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はじめの一歩を踏み出そう の商品レビュー

4.2

116件のお客様レビュー

  1. 5つ

    43

  2. 4つ

    39

  3. 3つ

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2020/09/24

起業する人が失敗しがちなことをきちんと想定して、それに対してどうすべきかを提示する。 会話形式で書かれており、全くの素人にも分かりやすいものになっている。 特に予定はないが、自分が起業するとしたら…と空想して楽しめた。 ハウツーというよりは座右の書といったところだろうか。小さく始...

起業する人が失敗しがちなことをきちんと想定して、それに対してどうすべきかを提示する。 会話形式で書かれており、全くの素人にも分かりやすいものになっている。 特に予定はないが、自分が起業するとしたら…と空想して楽しめた。 ハウツーというよりは座右の書といったところだろうか。小さく始めたい人におすすめ。

Posted byブクログ

2020/08/17

スモールビジネスに陥りがちな全て自分で仕事をしてしまうことを注意喚起している。 職務を分けて仕事が回るようなシステムを作るのが経営者として仕事である。職人、マネジャー、起業家という人格を使い分けること。

Posted byブクログ

2020/07/29

嫌な仕事なんてそもそも存在しない。 仕事が嫌な人間がいるだけのことさ。 嫌な仕事をやらせられることになれば、言い訳を探したくなるからね。 そういう人間は仕事のことを、自分を試すチャンスとは見ずに、自分に与えられた罰だと考えてしまうんだよ。 従業員がそんなことを考えれば仕事はつまら...

嫌な仕事なんてそもそも存在しない。 仕事が嫌な人間がいるだけのことさ。 嫌な仕事をやらせられることになれば、言い訳を探したくなるからね。 そういう人間は仕事のことを、自分を試すチャンスとは見ずに、自分に与えられた罰だと考えてしまうんだよ。 従業員がそんなことを考えれば仕事はつまらなくなってしまうし、 顧客から見て魅力的な起業に見えるはずがない。これでは、 目指す方向とは正反対になってしまう。 私が思うに、自分たちがカーテンを閉めて先入観が決めているだけに過ぎない。正しくは、それが自分にとってどうなのかということをいろいろな人の視点や期間を入れてもっと俯瞰して考えるべきだと思う。 個人のレベルで判断しているうちは全く成長しないし、成長しなければ、何も豊かにはなりはしない。 そもそも成長とは、挑戦です。未知のものに取り組むからこそ成長するのです。

Posted byブクログ

2020/03/29

本書で述べられていたことは、システムを作ることの重要性。 このことは、キャッシュフローグラドラントの」SからBに行くとき」や、ビジョナリーカンパニーの「時を告げる者ではなく、時計を作る」、に近しいものだった。 結局は、自分がいないと回らない会社は、ダメということ。 従業員を雇う難...

本書で述べられていたことは、システムを作ることの重要性。 このことは、キャッシュフローグラドラントの」SからBに行くとき」や、ビジョナリーカンパニーの「時を告げる者ではなく、時計を作る」、に近しいものだった。 結局は、自分がいないと回らない会社は、ダメということ。 従業員を雇う難しさだったり、会社の仕組みを作る難しさ。こればっかりは実際に自分でやってみないと分からない。 いいタイミングで読めた。

Posted byブクログ

2020/03/07

これから起業をするにあたり、思考の順序であったり事業の進め方の参加になった。 起業家、マネージャー、職人の3つの役割を考えることが、スモールビジネスを遂行するにあたり非常に重要であると気づけた。 聞いたことは忘れてしまうが、見たものは記憶に残る。しかし、自ら実践しないかぎりは...

