕生するメカニズムは、非常に効率が悪い。離れた状態を、生まれる、と認識している。そのタイムラグ。 ・・・・・・・・・・ 真賀田四季。すでに、人類の中で最も神に近い、真の天才。 14歳の夏、彼女が「あの」事件を起こす...
動物は、何故、個の意志を授かったのだろう。個から個が誕生するメカニズムは、非常に効率が悪い。離れた状態を、生まれる、と認識している。そのタイムラグ。 ・・・・・・・・・・ 真賀田四季。すでに、人類の中で最も神に近い、真の天才。 14歳の夏、彼女が「あの」事件を起こすにいたる謎が、本書で明らかになります。彼女の内面の動きが詳細に描かれていて興奮。『すべてがFになる』の物語を支配する彼女の思想がどのように形成されたのか。その過程を垣間見ることが出来る一冊です。ぐいぐい読み進んじゃいます。
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4連作の2作目。 森 博嗣 のほかの作品からの登場人物やエピソードが増えてくる。 先にS&Mシリーズ全部よんだ方がいいのだろうか・・・、まだ2冊しか読んでないんだけどな!
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シリーズ2作目。 1作目よりも読み易いな、という印象を受けたな。誰かがレビューで、「普通の小説に戻った」って書いてたけども、そういう言い方も出来るかと。 Vシリーズをまだ読んでないので、愉しみが増えたなと。 基志雄と四季の会話が好きだったりする。天才とは何をもってして天才な...
シリーズ2作目。 1作目よりも読み易いな、という印象を受けたな。誰かがレビューで、「普通の小説に戻った」って書いてたけども、そういう言い方も出来るかと。 Vシリーズをまだ読んでないので、愉しみが増えたなと。 基志雄と四季の会話が好きだったりする。天才とは何をもってして天才なのか。コンピューターの様なインプット力や計算処理能力、それがどれだけ高いか。それだけではない気がしてきた。 少し「天才」に対する認識に疑問を投げかける作品だったかなと。個人的には。ね。
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真賀田四季シリーズ。第二作目。 Red Summer 私がしようとしていることは、 私が決めたこと。 私は、しようと思ったことを、 しなかったことは一度もないわ 取り替えられる夏
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