月の裏側 の商品レビュー
ひたひたと迫る、得体の知れない恐怖…。最後まで一気に読まされてしまった。水辺に暮らすのが怖くなりました^_^;
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なんかホラーって久しぶりに読んだけど怖いなあ。 まず、自分って本当に自分なのかっていう考えはすごく怖いと思う。 鏡に問い続けたら狂うらしいし。 記憶をなくしたら味わう恐怖も同じ種類の恐怖なんだろうな。 もし、この記憶が体が以前に存在していた自分とは違っていたとしても、 それは証明...
なんかホラーって久しぶりに読んだけど怖いなあ。 まず、自分って本当に自分なのかっていう考えはすごく怖いと思う。 鏡に問い続けたら狂うらしいし。 記憶をなくしたら味わう恐怖も同じ種類の恐怖なんだろうな。 もし、この記憶が体が以前に存在していた自分とは違っていたとしても、 それは証明しようがないし、ただただ恐怖を感じるしかない。 その怖さがよく表現されているような気がするいい作品でした。
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夏の蒸し暑い夜に読むのがお勧め。 背筋がぞくぞくする感じでつい足を触ってしまう。 じわじわくる感じと「なになに?」という好奇心がぴたりとはまり面白い。
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九州の水郷都市・箭納倉。そこで起きる失踪事件。恩田さんらしいといえば恩田さんらしい作品で最後まで惹きつけられるところはあるんたけど、ホラーがかっているところとかが苦手でちょっと辛口評価。
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とある町で人が突然いなくなり、数日後に空白の時間の記憶がなく戻ってくる人たち。川が生活に密着した町で静かに起こっている事件。それに気づいた人たちが目に見えない何かの正体を探っていく物語。 日本独自の風景のなかで少しづつ起こっていく変化に気づいた主人公たちがじわじわと感じる恐怖が感...
とある町で人が突然いなくなり、数日後に空白の時間の記憶がなく戻ってくる人たち。川が生活に密着した町で静かに起こっている事件。それに気づいた人たちが目に見えない何かの正体を探っていく物語。 日本独自の風景のなかで少しづつ起こっていく変化に気づいた主人公たちがじわじわと感じる恐怖が感じられる。 ただ全体的に地味な感じです。もう少しわくわく感があればいいですね。
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結局、あの得体の知れないものは何だったんだろうか。 4人がなぜ、そんなにそれに興味を持ち その場所に居続けることになるのか。 闘うつもりだったのか、弟夫婦を助けるつもりだったのか。 「盗まれる」ことの恐怖、「盗まれた」あとの恐怖。 これは途中から恐さが無くなってしまったホラー...
結局、あの得体の知れないものは何だったんだろうか。 4人がなぜ、そんなにそれに興味を持ち その場所に居続けることになるのか。 闘うつもりだったのか、弟夫婦を助けるつもりだったのか。 「盗まれる」ことの恐怖、「盗まれた」あとの恐怖。 これは途中から恐さが無くなってしまったホラー小説である。 「盗まれた」人たちの共通点は、ある意味怖いが、危険が あるわけでもない。 結局最後は「盗まれる」ことになるしかないと諦めながらも、 そこには恐怖がない。
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恩田陸を読むと懐かしい感じがします。それは昔読んだ少女マンガの世界が活字になっているような気になるからです。今回もそんな感じ。最初に『それはそこにあった』とあるけど、結局それが何かわからずじまいで、盗まれたにもかかわらず以前からの意識はそのままあって、と相変わらず中途半端な感じで...
恩田陸を読むと懐かしい感じがします。それは昔読んだ少女マンガの世界が活字になっているような気になるからです。今回もそんな感じ。最初に『それはそこにあった』とあるけど、結局それが何かわからずじまいで、盗まれたにもかかわらず以前からの意識はそのままあって、と相変わらず中途半端な感じでわかったようなわかんないような、あの『常野物語』を思い出すんですが、まあ、全部おいといて楽しかったからいいです。
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人がどんどん人ではなくなっていく。 不気味なんだけど読んでいてどんどん本の世界に入っていくような… いっきに読んでしまいました。また読み返します^^
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「そう簡単に世界は終わらない」 地元がモデルなので勧められて読んでみました 雰囲気がよく出ているます。その分、余計に怖いです 謎と主役・多聞が最後まで引っ張っていきます 最後まで手を抜かない恩田陸ホラーです 「世界は二人のために」のシーンが印象的です
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女性らしい文体で言葉の使い方がとても綺麗。 何度『あぁ。この表現良いなぁ∼』と思った事か。 雨の匂いとか草の匂いとかしてきそう。 でもぶっちゃけ、面白いか?と聞かれたら、うぅん?って感じ。 モヤモヤする。
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