太陽の塔 の商品レビュー
アホな大学生の手記。 間の抜けた男子学生の少しファンタジーがかった日常、そんな森見ワールドはデビュー作から既に。
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一風変わったでも探せば居そうな男子大学生のお話し。奇跡的にできた恋人にふられ、独り身が堪える大学5年目のだらけた生活が、綴られている。 大学生は、赤ちゃんの次に寝ているってホントにその通りだな。そういいつつ、勉強している感がある主人公の友人たちは偉い。 それにしても大学ってホント...
一風変わったでも探せば居そうな男子大学生のお話し。奇跡的にできた恋人にふられ、独り身が堪える大学5年目のだらけた生活が、綴られている。 大学生は、赤ちゃんの次に寝ているってホントにその通りだな。そういいつつ、勉強している感がある主人公の友人たちは偉い。 それにしても大学ってホントに自由で良かったなー。人生を謳歌するその時間があったからこそ、次のステップに踏み出せる。中学生の頃とか、大学に行く意味がわからなかったけれど、子供には大切な所だと言い聞かせたい。
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面白かった。飾磨の「これは俺のゴンドラ」のくだりは特に好き。笑った。全体的に濃いキャラばかりだけど、みんな突き抜けてて良い。で、後半の切ない感じがホロリときて、いっそう良かった。男子では、ありませんが楽しく読めました。
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京大5回生の森本は「研究」と称して自分を振った女の子の後を日々つけ回していた。男臭い妄想の世界にどっぷりとつかった彼は、カップルを憎悪する女っ気のない友人たちとクリスマス打倒を目指しておかしな計画を立てるのだが…。 _____ 森見ワールドっぽい、ひょうひょうとした内容。 ただ...
京大5回生の森本は「研究」と称して自分を振った女の子の後を日々つけ回していた。男臭い妄想の世界にどっぷりとつかった彼は、カップルを憎悪する女っ気のない友人たちとクリスマス打倒を目指しておかしな計画を立てるのだが…。 _____ 森見ワールドっぽい、ひょうひょうとした内容。 ただ読んでもあまり記憶に残らないというか、感情が入らないというか… 相性が悪かったのかな? 残念!
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うん、くだらない、面白い、ちょっと切ない。笑 デビュー作からワールドが出来上がっていたとは。 なんだかんだであっという間に読了。 ええじゃないか~ラストの雰囲気がとても好き。
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【読了】もてない大学生の妄想と手記。主人公のねじれた思考とそれを表現する文体が自分に合わず、読むのが辛かった。これにマッチする人が読めばユーモアが笑える小説なんだろうけど、私はクスリとも笑えなかった。
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私が高校生の時分、にわかに森見登美彦ブームが起こった。私の高校では夜は短し歩けよ乙女がきっかけになった作品であったと記憶しているが、個人的には森見の処女作である太陽の塔が一番の傑作であると、今の作品と比べてもそう思う。読み終わったあと、この作品が処女作であるということを巻末の書評...
私が高校生の時分、にわかに森見登美彦ブームが起こった。私の高校では夜は短し歩けよ乙女がきっかけになった作品であったと記憶しているが、個人的には森見の処女作である太陽の塔が一番の傑作であると、今の作品と比べてもそう思う。読み終わったあと、この作品が処女作であるということを巻末の書評で知り、森見は大変なことをしたなーと高校生であった洟垂れ青二才の小童であった私は、まさに年寄りの冷や水な老婆心を発揮し彼の今後を危惧したものである。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
この頭脳明晰な京大生達の生活はとことんしょうもないのに、いや、しょうもないこともない、むしろ、なんか羨ましい!という気にもなってくる不思議。。 研究と称するストーカー行為、恋敵に贈るゴキブリキューブ、クリスマスを呪う、ええじゃないか騒動・・・あぁ、心底どうでも良い。どうでも良いけど読んじゃう! むさ苦しい男臭の漂う現実と、美しいファンタジーの間を行ったり来たり。夢を見ているような感覚。ベッドで横になって読んでると本当に夢の中だったという事が何度かあった。 ----------------------------------------------- 【あらすじ:「BOOK」データベースより】 何かしらの点で彼らは根本的に間違っている。なぜなら私が間違っているはずがないからだ、と宣う、ひねくれた学生の夢想を描いたデビュー作。 ・第15回日本ファンタジーノベル大賞大賞受賞作。
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相変わらず男くさいww 他の話に比べるとそこまで私の中ではヒットしなかったけれど、 文体が好きです。 すごく、娯楽的。
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