フランクリン自伝 の商品レビュー
習慣によってつくれる多くのことをこの本から学びました。社会人必読本かと。とくに、うまく習慣をつくることができない人の、「気合入れ本」として。 年代が長年にわたっている点も、フランクリンが時代に生きた実感が湧き、よかったです。
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この書を元に、多くのビジネス書、成功本や自己啓発本が書かれてきた。その原点をあたる楽しさと、著者が生きた時代の自伝としての面白さを併せ持つ本書。今も残る著者の箴言が、どのような状況で生まれてきたのかが感じられる。
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また訪れた幸運な出会い。『ビジネスマンのための「頭」の整理術』書評検索→ブログ「活かす読書」→右下に書評ブロガーマトリックス2010→「水野俊哉の日記」でそのマトリックス拝見→ブログ「俺と100冊の成功本」→フランクリン自伝を推薦
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『3週間続ければ一生が変わる』の中でおススメの一冊として紹介されていた本。 一度読んでみようと思ってチャレンジしてみたのだが… 正直ちょっと読みにくい。 50年前の本だからなのか、単に自分の知識がないだけなのか。 目次をみて終盤がおもしろそうなのでそこから読もうかな。
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アメリカ独立の中心的な存在であるベンジャミンフランクリンは、同時に電磁気学研究の第一人者でもあった。 彼は自らを律し管理することを重視し、その上で外部に目を向けていった。彼のような、自分を徹底的に厳しく支配しようとする生き方は見習わなくてはならない。
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まだ途中までしか読めていないので、読了後に編集します。 「人生の成功」において必要なものの1つに、 「人との出会い」があると思います。 それは時に生涯の友となったり、ビジネスのパートナーとなったり、スポンサーとなったり、、、、。 では、そんな出会いが勝手にやって来るのか、と言...
まだ途中までしか読めていないので、読了後に編集します。 「人生の成功」において必要なものの1つに、 「人との出会い」があると思います。 それは時に生涯の友となったり、ビジネスのパートナーとなったり、スポンサーとなったり、、、、。 では、そんな出会いが勝手にやって来るのか、と言えば決してそんな訳は無く、 フランクリンの場合、大の読書家で、さらに人を集めて頻繁に討論を行っていたこと、あるいはその勤勉さで、 評判を聞きつけて向こうから「会ってみたい」と思われる存在となったこと、あるいは知人や仕事上の部下などからの信頼を得て、 そこから新しい人脈を獲得することに成功したのでした。 つまり、「向上心を忘れない」ことが、「人との(幸運な)出会い」に繋がったのだと思います。 まさに、「グッドラック」を地で行った、そんな感じの人生だと感じました。 そして、今では超有名なフランクリンその人をとってしても、 必ずしも順風満帆な人生だったわけではなく、 成功までの間に数多くの受難やアクシデントに見舞われている、ということを知りました。 そこから、最後に必要なのは、「諦めない心」ということではないかと思いました。
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「人を動かす」で紹介されていた、フランクリンって誰?? ってな感じで読み始めた訳ですが、フランクリンの仕事に対する真摯さや読書に対する取り組みに感銘を受けました。十三の徳を樹立させ、それを実施していく方法がすばらしかったです。 個人的に書かれている箇所も多く読んでいてつらい部...
「人を動かす」で紹介されていた、フランクリンって誰?? ってな感じで読み始めた訳ですが、フランクリンの仕事に対する真摯さや読書に対する取り組みに感銘を受けました。十三の徳を樹立させ、それを実施していく方法がすばらしかったです。 個人的に書かれている箇所も多く読んでいてつらい部分もありましたが、総合的にはかなり良かったです。 たまにはこういった自伝というものも良いな。
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○処世術 ・議論好きという性質はともすると非常に悪いくせになりやすい ⇒どうしても人の言うことに反対せねばならず、そのためにしばしば極めて人付き合いの悪い人間になる。 ・いきなり人の説に反対したり、頑固に自説を主張しないで、謙遜な態度で物を尋ね、物を疑うといった風を装う。 (...
