恐るべき子供たち の商品レビュー
角川で夏の100冊に選ばれており、「こんなマイナーな本誰が選んだんや!?」とびっくり。 約2年ぶりに読みました。 詩人だけあって表現が独特ですねー。 文章全体からフランス!フランス!アンニュイ!ボンソワール、サヴァ?な 雰囲気がだだ漏れです。 09.08.31 再読 流れ星...
角川で夏の100冊に選ばれており、「こんなマイナーな本誰が選んだんや!?」とびっくり。 約2年ぶりに読みました。 詩人だけあって表現が独特ですねー。 文章全体からフランス!フランス!アンニュイ!ボンソワール、サヴァ?な 雰囲気がだだ漏れです。 09.08.31 再読 流れ星のような、薔薇の花のような文章。
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原文だとまた違った趣きがありそう。夢に入って遊ぶという表現が不思議だった。コクトーはこの作品を阿片中毒で入院中のうちのわずか17日間で書き上げたそうだ。ちょっと納得。
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岩波文庫で松ケンの表紙でジャケ買いしたんすけどねw 内容は…古典文学だけあってむつかしい! いつもみたいにスラスラ読めませんでした。 まだ一回しか読んでないから語れないけど、途中で読んでて怖くなったところがあった。 まさしく崩壊。壊れていく。 暇つぶしで軽い気持ちでは読めない...
岩波文庫で松ケンの表紙でジャケ買いしたんすけどねw 内容は…古典文学だけあってむつかしい! いつもみたいにスラスラ読めませんでした。 まだ一回しか読んでないから語れないけど、途中で読んでて怖くなったところがあった。 まさしく崩壊。壊れていく。 暇つぶしで軽い気持ちでは読めない本だと思った。 むーん、そのうち再チャレンジ。
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いつまでも幼い子どもたち。 大人になっても、純粋で残虐。 そんな悲しい子どものお話です。 最近、 「白昼の町中で若者が通行人切りつける!」的な、 猟奇的ニュースが配信されます。 家庭内での道徳教育の薄れが、 超自我形成の妨げとなり、 「良識」で判断出来ない人が...
いつまでも幼い子どもたち。 大人になっても、純粋で残虐。 そんな悲しい子どものお話です。 最近、 「白昼の町中で若者が通行人切りつける!」的な、 猟奇的ニュースが配信されます。 家庭内での道徳教育の薄れが、 超自我形成の妨げとなり、 「良識」で判断出来ない人が増えているのだと思います。 そんな時代に 警鐘をならすしているような気がしました。
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こわいです、これでコクトーにはまりました。最近光文社で新訳が出たみたいなので、そちらを買って読み直そうと思います。
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子供の世界って綺麗だけど残酷。凄まじいラストに衝撃を受けた。愛しているのにどうして壊してしまうんだ。
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タイトルが素晴らしい。シンプルだが引かれる。 しかし読んだあと、なぜこのタイトルだったのか疑問に思った。読み進めていくうちにタイトルや始まりの場面から想像した内容や展開にもズレが生じ、その思いは強まった。しかし読後、このタイトルの意味に気付いた。 年齢についてでは無い。そう、彼ら...
タイトルが素晴らしい。シンプルだが引かれる。 しかし読んだあと、なぜこのタイトルだったのか疑問に思った。読み進めていくうちにタイトルや始まりの場面から想像した内容や展開にもズレが生じ、その思いは強まった。しかし読後、このタイトルの意味に気付いた。 年齢についてでは無い。そう、彼らは子供だったのだ。
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四人の子供達の、壊れていく夢幻的な生活。健やかとも言える残忍性と聖性。姉が夢に聞く弟の最後の言葉「別れのベルをお聞きよ」が印象的です。
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エリザベート、ポール、ジェラール、アガートの四人の子供たちがパリの下町で繰り広げる夢幻的な背伸びした暮らし。
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「恐るべき」と思っているのは、私達で、彼らは、そんな事、ちっとも思っていなかったんですよ、きっと。そうならざるを得なくて。コクトーと言えば「フランスの詩人」と言うほうが印象深く、実は、この作品が、初めてのコクトーの書物でした。・・・小説は確か3作品しか書いていないと聞きました。裕...
「恐るべき」と思っているのは、私達で、彼らは、そんな事、ちっとも思っていなかったんですよ、きっと。そうならざるを得なくて。コクトーと言えば「フランスの詩人」と言うほうが印象深く、実は、この作品が、初めてのコクトーの書物でした。・・・小説は確か3作品しか書いていないと聞きました。裕福なブルジョア家庭に育ったコクトーが「そうである」のが興味深い書物だと思います。10代のウチに、読んで欲しい…(偉そうだぞ!オイ!)今も、また読みたい(笑)
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