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金曜日の砂糖ちゃん の商品レビュー

4.5

102件のお客様レビュー

  1. 5つ

    55

  2. 4つ

    22

  3. 3つ

    9

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2024/05/01
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本文より 「さみしいことがあったから つまらないことがあったから 知らない道を とおって 帰る」 こうやって気分転換の方法を子どもの時から知ってるのは、生きていく上で大事なことだよね。

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2024/04/10

静かな絵が好み。タイトルのセンスもかわいい。 表題作『金曜日の砂糖ちゃん』『草のオルガン』『夜と夜のあいだに』からなる一冊で、わたしはとくに夜と夜のあいだに、がいっとうお気に入り。

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2023/09/27

絵は岩崎ちひろさんのよう。柔らかくて暖かくてリアルな人の描写。3遍の収録で、表題の「金曜日の砂糖ちゃん」は色数が少ないからこその世界観があってぼんやりと引き込まれる。

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2023/06/22
  • ネタバレ

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小さい頃によんだ。内容的には留守番で一人の子供が連れ去られちゃうだけだったはずだけど未だに絵柄やタイトルが忘れられないからまた読みたい。

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2022/12/25

ブク友さんの本棚でときどき見かけて気になっていた一冊。頁をめくったとたん、しんとした静謐な空間に踏み込んだ感覚。現実と幻想のあわいに居るような世界観と、アートブックのようなたたずまいに、知らず知らずのうちに惹きこまれていました。余韻が後を引きますね・・・

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2022/10/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

繊細で境界の曖昧さも加味して幻想的な画風 『金曜の砂糖ちゃん』黒と赤が印象的 赤の苺の存在で夢の中は白黒なのか眠りの深さを象徴しているよう 虫たちのごきげんようが何とも言えない寂しさと怖さを感じる 『草のオルガン』男の子の横顔の半開きのお口と笑みが尊い 大人もさみしいときやつまらないときがある いつもと違う知らない道を通ったらこんなところにたどり着きたい 『夜と夜のあいだに』秘密の扉をあけてしまったのかしら 何度も何度も読み返しましたが結末はそういうことでしょうか 

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2022/09/24

絵本というより画集のようでした。少し不穏な雰囲気から醸し出す不思議な世界。金曜日の砂糖ちゃんという名前の響きがすごくかわいい! 他にはない絵本です。

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2022/09/24

たくさんの人に読まれているこの絵本。 ずっと置いたままだったので、出してじっくりと読み返す。 これも買って良かったな、手元置いて良かったなと思える絵本。 なんてやわらかなタッチの絵なんだろう。 そしてことばのひとつひとつがふわふわと舞っているように感じる。 金曜日の砂糖ちゃん...

たくさんの人に読まれているこの絵本。 ずっと置いたままだったので、出してじっくりと読み返す。 これも買って良かったな、手元置いて良かったなと思える絵本。 なんてやわらかなタッチの絵なんだろう。 そしてことばのひとつひとつがふわふわと舞っているように感じる。 金曜日の砂糖ちゃんの愛らしさは格別で、そうでしょうカマキリがいつまでも守ってる。 草のオルガンを見つけた少年。 さみしいことがあったけど、つまらないことがあったけどそれでも会いたかったと思えるものができた。 夜と夜のあいだに。これがわたしのやりたかったこと

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2022/09/17
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子どもにフォーカスを当てた短編絵本3本。 とにかく絵が特徴的。きれいで幻想的で。 お話そのものはちょっと抽象的で漢字にルビも振られていないので大人向けの絵本かなと。 それでもいつもどおり息子と一緒に読み聞かせ。 翌晩、寝る前に息子が目を瞑って仰向けになって「金曜日の砂糖ちゃん」というから「読むの?」と聞くと、「違うよ、真似してるんだよ」と。 確かに砂糖ちゃん、庭でそんな風にして寝てましたねw 意外とちゃんと見て、聞いてるんだなと親バカ的感心。

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2022/08/19

第20回ブラティスラヴァ世界絵本原画展金牌受賞作。 ネットでこの表紙の絵を発見した時「なんて可愛いんだろう」と思い、すぐに図書館に予約したのですが、在庫在りなのに数日たっても入ってこないので購入しました。 嬉しい!! どこかで見たことのある絵だと思ったら、江國香織さんのア...

第20回ブラティスラヴァ世界絵本原画展金牌受賞作。 ネットでこの表紙の絵を発見した時「なんて可愛いんだろう」と思い、すぐに図書館に予約したのですが、在庫在りなのに数日たっても入ってこないので購入しました。 嬉しい!! どこかで見たことのある絵だと思ったら、江國香織さんのアンソロジー『活発な暗闇』の絵を描かれた方でした。 絵本は掌サイズのちょっと小さめです。 「金曜日の砂糖ちゃん」という幼児のような女の子のお昼寝中のお話しと、「草のオルガン」というフランスの小学生みたいな男の子の学校帰りの話。 「夜と夜のあいだに」という大人びた幼女の夜中のお話。 絵が日本人離れしていて外国風で美しく、ストーリーは幻想的なところがあり、不思議な美しい世界。 表紙と少年の話は明るく健全ですが、幼女の話は幻想的で退廃的。みな、着ているものの質感が手ざわりまでかんじられるような美しさです。 全編通して黒が効果的に使われています。 レビューをざっと拝見したら2話目が好きだとおっしゃられている方が多くみられましたが、私は少し退廃的な香りの漂う3話目がなんて美しいのだろうと、ため息ものでした。

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