人形式モナリザ の商品レビュー

森博嗣(著者)

2021/03/08

Vシリーズ第ニ作。
第一作より面白かったです。

保呂草さん、前作では別人のなりすましで、
実質本作が初陣って感じでしたが、
やはり一筋縄ではいかない人でしたね。

途中までは、「今作では目立たないな」と思ったりしましたが…

2021/02/05

単純な私は犯人がわかりませんでした…

しかもラストに向かうにつれて？が増えました。

Vシリーズは私には難しく感じます。

次作は面白く読めたらいいな。。

2021/01/30

Ｖシリーズ第2弾。
そろそろ面白くなってくるか〜と期待しながら読み進める。いつものメンバーのやりとりにも慣れてきたけど、この軽さにいまいち入り込めないな〜。
でも、紅子と林、紅子と保呂草の関係性が今後どうなるのか気になるから、もう少し読んでみようかな。。

2021/01/19

トリックは見事だなと感じる。最後に説明されて、なるほどと納得しました。また林や紅子、七夏の複雑な関係や保呂草の行動なども面白く感じました。

2020/10/31

殺人のトリックよりもそれ以外の謎が気になる作品でした。
また、主要人物も今回登場の人物も人間関係が複雑で特に岩崎家の人々は何度も確認し直しました。
でもやはり面白い。
S&Mシリーズに比べてページ数も少ないからサクサク読めます。

2020/10/09

面白かったけど、やっぱり覚えてなーい！
カバのアトラクションのシーン、てっきり黒猫の三角だと思ってたもんな。保呂草さん違い。

祖父江さんが出てきて、紅子さんとのやり取りが緊張感あって面白い。捨てたおもちゃの件とか、的確だしなんだかカッコよくて好き。この二人のやりとりを読むのが好きって、正直ひねくれてるって自分でも思う。
あとは、れんちゃん、しこさんの掛け合いだな！しこさんの冴えてるところは本当にはっとするし、二人ともお互いに対して絶妙に毒を含んだ物言いするから面白い。遠慮なくて好き！

最後のオチは、本当に分かんないんだわ…残念ながら…そういう意味では、解説で言ってるみたいに重要なところは全然分かってないんだと思うけど、それでも面白いってすごくない…？

p.162「ようするに、悪魔だの亡霊だのってのは、人形みたいなもんで、後ろに必ず操ってる人間がおるんよ。それが見えんようになってしまういうのが、つまり宗教やん。あるいは、教祖様みたいに自分を人形と化して、誰かに操られているような振りをしたりもしちゃうわけだよ。あ、舌噛んだ」「うわ、しこさん、まともじゃん」

2020/08/30

｢言葉こそが、悪魔であり、神であり、私たちの罪でもある。でも、そこにしか、真理はない｣

ほんとその通り。

2020/08/21

面白かった。
森ミステリィらしさ満載。紅子が弱さを見せる。人形をテーマに最後まで駆け抜けるお話でした。

2020/04/06

続けて再読。

本を読んでいると多々感じる事だけれど、人間ってすごく怖い。
今回みたいに何かを盲信し過ぎて、精神鑑定が必要なくらいこわれてしまう、こうなるともうどんなに論理的な説明や事実を突きつけてもその人に事実が見えることはなくなってしまう。
こんな時、どうしたらいいんだろう？っていつも答えが出ない問題に突き当たる。今回もまた、答えは見つけることはできなかった。

2020/03/01

再読。といっても久しぶりに再読したので内容はすっかり忘れていた。今作のテーマは色々とあるが特に人形が犯人に至るための重要なテーマにしてキーワードだと思う。それにしても林さん、とても罪な男…。でもそんな彼に痺れてしまう紅子さんの気持ちがなんとなーくわかってしまう…。