ピーターの法則 の商品レビュー
階層化社会では、有能さは上の階層への昇進を持って報いられるが、昇進先の新しい階層では全く別の能力が問われるため、多くはそこで無能を発揮することになる。そこでまた有能さを発揮できたとしても無能を発揮するまで同じことの繰り返しが続くので、いずれは全てのポストが無能な者ばかりとなる。全...
階層化社会では、有能さは上の階層への昇進を持って報いられるが、昇進先の新しい階層では全く別の能力が問われるため、多くはそこで無能を発揮することになる。そこでまた有能さを発揮できたとしても無能を発揮するまで同じことの繰り返しが続くので、いずれは全てのポストが無能な者ばかりとなる。全く当てはまってしまうから笑ってしまうぜ。
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※このレビューにはネタバレを含みます
ピーターの法則は簡単に言うと,「階層社会(組織)において,いくら有能だと自他ともに認められている人間であっても,昇進し続けるといつか無能レベルに達する」こと 全体的によくわからない説明がグダグダと書かれていたので読み飛ばしたが,後半にある「無能ゆえの奇妙な行動」の部分は共感する部分が多く,とても面白かった. 忙しいふりや仕事に熱中しているふりなど,仕事ができるアピールをする人間 部下に難癖やよくわからない偏見を言う人 有能だった頃の話しかせず,自分を無能にした原因を周りの人間や環境のせいにする人 頭文字や略称,横文字を連発する俗に言う「意識高い系」等
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「ひとは皆、今の立場で成功して昇進していけばいつかどこかで無能に到達する」 面白いし、社会の一つの側面だとおもう でも、昇進で立場が変わった結果の後天的な個人の成長を無視している なんか夢がない、と思ったな
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質も品もひどすぎる…その言葉、そのまま君に返したい。 愚者について語るならニーチェの言葉のほうが心地よい。
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”この法則が正しいなら「あらゆるポストが無能な人間によって占められる」世界がやってきそう。その対策は「創造的無能」らしいのだが、そうは思いたくない自分もいて…。人事に携わる人間にとって劇薬的だけど読んでみるべき一冊。 <キーワード> ・ピーターの法則 階層社会では、すべての人...
”この法則が正しいなら「あらゆるポストが無能な人間によって占められる」世界がやってきそう。その対策は「創造的無能」らしいのだが、そうは思いたくない自分もいて…。人事に携わる人間にとって劇薬的だけど読んでみるべき一冊。 <キーワード> ・ピーターの法則 階層社会では、すべての人は昇進を重ね、おのおのの無能レベルに到達する。 ・ピーターの必然 やがて、あらゆるポストは、職責を果たせない無能な人間によって占められる。 仕事は、まだ無能レベルに達していない 人間によって行われている。 ・創造的無能 初めから昇任の話をもちかけられないように工夫することによって、上のポストに昇るのを避ける (=周到に考えぬかれた無能さの偽装かもしれない態度) <読書メモ> ・なめてかかってはいけません。この先を読むと決めたら最後、もう二度とあと戻りはできません。読んでしまったら、知らないほうが幸せだったと嘆いても、もう手おくれです。(中略)一度聞いてしまったら、「ピーターの法則」を忘れることなど不可能なのです。(p15:レイモンド・ハルによるはしがき) ・彼らはいずれも、有能さを発揮できていた地位から無能ぶりを露呈することになる地位へと昇進させられていたのです。(p23) ・スティックルは、倉庫管理副主任の地位で頭打ちになりはしましたが、それは挫折ではなく成就だったのです。そう考えてもらっていれば、少しは気が楽になったことでしょう。(p114) #ん?、現実にこういう割り切りができるだろうか… ・無能レベルに達した人は、昇進指数がゼロになります(ピーターの頭打ち)。(p161) ・終点に達した場合の対処法としては、すりかえのテクニックが、ほかのテクニックよりもぶっちぎりで有効です。(p174) ・創造的無能(p182) 彼らは、昇進を拒否するのではなく、(中略)初めから昇任の話をもちかけられないように工夫することによって、上のポストに昇るのを避けてきたということなのです! これこそが、最終的な昇進を避けるための確実な方法です。仕事においても、私生活においても、健康と幸福を手に入れるための秘訣なのです。 ・無能につけるピーターの特効薬(p202-203) ?ピーターの予防薬──無能レベルへの昇進を回避する方法 ?ピーターの痛み止め──無能レベルに達した人が、生き長らえて健康と幸福を維持する方法 ?ピーターの気休め薬──終点到達症候群の症状を押える方法 ?ピーターの処方薬──世界に蔓延する病を治療する方法 ・人類がピーターの処方薬を服用したら…(p211) ?ピーターの予防薬 → 欲求不満を抱えて非生産的状態に陥ったかもしれない何百万という人々が、残された生涯を幸福に、社会の有益な一員として過ごせるようになる ?ピーターの痛み止め、?ピーターの気休め薬 → 無能になった人たちの世話や、彼らのやらかしたヘマの後始末をするために雇われている何百万という人々は、その任務から解放され、生産的な仕事に専念できるようになる ?ピーターの処方薬 → ?ものすごい数の人間、ものすごい量の時間と創造力と熱意を、生産的な目的のために解き放つこと? ※社内メルマガで紹介するため再読(初回読了は 2007/9/29)”
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・階層社会では、すべての人は昇進を重ね、おのおのの無能レベルに到達する。やがて、あらゆるポストは、職能を果たせない無能な人間によって占められる。仕事は、まだ無能なレベルに達していない人間によって行われている ・上級職の人間には、分割のためであれ統治のためであれ、はたまた何のためで...