これから起業をするにあたり、思考の順序であったり事業の進め方の参加になった。 起業家、マネージャー、職人の3つの役割を考えることが、スモールビジネスを遂行するにあたり非常に重要であると気づけた。 聞いたことは忘れてしまうが、見たものは記憶に残る。しかし、自ら実践しないかぎりは、何も理解することはできない。

Posted byブクログ

2020/02/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

良本です。段階的に成長していく企業の説明などがまとめてあります。 その中でも、お気に入りは。 フランチャイズに学ぶ「事業のパッケージ化」という考え方。 フランチャイズという制度は昔から存在していて、有名な商品を 一定のエリア内で取り扱う権利を売買するという仕組みは、 広大な米国市場で流通コストを抑えながら販売するのに優れた方法で、 コカ コーラなどが採用していた。 しかし、マクドナルドは発想の転換をして、フランチャイズを商標に限定せずに 事業を行うために必要な仕組みを全体に販売したのである。 マクドナルドのフランチャイズの考え方としては、誰でもハンバーガーが作れるような 仕組みが整っていること。 経営者が監督するもとで、アルバイトの高校生などでもテキパキと働くことが できるという点である。 事業を拡大するにあたって、大事な判断以外はアルバイトなどで補うという 今では一般的な考え方ですが、昔はあまり馴染みがなかったのですね。。。

Posted byブクログ

2019/09/07

# 書評☆3 はじめの一歩を踏み出そう | 起業成功の秘訣はシステム化 ## 概要 - 書名: はじめの一歩を踏み出そう - 副題: 成功する人たちの起業術 - 著者: マイケル・E. ガーバー - 出版日: 2003-06-01 - 読了日: 2019-09-06 Fri -...

# 書評☆3 はじめの一歩を踏み出そう | 起業成功の秘訣はシステム化 ## 概要 - 書名: はじめの一歩を踏み出そう - 副題: 成功する人たちの起業術 - 著者: マイケル・E. ガーバー - 出版日: 2003-06-01 - 読了日: 2019-09-06 Fri - 評価: ☆3 - パーマリンク: https://senooken.jp/blog/2019/11/01/ ## 評価 過去にコミック版の「[コミック版 はじめの一歩を踏み出そう](https://senooken.jp/blog/2019/08/16/)」を読み,興味を持った。そのため,元となった本書を読んでみた。 コミック版との比較となるが,コミック版は本書をかなり忠実に漫画に落とし込んでいるように感じた。そのため,本書を読んで詳細な重要な部分を何かしらえられるかと思ったのだが,特にそういうものはなかった。コミック版でも十分だった。 書籍の内容は,事業を成功させるための秘訣を,パイ屋で独立したものの疲弊してしまっているサラとの対談形式で,説明している。 起業家,マネージャー,職人の3種類の人格をうまく制御し,見過ごされている起業家とマネージャーの人格を呼び起こす。さらに,事業を拡大するために,事業のパッケージ化,システム化をうまく行うことを強調していた。 たしかに,それはそうだと感じた。事業を始めるには自分の人生の目標は何であるかを考えて立てる必要があると書いてあった。ここが一番難しく,具体的な行動を起こすのが難しいのだけれど…。 訳者あとがきにあるのだが,米国の起業家向け雑誌「Inc.」の成長企業500社のCEOを対象にしたアンケートで,「7つの習慣」第二位,「ビジョナリー・カンパニー」第三位といった有名なビジネス書を差しおいて,第一位に選ばれている。 その割にはかなり読みやすい本だった。本当にこれがそんなにいいのかと若干心配になるくらいだった。 ## 結論 起業成功の秘密が書かれた全米で人気の本だった。 コミック版を読み,より詳細な内容を知りたかったので元となった本書をあたったのだが,当然ながらコミック版と内容はほぼ同じであり,どちらを読んでも著者のいいたいことは十分伝わると思った。 ただ,こういうテクニックの本ばかり読んでも具体的な行動を起こすのは難しい。始めるに当たって,何をどうすればいいのかという具体的なところを学ぶ必要があると感じた。 人生の目標だとかは分かるのだけれど,抽象的すぎて具体的に始められない。そんな高尚なもの簡単には思いつかない。 本書に書いてある職人気質な自己満足的なところから脱出した目標を立てるのは,凡人には難しいのではないかと感じた。

Posted byブクログ

2019/08/17

 成功した経営者は、大切な知識や情報を従業員と共有するために多大な努力を費やしている。彼らが的確な言葉を選んで、伝える才能に恵まれているということではない。すべてを言葉で表現することは困難だろう。しかし、言葉の裏側にあるビジョンや高邁な目標、優れた倫理観が、経営者の体や声からにじ...

