アムリタ(上) の商品レビュー
長編小説です。「家族愛」「姉妹弟愛」「友情」がテーマです。主人公は記憶を失くして取り戻す話は「哀しい予感」みたいですが、趣向は違った感じです。吉本作品の割には登場人物が多いのはめずらしい。
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好きだなぁ、これも。英語版を読んで「アムリタ」がサンスクリット語だってわかったんだけど、読み落としてるのかな?
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久しぶりのバナナ。久しぶりの長編。少し回りくどくて、しつこいなっていうところもあったけど、こういう設定はとても好き。「不思議なめぐり合い」「理不尽な別れ」人生はそれでできているのだなぁとそんな気分になった。サンドイッチ屋さん、わたしもやりたい。。。
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主人公の日常に少しずつ、不思議な力が加味されていく。妹の死の記憶とか、妹の彼氏の存在とか、母の恋人とか、弟の超能力とか。その果てには何があるのだろうかと、下巻に穏やかに期待を募らせていく。
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家族も自分も、絶えず壊れては変化し続けて行く。でも与える方の力を出しつづけていられれば再生していけるのかな、求めるばかりでは駄目だけれど。上下巻をゆったり読み終わると、何故か自分の中身が和らいでいる、そんな小説。
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「死んだ妹の恋人と恋をする」という設定に拒否反応を起こしてしまった。よしもとばななに出てくるボーイフレンドって、なんでみんなおんなじキャラなんだろう…。
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吉本ばななは冬に読むのがいいと思う。たら〜っとした文章が南国の暑苦しさを感じられる。でもこうゆうカップルが私の理想です。
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一度読んだはずなのに、なぜか二度目も新鮮に読めました。登場人物が生き生き描かれていて、嫌いな人物が一人も出てこないのが不思議!さすがですね。上巻が気に入ったので、下巻へと行ったのですが、弟のことがもっと書かれてたらなぁと思いました。弟のことが、特に気に入ってたので。
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雰囲気は楽しんだけど、よくわからなかった。生と死と超常現象とか宗教とか、最近偏りすぎなんじゃないかな。 あんまり好きじゃない。
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生きていくのに必要だと思っている小説。 ばなな作品は他のもののいいけれど、圧倒的にこれが好きです。 文体とか雰囲気とか、作者のいいところが凄く出ている。
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