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月の裏側 の商品レビュー

3.4

316件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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  3. 3つ

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2010/01/27

わくわくしながら読んで、 途中で「なんだ、SFホラーか。ミステリーと思ってたのに。」と思ってがっかりした。 したんだけど。 ただ怖いだけじゃなくて、すーっと入ってくるような、そんなラストでした。 面白かった。がっかりしたとか言ってごめんなさい。 感覚の描写に脱帽。

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2010/01/14

水郷で福岡、って出てきたらもうわかるよね!って場所が舞台。 福岡県民として、ちょっとにやにやしてしまいました。 少し不思議なSFテイストで、面白かった。

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2009/11/29

この本はお気に入りで何回も読んでいる。 柳川には旅行で言ったけど、あーこの倉庫があそこか、と思ったり。

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2009/11/27

「盗まれる」迄は面白かったが、結末がなんだか腑に落ちなかった。 遺伝子の乗り物としての人間と、個の生命としての人間。 菌のライフサイクルを彷彿とさせる(集合体と個実体)。

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2009/11/15

恩田先生の作品で一番最初に知っていたもので、やっと読み切ることができました。 ある町で起こる失踪事件をきっかけに展開していくストーリ。 自分がそれに巻き込まれたか否かがわからない。エヴァの「人類補完計画」連想しました。 人の記憶は曖昧であり、それでも明日は訪れ、いつか記憶から消...

恩田先生の作品で一番最初に知っていたもので、やっと読み切ることができました。 ある町で起こる失踪事件をきっかけに展開していくストーリ。 自分がそれに巻き込まれたか否かがわからない。エヴァの「人類補完計画」連想しました。 人の記憶は曖昧であり、それでも明日は訪れ、いつか記憶から消えてなにもなかったように生活する。 「盗まれた」か「これから盗まれる」かは盗まれてみなければわからない。このフレーズがとても不気味であり、すっきりする言葉でもありました。 「月の裏側」。どうなっているかなんて説明しなくてもいいんじゃないかってことなのでしょうか???

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2009/11/12

 九州の水路が張り巡らされた街でおきた、ホラー。  怖い。こう、ひたひたと足元に迫ってくるような恐怖。  上手いよねぇ、恩田陸。やっぱり、彼女はこういうファンタジー系が一番上手いと思う。 うん、も、ミステリーは控えた方がいいよ(苦笑)  完結について、不完全な感じもするのだが、 ...

 九州の水路が張り巡らされた街でおきた、ホラー。  怖い。こう、ひたひたと足元に迫ってくるような恐怖。  上手いよねぇ、恩田陸。やっぱり、彼女はこういうファンタジー系が一番上手いと思う。 うん、も、ミステリーは控えた方がいいよ(苦笑)  完結について、不完全な感じもするのだが、 この未確定さ、曖昧さを保って話として成立させているあたりが、 すごいのだけど…。わかりにくいか(爆)

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2009/11/09

あんますきじゃない。 元ネタの盗まれた街は好きなんだけど。 結末の差はやっぱり日と米の違いでもあるんだろうけど。

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2009/11/02

九州の水郷都市・箭納倉。ここで三件の失踪事件が相次いだ。消えたのはいずれも掘割に面した日本家屋に住む老女だったが、不思議なことに、じきにひょっこり戻ってきたのだ、記憶を喪失したまま。まさか宇宙人による誘拐か、新興宗教による洗脳か、それとも?事件に興味を持った元大学教授・協一郎らは...

九州の水郷都市・箭納倉。ここで三件の失踪事件が相次いだ。消えたのはいずれも掘割に面した日本家屋に住む老女だったが、不思議なことに、じきにひょっこり戻ってきたのだ、記憶を喪失したまま。まさか宇宙人による誘拐か、新興宗教による洗脳か、それとも?事件に興味を持った元大学教授・協一郎らは“人間もどき”の存在に気づく…。 オチがわからない

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2009/10/07

徐々に規模の大きくなる奇妙な異世界への入り口。話がラストに向かうにつれ一番肝となるのがその収束の仕方。 現状世界へ戻すか、はたまた全く異なる別世界を作り上げるか。面白くないのが中途半端。これはちょっと当てはまるかも。 生物の多様性が進化をもたらすのだから今更ひとつになろうとする等...

徐々に規模の大きくなる奇妙な異世界への入り口。話がラストに向かうにつれ一番肝となるのがその収束の仕方。 現状世界へ戻すか、はたまた全く異なる別世界を作り上げるか。面白くないのが中途半端。これはちょっと当てはまるかも。 生物の多様性が進化をもたらすのだから今更ひとつになろうとする等はいまいち…? 環境に適応出来なければ種は滅び淘汰されるのが当たり前。生存出来る物が更に進化の道を進むのだ。 やな倉という水郷都市にのみ限定された話であり、辻褄合わせ的な終わり方があまり好きではなかった。

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2009/10/04

物語りを通じて、今の情報化社会が非常に恐ろしくなった。 物語りの中に入り込みすぎると、自分という物を見失いそうになる。 そういう意味でも恐ろしい一冊。

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