・階層社会では、すべての人は昇進を重ね、おのおのの無能レベルに到達する。やがて、あらゆるポストは、職能を果たせない無能な人間によって占められる。仕事は、まだ無能なレベルに達していない人間によって行われている ・上級職の人間には、分割のためであれ統治のためであれ、はたまた何のためであれ、いかなる効果的な計画も立てる能力がない ・「どうでもいいことを頑張れば、大事なことは、だれかがやってくれる」というのが、わき道スペシャリストたちのモットー ・昇進を直接拒否するのではなく(これは悲惨な結末を招きかねない)、初めから昇進の話を持ちかけられないように工夫することによって、上のポストに昇るのを避ける(これを創造的無能という)。しかし、昇進を回避したいと思っている事実を、絶対にまわりに悟られてはいけない ・マイナス思考と創造的無能を実践し、終点にいたる最後の一歩を踏みださないでいられるなら、人類が生き残る可能性は大いに高くなるはず(あるまじき昇進を未然に防ぐことができる)
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"世の中、無能な人々であふれている。ごく一部の有能な人々の活躍で回っているのだそうだ。では、なぜ無能な人が量産されるのか? それは、有能な人材が、昇進により無能になっていくのだそうだ。 有能な人材ほど昇進も早いし、こうした人事は当然。しかし、今までいた役割では有能だった...
"世の中、無能な人々であふれている。ごく一部の有能な人々の活躍で回っているのだそうだ。では、なぜ無能な人が量産されるのか? それは、有能な人材が、昇進により無能になっていくのだそうだ。 有能な人材ほど昇進も早いし、こうした人事は当然。しかし、今までいた役割では有能だった人が、昇進後の管理監督する立場でも優秀な活躍をするのかどうかはわからない。誰にでも、上がりのポストがあって、(つまり、自らの能力でやりきれないポスト)そこに行かないために工夫をしていくべきなのだと、本書の著者は言っている。 つまり、自らの能力を発揮できて、充実した生活を送れるようなポストに居続ける工夫をするべき。組織の中で、昇進の対象とならないような一工夫をしながら、自らの能力をしっかりと発揮し有能で居続けるほうが、昇進した結果無能な行動しかできない自分になるより、素晴らしいということらしい。 こうした無能が生まれる法則=ピーターの法則。 言いえている面あり!おもしろい本だった。人によって、上昇中か自らの限界を迎えたかは、よくよく見極めないといけないことになる。さて、私はどうなのだろう?と自問自答。。。 いずれにしろ、自分の強みが何でどんなことで社会に貢献できるのかを明確に理解していないとだめなのだ。"
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階層社会において昇進を続けることでやがて無能(能力を上回る役割を与えられること)になる。 なるほど、おもしろい。 共感できる主張である。 有能であり続けるには、、、、昇進しない。 昇進しないためには、、、、そのテクニックもおもしろい^^
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なんとなく。という理解はできるのだが、具体例が具体例になっていなくて、恣意的に法則に則った架空話が多いので、ほんまかいな?と思ってしまう。 まぁ。想像を膨らますにはよい本だと思います。
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ひねくれてんな、この人という感じだが 内容は面白い 階層社会では、すべての人は精進を重ね、 各々の無能レベルに到達する。 やがて、あらゆるポストは、 職責を果たせない無能な人間によって占められる。 仕事は、まだ無能レベルに達していない人間によって行われている。
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