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社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった の商品レビュー

3.7

106件のお客様レビュー

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2013/04/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「夢と魔法の王国」は大切なことを教えてくれる「魔法の学校」 本書は著者がディズニーランドで働くなかで、「働くってどんなことか」や「教育」の大切さ、そして「いま目の前にいるゲスト(お客さま)のことをいつも第1に考えるサービス」とはなにかを、学んだことを書いてある一冊になります。 ■「怒る」のではなく「叱る」ということ 感情にまかせて「怒られる」ときには、相手の感情がおさまるまで、黙って下を向いていればすみます。 でも「叱る」は、ちょっと違うと思うのです。たぶん、相手と同じ目線で、本気で相手を正していく、そして相手が答えを出すまで終わらない。そういうことだと思います。 ■「うまくなる」よりも大事なこと 最初の頃を思い出すと、ヘタなりに、なんとかゲストを楽しませようと、必死に一生懸命にガイドを回っていた。いつでも、いま目の前にいるゲストに対して一生懸命になることが大事なんだ。 ■ゲストの「楽しい思い出」を大事にしたい ゴーカートで事故が起こった時の話。 ゲストが運転していたゴーカートが前方に停車していたゴーカートに追突してしまった。担当していたキャストが駆け寄ってゲストの安全を確認して、そこへすぐに責任者のスタッフも駆けつけて、乗降エリアまで誘導しゲストの方は笑顔で帰っていったそうです。 責任者の方が心配したのは、ゲストとスタッフにケガはないか、そしてそのゲストの思い出です。 もしゲストの方が自分の乗っているゴーカートでスタッフにケガをさせてしまったら、楽しい思い出じゃなくなってしまうからだそうです。 本書はこのように、社会人として当たり前のことが書かれていますが、いつの間にかついつい忘れてしまいがちなものが大切なものが、書かれています。 この本を手にとって読み返してみると、新鮮な気持ちが戻ってきます。

Posted byブクログ

2013/02/20

サービス業に従事していると、よく目に付くディズニーランドとリッツカールトンの関連本。 本書はディズニーランドでアルバイトスタッフとして長く経験をつまれた香取さんの経験談を基にしたビジネス本(エッセイにも近い)になっている。 実際の経験や出会った人々を中心に書かれている為、会話が中...

サービス業に従事していると、よく目に付くディズニーランドとリッツカールトンの関連本。 本書はディズニーランドでアルバイトスタッフとして長く経験をつまれた香取さんの経験談を基にしたビジネス本(エッセイにも近い)になっている。 実際の経験や出会った人々を中心に書かれている為、会話が中心の構成となっており、2時間ほどあれば読むことができる。 さすがにサービスの最高峰、ディズニーランドと言うだけあって組織内での規律・育成制度・評価制度などはきっと素晴らしいものがあるのだろうと、本書からも推察することが出来た。 3日程前に読み終わったので、本を見返すことはせず、今記憶を辿って思い出すことの出来る学びを記したいと思います。 「嫌われ役になるのはいいが、本当に嫌われてはいけない」 誰もが言いづらいことや、間違っていることをはっきりと注意し、正すのがリーダーの役目である。 最初にきっちりと誤りを正すことが出来なかった場合、その小さな誤りはいずれ大きく取り返しの付かないところまで成長してしまう。 物語に度々する登場する「町丸さん」は、とても厳しく、恐い存在であるが、一貫して筋が通っており、自らが率先してルールを守り、誰に対しても公平に向き合っている様子が伺える。 信頼されるリーダーとは、人によって態度を変えず、自分の信念たる判断基準を持っているものだと感じた。 「叱責するのではなく、どのようにすれば改善されるかを考えさせる」 筆者がゴーカートアトラクションにクロス研修へ行った際の責任者・白さん。 町丸さんとは全く違ったタイプのリーダーで、厳しい叱責ではなく。本人に考えさせる事や、個人の出来事をチームの出来事として巻き込むマネジメントが特徴的。 筆者が遅刻をした際のエピソードとして、 まずは彼の身の心配をしたことを告げ、次に同じことを繰り返さない為に彼を遅刻撲滅委員会に任命することで、チーム全員で問題を共有することができた。 最後に、転職後に九州のテーマパークで働いた際に担当となった、年下のトレーナーさんについて。 「誰もが嫌がる仕事をいかに率先してできるか」 「自分の中の負の気持ちに気付き、前向きに捉え直すこと」 トイレ掃除を例に、誰も見ていないときに、誰もが嫌がる仕事を率先して自分はできるのだろうか。正直僕もぎくりとした。 自分がピカピカに磨いた洗面所を、その直後にお客様が使用して水浸しになったとき、僕はどう感じる事が出来るだろうか。 「掃除したばかりの綺麗な洗面所を使って、お客様もきっと気持ちよく利用できただろうな。」 と考えることが出来るようになったときが、真のサービス精神を理解するときなんだろう。 読みにくい文章も多く、著者に共感しづらい部分も非常に多くあったが、本書の中にはとても大切なフレーズがあったことも事実である。

