蒲団・一兵卒 の商品レビュー

田山花袋(著者)

2009/10/04

『蒲団』しか読んでいませんが、、

これはおもしろい。
あっという間に読んじゃいました。うすいし。
ていうか、こんなに葛藤するもんかね。恋って。

2011/05/12

中年の文学者である主人公竹中時雄が弟子である横山芳子という女をさまざまなる矛盾に満ちながらも恋い焦がれていく。

温情な保護者としての時雄と、醜悪と性欲に満ちた時雄の二面性は恐ろしいほどに人間味を出していて、とてつもない共感の念を感じる。

花袋という人間の書く作品は、まだこの蒲団、一兵卒しか読んでいないのだが、どうにも彼を表すうえで最も重要で適当な言葉は「人間臭さ」であると思えた。

2009/10/04

女弟子に恋をして、その恋に破れる男の話。想いを告げる事も出来ず、彼女の残していった布団に顔を埋め、その残り香に酔いしれる男。中年男と少女（若い女性）ってどうしてこんなにも文学作品のモチーフになるんでしょう。男のロマンなのかな。（多分違う）

2009/12/30

蒲団。弟子に恋した作家の話です。主人公が間抜けですね。しかし人間誰しもそんなものかもしれないです。Love is blind。一兵卒は虚しいです。

2009/10/04

昔の本だけどやっぱ名著はおもしろい！
なんだか自分と重なるところがあったりして…
時雄・芳子・両親・田中　この４人の誰かに感情移入しちゃった人がきっとたくさんいたんだろうな☆

2009/10/04

キモイ。
ラストシーンがひたすらキモイ。いっそ爽快なまでにキモイ。
これを世の中で妄想というに違いないわ。

2009/10/04

不倫の恋の話。夏目漱石の本の中で話題になっていたので読んでみた。主人公の言動にいらいらしてしまった。

2009/10/04

主人公以外は描写不足もあって、キャラが弱い（田中時雄に関しては、描写が緩いことがいい味出している気もするが）という批判があるらしいけど、それは分かる。でも、「俺、蒲団の匂い嗅いじゃったよ」っていう告白ができること自体はなかなか現代的なセンスをしていると思う。これが書ける奴は愛されるリーダーになれると思う。テンポよく結構楽しく読めたので良かった。一兵卒のほうはよくわからん。全然おもんない。

2009/10/04

堅物の作家が不倫に溺れていく心情が赤裸々に語られていて、その気持ちは時代を超えて共感をかきたてます。

2009/10/04

うじうじしてる男は
見てて暴れたくなります。
彼女の蒲団にくるまって泣くとか正直引くだけですよ。そんな情緒いらんよ。