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太陽の塔 の商品レビュー

3.5

189件のお客様レビュー

  1. 5つ

    34

  2. 4つ

    53

  3. 3つ

    63

  4. 2つ

    12

  5. 1つ

    12

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2015/02/08

全体的におもしろかったけど、他の作品に比べるとファンタジーということもあって少し切れ味が悪いかなって思いました 後半部分が特に。 でも、あの四人が面白かったです(^-^)

Posted byブクログ

2015/01/15

 図書館より  京都大学の5回生の森本の回りで起こるドタバタを描いた小説。  もてない京大生の理屈っぽい僻み、妬み、嫉みを独特の文体や表現で、 そしてそうしたマイナスの感情がユーモラスに昇華されていて 森見さんってデビュー作からこんな感じだったんだなと(褒め言葉です)安心し、...

 図書館より  京都大学の5回生の森本の回りで起こるドタバタを描いた小説。  もてない京大生の理屈っぽい僻み、妬み、嫉みを独特の文体や表現で、 そしてそうしたマイナスの感情がユーモラスに昇華されていて 森見さんってデビュー作からこんな感じだったんだなと(褒め言葉です)安心し、振られた昔の彼女を研究し(本人いわくストーカーではなく高尚な研究)、クリスマスの街に悪態をつく主人公の姿に何度もにやりとしながら読み進めました。  ファンタジーの賞を受賞した作品ですが、ファンタジー要素はかなり薄め。主人公の追いかける彼女がファンタジーっぽいと言えばそうなのですが、彼女自身あまり話に絡んできません。  言ってしまえば主人公の思考や妄想が一種のファンタジーなのかもしれません。  終盤が少しとっ散らかった印象で少し粗さがあるかな、と思いましたが、森見さんらしさは十二分に楽しめた作品でした。 第15回日本ファンタジーノベル大賞

Posted byブクログ

2014/02/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

森見ワールドの原点とも言えるデビュー作。 実は僕自身、森見氏と同じ学校に10年以上通っている。 だからだろうか、森見ワールドはフィクションだというのに妙なリアリティを持って迫ってくる事がある。 ちなみに今作でのお気に入りは(主人公はさておき)植村嬢である。「邪眼」という命名の存在感もあるが、世話焼きで情にあつそうな風情が漂っているところがよい。

Posted byブクログ

2014/02/12

「これは俺のゴンドラ」(本書の一文より)本書は全ての観覧車ゴンドラマニアに送る一冊!ではなく,古都京都を舞台とした後ろ向きな青春群像劇である。妄想力と詭弁を武器に,ふられた恋人を追い続ける主人公(大学5回生)の間違いだらけの物語。京都の街の情景に思いを馳せつつ,読破後はええじゃな...

「これは俺のゴンドラ」(本書の一文より)本書は全ての観覧車ゴンドラマニアに送る一冊!ではなく,古都京都を舞台とした後ろ向きな青春群像劇である。妄想力と詭弁を武器に,ふられた恋人を追い続ける主人公(大学5回生)の間違いだらけの物語。京都の街の情景に思いを馳せつつ,読破後はええじゃないかと思える一冊。 *推薦者(図職)A.M. *所蔵情報 http://opac.lib.utsunomiya-u.ac.jp/webopac/catdbl.do?pkey=BB00297054&initFlg=_RESULT_SET_NOTBIB

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2014/02/08

「すべての失恋男たちに捧ぐ」と帯にある。ふむ。ふむふむ。 太陽の塔の絡みようがとてもよい。 次の作品も読みたいと思わせる、森見ビギナーにはとてもよい本であった。 しかし、Gキューブ…

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2013/12/22

あまり好きじゃないけど、まあ、おもしろかった。あまり好きじゃないけど、でも、おもしろいっちゃーおもしろかった。ただ、んー、あんまり好きじゃないけど。

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2013/08/30

一度読んだ作品なのに、ほとんど記憶に残っていなかった…。しかも、よくわからないまま読了。 ちょっとニガテ。

Posted byブクログ

2013/08/11

森見さんの本は何冊か読んでてどれも面白かったけど、この本の文体はちょっと苦手かも。 自分的に読み辛くて、頭にすんなり入ってこなかった…残念。 でも、森見さんの作品は好きなので、また違うの読むぞー

Posted byブクログ

2013/08/04

独特の語り口が面白く、現実と妄想が交錯する文章に幻惑されました。個性的な登場人物達のエピソードが楽しくて、思わず笑ってしまいました。

Posted byブクログ

2013/07/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

アニメの有頂天家族を見てみたらおもしろかったので、森見作品に一からチャレンジ。 ファンタジーノベル大賞を受賞した作品とのことだったが、ファンタジー感というよりは大学生のダメな感じに埒があかない生活の描写ぶりの方が印象に残った。 堅苦しい文章なのにところどころ笑えて、人物たちの変人奇人ぶりがツボに入ってきておもしろかった。 京都の土地勘があればさらに楽しめそうだなぁ。

Posted byブクログ