 成功した経営者は、大切な知識や情報を従業員と共有するために多大な努力を費やしている。彼らが的確な言葉を選んで、伝える才能に恵まれているということではない。すべてを言葉で表現することは困難だろう。しかし、言葉の裏側にあるビジョンや高邁な目標、優れた倫理観が、経営者の体や声からにじみ出すように、従業員へと伝えられているからこそ、彼らは成功を収めているのである。 ・起業家は「事業が成功するにはどうするべきか?」を考え、職人は「何の仕事をするべきか?」を考えている。 ・起業家にとって、会社とは顧客に価値を提供する場所である。その結果、利益がもたらされる。職人にとって、会社とは自己満足のために好きな仕事をする場所である。その結果として、収入がもたらされる。 ・起業家は、最初に会社の将来像を確立したうえで、それに近づくために、現状を変えようとする。一方で職人は、不確実な将来に不安を抱きながらも、現状が維持されることをただ願うばかりである。 ・起業家は、まず事業の全体像を考えてから、それを構成する部品を考える。しかし、職人は、事業を構成する部品を考えることから始まり、最後に全体像がつくられる。 ・起業家は全体を見渡すような視点をもっているが、職人の視点は細部にこだわりがちである。 ・起業家は自分の描く将来像から逆算して現在の自分の姿を決めるが、職人は現在の自分を基準に将来の自分の姿を決めてしまう。  大学時代の心理学の授業で似たような話を聞いたことがある。それは、ある子供が同じ行動をとっているにもかかわらず、怒られたり褒められたりする例であった。こんな親をもった子供は悲惨である。自分に何を期待されていて、どのように行動すればよいのかがわからなくなってしまう。同じように顧客も戸惑いを感じているのである。  子供なら、親とともに暮らすしか選択肢はない。しかし、顧客は他のどこにでも行くことができる。そして、実際にどこかの店に行ってしまう。商品・サービスの質が高いことも大切だが、それ以上にいつも同じ商品・サービスを提供し続けることのほうがずっと重要なのだ。  他の人に任せてもうまくいくような事業をつくろう。  どこでも誰でも、同じ結果が出せるような事業の施策モデルをつくるところから始めよう。  事業とは、あなたとは別の独立した存在だ。それはあなたの努力の成果であり、特定の顧客にニーズを満たす機会であり、あなたの人生をより豊かにする手段である。  事業とは、多くの部品から構成されたシステムであり、ライバルとは明確に差別化されたものであり、顧客の問題を解決するものである。 ・どうすれば他の人に任せても、事業が成長するだろうか? ・どうすれば自分が現場にいかなくても、従業員は働いてくれるだろうか? ・どうすれば事業をシステム化できるだろうか?システム化された事業では、五千カ所に店を出すとしても、一カ所目と同じことを繰り返すだけで、スムーズに出店できるはずである。 ・どうすれば自分の時間を確保しながら、事業を経営できるだろうか? ・どうすればやらなければならない仕事に追われることなく、やりたい仕事に時間をあてることができるだろうか?  7つのステップ ステップ① 事業の究極の目的を設定する ステップ② 戦略的目標を設定する ステップ③ 組織戦略を考える ステップ④ マネジメント戦略を考える ステップ⑤ 人材戦略を考える ステップ⑥ マーケティング戦略を考える ステップ⑦ システム戦略を考える

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2021/08/08

 成功した経営者は、大切な知識や情報を従業員と共有するために多大な努力を費やしている。彼らが的確な言葉を選んで、伝える才能に恵まれているということではない。すべてを言葉で表現することは困難だろう。しかし、言葉の裏側にあるビジョンや高邁な目標、優れた倫理観が、経営者の体や声からにじ...

