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フランクリン自伝 の商品レビュー

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67件のお客様レビュー

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    16

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  3. 3つ

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2013/08/01

フランクリンがどのようにフランクリンになったのか、 その秘訣が余す事なく公開されています。 自伝のため美化しているきらいはあるものの、 その「自己を律する能力・努力」は、 自分に甘いと自覚する私にガツンと喝を入れてくれます。

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2012/02/12

高校生のときに読みたかった本です。若くして家を飛び出して、いろいろな経験を積んだ著者の生き方にわくわくします。彼の13の徳目は自分の行動目標にもいちぶ取り入れて参考にしているのですが「頭が鈍るほど食べないこと」と第一の徳目に入れておきながら、表紙にあるようにデブなのはちょっといた...

高校生のときに読みたかった本です。若くして家を飛び出して、いろいろな経験を積んだ著者の生き方にわくわくします。彼の13の徳目は自分の行動目標にもいちぶ取り入れて参考にしているのですが「頭が鈍るほど食べないこと」と第一の徳目に入れておきながら、表紙にあるようにデブなのはちょっといただけないですね。

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2011/09/22

人の扱い方と自己の人格を陶冶する方法を知りたければ、ベンジャミン・フランクリンの自叙伝を読めばよい。読みはじめると、夢中になることは請け合える。また、アメリカ文学の古典でもある。(D・カーネギー『人を動かす』創元社・文庫版178頁)

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2013/04/29

奉公人からスタートし、印刷業で財を成し、 発明や科学実験、軍事、政治などでも活躍し、 幅広い業績を残したチートな人物の自伝。 アメリカ成功哲学の元祖であり、 明治時代の日本でも広く読まれ、 現代においても読む価値は十分にあるが、 18世紀のアメリカにおいては、 競争相手が少なく...

奉公人からスタートし、印刷業で財を成し、 発明や科学実験、軍事、政治などでも活躍し、 幅広い業績を残したチートな人物の自伝。 アメリカ成功哲学の元祖であり、 明治時代の日本でも広く読まれ、 現代においても読む価値は十分にあるが、 18世紀のアメリカにおいては、 競争相手が少なくて弱かった事も 留意しなければならないだろう。 元々出版する意図は無かったのか、 友人に渡した原本は全て失われており、 底本になっている孫が出版した版では、 最後の8ページが省かれていたらしい。 そこだけ主観的で愚痴っぽくなっているので、 あえて載せなかったんだろうと思う。 と、なんだかんだと重箱の隅をつついたが、 フランクリンほどの偉大な人物は史上希であり、 彼に学ぶ事が有意義である事は間違い無い。

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2011/09/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

節制し、勤勉に生きていれば成功するというメッセージを受け取った。 ベンジャミン・フランクリンに関して予備知識は全くなかったが、この本を読んで彼がどのように生きてきたのかを追体験できた。 内容は主に青年期から中年期までについて書かれており彼の誠実な人柄が読み取れる。 最後に、フランクリンがなぜこのように成功できたか、という問いに対して私はこう思う。周りを巻き込む力が彼に会ったのだと。 また、ジャントークラブという会を作り、読書家の人達を意見を交わす機会があった。きっと皆それぞれの意見を出し合うとても有意義な会で、皆が深い交流をもったであろう。私はそれをとても羨ましく思った。

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2018/10/14

「十三徳」と、巻末の「富に至る道」が面白かった。 これを世俗的と見るか、人生の真髄が表れていると見るかは、読者次第ということであろう。

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2011/08/06

 金言も多いが、全体的に冗長なので、エッセンスだけ集めた類似書の方がおすすめ。  時代背景を考えれば、このようなことを出きたので一国の宰相にまで上り詰めたのでしょうか。

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2011/08/02

よく考えるための10冊/思考技術のためのプラチナ・クラシックス http://readingmonkey.blog45.fc2.com/blog-entry-500.html 昔、フランクリン自伝を読み始めたがつまらないので途中で読むのをやめてしまった記憶があるが、ガラス管の実...

よく考えるための10冊/思考技術のためのプラチナ・クラシックス http://readingmonkey.blog45.fc2.com/blog-entry-500.html 昔、フランクリン自伝を読み始めたがつまらないので途中で読むのをやめてしまった記憶があるが、ガラス管の実験みたいな挿絵があったことくらいしか覚えていない。今回読んだら、挿絵もないし、話もおもしろかったので昔読んだ本は別の本だったのだろう。 「弁論家について」でも「慮り(おもんばかり)」の大切さにふれられていたが、こちらも処世術として頻繁にでてくる。 勤勉にすると周りからの評判がよくなるとか身も蓋もない理由もちゃんと書いてる。 この自伝に含まれる若者を教化する目的には年をとっているので該当しないが、単純におもしろかったのでよし。

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2011/07/12

人生あらゆる面で成功したじぃさんが、晩年になってから自慢しまくっているハナシ。僕はこんなにすごいことをしたが、それでも僕は謙虚で、勤勉で、万人から好かれているんだよ~~~で本を1冊書いちゃいましたって感じなのだが、面白かったので、星4つ。自慢をかくし切れないかわいさがあるので、き...