○処世術 ・議論好きという性質はともすると非常に悪いくせになりやすい ⇒どうしても人の言うことに反対せねばならず、そのためにしばしば極めて人付き合いの悪い人間になる。 ・いきなり人の説に反対したり、頑固に自説を主張しないで、謙遜な態度で物を尋ね、物を疑うといった風を装う。 (クセノファン「ソクラテス追想録」) ・計画を持ち出すときは、できるだけ自分を表面に出さないようにして、数人の友人が考えたこととする方がいい ・いきなり相手の主張の不当を指摘して、快をむさぼるようなことはやめ、これに答えるにも、まず最初に時と場合によっては君の意見は正しいだろうが、現在の場合はどうも違うようだ、自分にはそう思えるがなどと述べる。 ・他人の敵意のある行動を恨んでこれに返報し、敵対行為を続けるよりも、考え深くそれを取り除けるようにする方がずっと得なのである。 ・我々は他人の発明から多大な利益を受けているのだから、自分が何かを発明した場合にも、そのため人の役に立つのを喜ぶべきで、それを決して惜しむことがあってはならない。 ○文章力 ・立派な文章を選び、文の意味について簡単な覚書をつくる。それを数日間放っておいてから、今度は本を見ないで頭に浮かんでくる適当な言葉を使って、覚書にしておいた意味を引き伸ばし、原文にできるだけ近く表現しながらもとの文章に戻すことを試みる。 ○習慣 ・理性のある動物、人間とはまことに都合のいいものである。したいと思うことなら、何にだって理由を見つけることも、理屈をつけることもできるのだから。 ・習慣の変化は一歩一歩徐々にやるのが良いという考えには大して意味は無い。 ・十三徳 ①節制~飽くほど食うなかれ。酔うまで飲むなかれ。 ②沈黙~自他に益ないことを語るなかれ。駄弁を弄するなかれ。 ③規律~物は全てところを定めておくべし。仕事は全て時を定めてなすべし。 ④決断~なすべきことをなさんと決心すべし。決心し足ることは必ず実行すべし。 ⑤節約~自他に益なきことに金銭を費やすなかれ。すなわち浪費するなかれ。 ⑥勤勉~時間を空費するなかれ。つねに何か益あることに従うべし。無用の行いは全て断つべし。 ⑦誠実~偽りを用いて人を害するなかれ。心事は無邪気に公正に保つべし。口にだすこともまた然るべし。 ⑧正義~他人の利益を傷つけ、あるいは与うるべきを与えずして人に損害を及ぼすべからず。 ⑨中庸~極端を避くべし。たとえ不法を受け、憤りに値すと思うとも、激怒を慎むべし。 ⑩清潔~身体、衣服、住居に不潔を黙認すべからず。 ⑪平静~小事、日常茶飯事、または避けがたき出来事に平静を失うなかれ ⑫純潔~性交はもっぱた健康ないし子孫のためにのみ行うべし。 ⑬謙譲~キリストおよびソクラテスに見習うべし。 ⇒これらの1つをその週の課題として、厳重に注意する。 ・ものぐさは錆と同じで、労働よりもかえって消耗を早める。 ・怠けるところを自分自身に見つけられるのを恥じよ。 ・暇がほしくば、時間を上手に使って作れ。 ○節制 ・わずかの収入で生命と健康とを維持できる。 ○学習 ・飲食を節するとたいてい頭がはっきりして理解が早くなる。 ・ひとつのことを何度も繰り返すことで上達する
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久々にめぐり合った素敵な本でした。 ベンジャミンフランクリンと言えば、科学者、出版業者、哲学者、経済学者、政治家、アメリカ資本主義の父など多才であるゆえ、フレンチ、イタリー、スパニッシュを軽くマスターしてしまう人。 ここまでスゲーと何やらどこかの貴族とかお家がいい坊ちゃんだとか思...
久々にめぐり合った素敵な本でした。 ベンジャミンフランクリンと言えば、科学者、出版業者、哲学者、経済学者、政治家、アメリカ資本主義の父など多才であるゆえ、フレンチ、イタリー、スパニッシュを軽くマスターしてしまう人。 ここまでスゲーと何やらどこかの貴族とかお家がいい坊ちゃんだとか思ってしまうのだが、貧しく卑しい生まれであったとフランクリンはよく引き合いに出している。 そこで空っぽの頭で何で彼がこんなにすげーの?って考えてみた。 やぱチョー有名なフランクリンの十三徳でしょ。 1. 節制 飽くほど食うなかれ。酔うまで飲むなかれ。 2. 沈黙 自他に益なきことを語るなかれ。駄弁を弄するなかれ。 3. 規律 物はすべて所を定めて置くべし。仕事はすべて時を定めてなすべし。 4. 決断 なすべきをなさんと決心すべし。決心したることは必ず実行すべし。 5. 節約 自他に益なきことに金銭を費やすなかれ。すなわち、浪費するなかれ。 6. 勤勉 時間を空費するなかれ。つねに何か益あることに従うべし。無用の行いはすべて断つべし。 7. 誠実 詐りを用いて人を害するなかれ。心事は無邪気に公正に保つべし。口に出ですこともまた然るべし。 8. 正義 他人の利益を傷つけ、あるいは与うべきを与えずして人に損害を及ぼすべからず。 9. 中庸 極端を避くべし。たとえ不法を受け、憤りに値すと思うとも、激怒を慎むべし。 10. 清潔 身体、衣服、住居に不潔を黙認すべからず。 11. 平静 小事、日常茶飯事、または避けがたき出来事に平静を失うなかれ。 12. 純潔 性交はもっぱら健康ないし子孫のためにのみ行い、これに耽(ふけ)りて頭脳を鈍らせ、身体を弱め、または自他の平安ないし信用を傷つけるがごときことあるべからず。 13. 謙譲 イエスおよびソクラテスに見習うべし。 7つの習慣のコヴィー先生の言葉を借りるならば、ミッションステートメントって奴だね。 彼の最たるものは、毎日十三徳をチェックして日々の悪しき習慣を徹底的に排除し、良き行いを習慣にしてしまった点である。特に一定期間にどれか一つに注意を集中させ、その徳が習得できたら、また次の徳へといった具合でだ。 その徳たちは数百年たっても、彼の文章全体に宿り、たった一度の人生をどう生きるか、そのひとつの解を与えてくれる。文才というものがあるのも一役買ってはいるのだが、何より事細かに記されている彼の勤勉さ、節制、配慮の行き届いた人への接し方、彼の人となりが自己を振り返らせる機会となる。ここまで人は模範的に立派に生きられるだろうかとも思ったが、それこそ十三徳を追求していた結果なんだろう。勤勉さが彼を多才にし、節制が多くの富を生み出し、若い頃磨いた文才が彼を有利な立場に導き、決して争わない物腰柔らかい接し方が多くの友を連れてきた。 最初は何も持たざる者であった彼が、それなりの財産と素晴らしい名声を日々の努力で手に入れたという事実が僕を元気にさせてくれる本でした。
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科学者であるとともに出版業者、哲学者、経済学者、政治家、そして何よりもアメリカ資本主義の育ての親であったフランクリン(1706‐90)。その半生の記録
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