三国志(九の巻) の商品レビュー
この巻では、遂に関羽…
この巻では、遂に関羽が死ぬのですが、その死の描き方がさすが北方だと思います。あっさりと書くのですが、それが逆にとても印象に残ります。
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漢中を取り、乗りに乗…
漢中を取り、乗りに乗っていた劉備軍だったが、この巻の最後で遂に関羽が討たれる。『日本の武士だったら切腹してるとこだなぁ』なんて思いながら関羽の最期の場面を読んでいた。それほど、もうどうしようもない状況でも最後の最後まで戦い抜く。もしかしたら、そこにも三国志の魅力が隠されているのか...
漢中を取り、乗りに乗っていた劉備軍だったが、この巻の最後で遂に関羽が討たれる。『日本の武士だったら切腹してるとこだなぁ』なんて思いながら関羽の最期の場面を読んでいた。それほど、もうどうしようもない状況でも最後の最後まで戦い抜く。もしかしたら、そこにも三国志の魅力が隠されているのかもしれないと思った。
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雪原に散った英傑の雄…
雪原に散った英傑の雄姿。今まさに、劉備が宿敵曹操と肩を並べようとしている飛躍のときに。完璧であったはずの孔明の戦略。関羽が許都に圧力をかけ、その間に雍州、涼州を奪れるはずであった。しかし、完璧であったことこそが、唯一にして最大の弱点。非凡な才を持つものには見えない、信義に厚いもの...
雪原に散った英傑の雄姿。今まさに、劉備が宿敵曹操と肩を並べようとしている飛躍のときに。完璧であったはずの孔明の戦略。関羽が許都に圧力をかけ、その間に雍州、涼州を奪れるはずであった。しかし、完璧であったことこそが、唯一にして最大の弱点。非凡な才を持つものには見えない、信義に厚いものには考えつかない、人の弱さと愚かさ。曹操ですら読めなかったその隙を見事についた司馬懿。同盟国の裏切り、自軍の裏切り、失くした拠点、使い物にならなくされた城、残酷すぎる罠が関羽を追い詰める。桃園より駆けに駆け、雌伏のときを耐えてきた
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劉備軍に加わる馬超。…
劉備軍に加わる馬超。漢中侵略を目論む曹操。そして迎え撃つ劉備。すべてが孔明の戦略通りに進んでいたが……。劉備、張飛と離れたまま散ってしまった関羽。本当は二人に会いたかっただろうな。
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シリーズ第9作である…
シリーズ第9作であるこの巻ではついに関羽が死にます。ますます目が離せなくなります。
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曹操に敗れ、五斗米道…
曹操に敗れ、五斗米道に身を寄せる馬超は、教祖・張魯の言に従い成都へ。孫権軍を破り、劉備討伐を目論む曹操と孔明とともに迎え撃つ劉備。関羽は荊州の大地に没す。北方三国志第九巻。
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北方三国志の第九巻。…
北方三国志の第九巻。天下三分の計により三国時代に突入する。軍師の力が重要になってきた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
曹操に破れた馬超が生還し漢中へ入り、劉備の元へ。 世捨て人のような考えながら活躍する。 魏や呉は次世代の若者に主役が移っていく感じ。 蜀の躍進が続いたが、巻末で関羽が戦死し孔明の戦略も頓挫する。
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寂しく去っていく将を見るのは辛いものだ。 それと同時に馴染んでいた敵将が、あっさりと破れて死んだり病死したりするのは私にとっては同じくらい辛いものであるのだが、その辺はあまり描かれないことが多く、これまた淋しいことである。 敵将ながらあっぱれな将もいるのだが。
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再読。 あぁ、関羽が亡くなってしまったじゃないか。 まだ9巻だよ。 時代が終わっていくよ… 次巻へ
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