人生あらゆる面で成功したじぃさんが、晩年になってから自慢しまくっているハナシ。僕はこんなにすごいことをしたが、それでも僕は謙虚で、勤勉で、万人から好かれているんだよ~~~で本を1冊書いちゃいましたって感じなのだが、面白かったので、星4つ。自慢をかくし切れないかわいさがあるので、きっと本人もたくさんの人に愛されていたのじゃないかしらと思います。 それにしても、彼の才能は多様です。本でもとにかく「勤勉であること」が重要だと何度も何度も述べていますが、常に改善し、上を目指す姿勢はすごい。お酒もタバコも飲まず、女遊びもせず、浪費もせず、それでも人生を全力で楽しんでいる。幸福に関するいろんな本を読んだけれど、彼の自叙伝を読むと、幸福とはどうして訪れるかのヒントを得られるような気がします。 ベンジャミンフランクリンは13徳というのでも有名です。詳しくは、13の徳のリストをつくり、これを週に1つずつ守るように心がけ、表を作って、守れたかどうかを書き記していたそうです。 すばらしい方法だとは思うのだけれど・・・。なんというか、発想が斬新だと思いませんか? 彼の自叙伝でためになるところは、「人は他人からどう見えるかが大事」という考えが根底にある徳について書かれているところだと思います。小難しい「高徳な人」のイメージではなく、他人の中でうまくやり、自分の目標に達する方法を考え、それを実践しています。 でも、向上心の非常に低いわたしとは違う人種だなぁ・・・と思って終わったわたしはやはり成功しない人種なのであろう。 だけどね・・・ 彼は人とうまくやるためにあらゆつ技術を開発し、全力でその技術を取得していき、その結果としてすばらしい結果を産み出したわけなのだけれど、実は自分の息子とは絶縁していた時期もあるらしい。(これは本には載っていないです)やっぱり、家族との関係は、技術だけではうまくいかないのかな・・・。 さて、最後に、フランクリンの13徳を挙げておきます。 1.節制 飽くほど食うなかれ。酔うまで飲むなかれ。 沈黙 自他に益なきことを語るなかれ。駄弁を弄するなかれ。 規律 物はすべて所を定めて置くべし。仕事はすべて時を定めてなすべし。 2.決断 なすべきをなさんと決心すべし。決心したることは必ず実行すべし。 3.節約 自他に益なきことに金銭を費やすなかれ。すなわち、浪費するなかれ。 4.勤勉 時間を空費するなかれ。つねに何か益あることに従うべし。無用の行いはすべて断つべし。 5.誠実 詐りを用いて人を害するなかれ。心事は無邪気に公正に保つべし。口に出ですこともまた然るべし。 6.正義 他人の利益を傷つけ、あるいは与うべきを与えずして人に損害を及ぼすべからず。 7.中庸 極端を避くべし。たとえ不法を受け、憤りに値すと思うとも、激怒を慎むべし。 8.清潔 身体、衣服、住居に不潔を黙認すべからず。 9.平静 小事、日常茶飯事、または避けがたき出来事に平静を失うなかれ。 10.純潔 性交はもっぱら健康ないし子孫のためにのみ行い、これに耽(ふけ)りて頭脳を鈍らせ、身体を弱め、または自他の平安ないし信用を傷つけるがごときことあるべからず。 謙譲 イエスおよびソクラテスに見習うべし。 12の健康ないし・・・ってところがちょっと笑けるんだけど。 子作りだけじゃないってところがちゃっかりしてません?

Posted byブクログ

2011/07/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ベンジャミン・フランクリンは、毎晩自己反省をして13の重大な過失を発見した。そのうちの3つは、時間の浪費、小事にこだわること、他人に難癖つけたり、反論したりすることである。 賢明なベンジャミン・フランクリンは、これらの欠点を取り除かない限り、あまり向上できないことに気付いた。そこで彼は一週間ごとに沢山ある欠点の中から一つを取り上げ、連日戦うことにして、毎日の激しい戦いで、どちらが勝つか記録をつけた。このようにしてフランクリンは自分の欠点との戦いを2年間続けた。 彼がアメリカで最も敬愛され、第一に模範とされる人物となったのも決して不思議ではない。 ベンジャミン・フランクリンはすごい。おそらく欠点と戦った2年間はとてもきつかったと思う。しかしその2年間があったからこそ人格者として世間に知られるようになったと思う。 なかなか自分にはできないことだが、自分の「軸」となる本としていつまでもとっておこうと思う。

Posted byブクログ