Posted byブクログ

2013/01/02

社会人になって数年たちますが、初心にもどって「働く」ということの意味を教わった気がします。仕事への意識の改革に役立った一冊。

Posted byブクログ

2012/10/08
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現場の運営は基本アルバイト・パートだと聞いたことがあるディズニーランド。本書を読むと、どのように日本一のサービス業を担うアルバイト・パートを教育しているかがわかる。 特徴は徹底したルール遵守(服装・髪の長さ規定、遅刻厳禁)、徹底した顧客第一の徹底、教育重視。 文体はとても読みやすくストーリー性が高い。ロングセラーも納得できる。新人が読むべき。中堅も初心に帰るのによいかも。

Posted byブクログ

2012/10/07
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アルバイトを始めた人 仕事がマンネリになってきた人が読むとよい。 友人にディズニーランドに働く人を見学しに遊びに行く子がいるけど、 ディズニーランドのスタッフがどんなふうに教育されるのかが分かって面白かった。ちょっとついていけないテンションもこうして作られるのか・・・

Posted byブクログ

2012/09/23

素晴らしい本です。この本書に出てくる方々の中に、町丸さんが!本書は等身大の香取さんだと思います。良いことだらけを書いているわけじゃないので深く共感します。どんなに凄い人でも落ち込み悩むことがあるんです。そんなことを赤裸々に書いてある本です。繰り返し読めば沢山の気付きがあります。

Posted byブクログ

2012/06/10
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ものすごく読みやすい。 エピソードを交えての話なので、ダイレクトに入ってくる 「人の心をつかむ話し方」であった 共感出来るストーリーとして話す 現状⇒事件⇒危機⇒選択⇒解決・変化 これが完璧にできている。作者はこの手法を意識をしていないと思うが、自然とできている。 働くことの意義。「怒る」と「叱る」の違い 「教える事」 「一生懸命」やる事の大切さ 「一日一日を大切にすること」「手を抜かないこと」 「その人にとっては一生に一度しか体験でない事かもしれない」

Posted byブクログ

2012/04/24

Eブック版で読みました。 著者の経験談をもとに「働くこと」「教えること」「サービス」を 学べる本。 サービス業に携わる方、人を育てる立場の方、 参考になると思います。

Posted byブクログ

2012/04/18
  • ネタバレ

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ディズニーランドでアルバイト経験のある著者が、先輩スタッフやゲスト(お客様の事)とのエピソードを通して自分の気づいたことを書いている本。 ディズニーランドの裏方を書いているので、ディズニーランドに行った時の雰囲気を壊したくない人にはオススメできませんが、事例として読めるので、自分の会社や業務に置き換えて考えることができやすく、個人的には勉強になった。 お客様への接し方はもちろん、お客様はもちろん、スタッフとの接し方まで見えてきます。自社の状況に置き換えて考えることが大切です。

Posted byブクログ

2012/04/07
  • ネタバレ

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電子書籍にて読了。 ごくごく当たり前のことが書かれている。今から初めてのバイトを始めるなど、そういった若い人向け。

Posted byブクログ