 成功した経営者は、大切な知識や情報を従業員と共有するために多大な努力を費やしている。彼らが的確な言葉を選んで、伝える才能に恵まれているということではない。すべてを言葉で表現することは困難だろう。しかし、言葉の裏側にあるビジョンや高邁な目標、優れた倫理観が、経営者の体や声からにじみ出すように、従業員へと伝えられているからこそ、彼らは成功を収めているのである。 ・起業家は「事業が成功するにはどうするべきか?」を考え、職人は「何の仕事をするべきか?」を考えている。 ・起業家にとって、会社とは顧客に価値を提供する場所である。その結果、利益がもたらされる。職人にとって、会社とは自己満足のために好きな仕事をする場所である。その結果として、収入がもたらされる。 ・起業家は、最初に会社の将来像を確立したうえで、それに近づくために、現状を変えようとする。一方で職人は、不確実な将来に不安を抱きながらも、現状が維持されることをただ願うばかりである。 ・起業家は、まず事業の全体像を考えてから、それを構成する部品を考える。しかし、職人は、事業を構成する部品を考えることから始まり、最後に全体像がつくられる。 ・起業家は全体を見渡すような視点をもっているが、職人の視点は細部にこだわりがちである。 ・起業家は自分の描く将来像から逆算して現在の自分の姿を決めるが、職人は現在の自分を基準に将来の自分の姿を決めてしまう。  大学時代の心理学の授業で似たような話を聞いたことがある。それは、ある子供が同じ行動をとっているにもかかわらず、怒られたり褒められたりする例であった。こんな親をもった子供は悲惨である。自分に何を期待されていて、どのように行動すればよいのかがわからなくなってしまう。同じように顧客も戸惑いを感じているのである。  子供なら、親とともに暮らすしか選択肢はない。しかし、顧客は他のどこにでも行くことができる。そして、実際にどこかの店に行ってしまう。商品・サービスの質が高いことも大切だが、それ以上にいつも同じ商品・サービスを提供し続けることのほうがずっと重要なのだ。  他の人に任せてもうまくいくような事業をつくろう。  どこでも誰でも、同じ結果が出せるような事業の施策モデルをつくるところから始めよう。  事業とは、あなたとは別の独立した存在だ。それはあなたの努力の成果であり、特定の顧客にニーズを満たす機会であり、あなたの人生をより豊かにする手段である。  事業とは、多くの部品から構成されたシステムであり、ライバルとは明確に差別化されたものであり、顧客の問題を解決するものである。 ・どうすれば他の人に任せても、事業が成長するだろうか? ・どうすれば自分が現場にいかなくても、従業員は働いてくれるだろうか? ・どうすれば事業をシステム化できるだろうか?システム化された事業では、五千カ所に店を出すとしても、一カ所目と同じことを繰り返すだけで、スムーズに出店できるはずである。 ・どうすれば自分の時間を確保しながら、事業を経営できるだろうか? ・どうすればやらなければならない仕事に追われることなく、やりたい仕事に時間をあてることができるだろうか?  7つのステップ ステップ? 事業の究極の目的を設定する ステップ? 戦略的目標を設定する ステップ? 組織戦略を考える ステップ? マネジメント戦略を考える ステップ? 人材戦略を考える ステップ? マーケティング戦略を考える ステップ? システム戦略を考える

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2019/07/15

僕自身色々な事業のスタートアップをしてきたので、事業のスタートから定着するまでのざっくりした流れはわかるのですが、「ボヤッとした全体像」が「ハッキリと見える」ようになりました。 特に ・将来の組織図を作り役割を明確にすること ・組織図に沿って役割を明確にし契約書に署名するこ...

僕自身色々な事業のスタートアップをしてきたので、事業のスタートから定着するまでのざっくりした流れはわかるのですが、「ボヤッとした全体像」が「ハッキリと見える」ようになりました。 特に ・将来の組織図を作り役割を明確にすること ・組織図に沿って役割を明確にし契約書に署名すること ・全ての業務において最善の仕組みを作り誰でも活用できるようにすること はスーと響きました。 これを読んでから僕に芽生えたのは、 「事業改善に対するエナジー」です。 早速、現在の仕事、転職予定の仕事、身内の仕事で実践して効果検証していきます。 ただ改善できる気しかしません。

Posted byブクログ