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聖の青春 の商品レビュー

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233件のお客様レビュー

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この本に会えたことを感謝する

29年の短い生涯を生き抜いた天才棋士感動ノンフィクション。涙なしには読めない!本当に命を懸けて将棋に向かう姿に心が震える。

you

死を自覚しながら名人…

死を自覚しながら名人への道をひたすら追い求めて短い人生を生き抜いた棋士、村山聖の感動の軌跡。将棋を知っている人は、ぜひ巻末に載っている彼の魂の棋譜を並べてみてほしい。

文庫OFF

将棋に己の全てを賭け…

将棋に己の全てを賭けた人々の、熱いルポルタージュ。読んでいて、思わず興奮してしまいました。

文庫OFF

将棋を知らなくても楽…

将棋を知らなくても楽しめます。聖のひたむきで真摯な姿勢に涙。

文庫OFF

将棋なんて全然知ら…

将棋なんて全然知らないけど 何かにひた向きに 命ががけで挑むすがたは カッコイイなって素直に思える作品

文庫OFF

なんでこんなに将棋に…

なんでこんなに将棋に詳しいんだろう・・・って思ったら大崎さん自身将棋世界っ専門雑誌の編集長だったんですね、パイロットフィッシュの主人公みたいにエロ本の編集長だとばかり(笑)

文庫OFF

2024/11/12

難病ネフローゼのため、29歳の若さで逝った実在の棋士、村山聖(さとし)の生涯を描いた伝記的小説。 松山ケンイチ主演で映画化もされました。 5歳でネフローゼを発病してから常に死と隣合わせでありながら、羽生善治、谷川浩司を倒して名人になりたいと、命がけで将棋に打ち込んだ聖(さとし...

難病ネフローゼのため、29歳の若さで逝った実在の棋士、村山聖(さとし)の生涯を描いた伝記的小説。 松山ケンイチ主演で映画化もされました。 5歳でネフローゼを発病してから常に死と隣合わせでありながら、羽生善治、谷川浩司を倒して名人になりたいと、命がけで将棋に打ち込んだ聖(さとし)。 「勝たなければ意味がない」と勝ちに拘った聖(さとし)が本当に勝ちたかった相手は、羽生でも谷川でもなく、病だったと思います。 そして、病に勝てる筈がなかった。 この作品を読みながら、「生きるとは何か」を考えずにはいられませんでした。 そして、私なりに考え、 「生きる」とは「夢を持つ」ことではないかと結論に至りました。 夢と言っても、 「世界的な大作家になりたい」などという人生の大目標のような夢ばかりではなく、 素敵なお洋服を着ておしゃれしたいとか、 新しく出来たレストランでお食事したいとか、 旅行したいとか、推し活とか、 我が子の成長とか、 そんなどこにでもに溢れている夢。 聖(さとし)も、 「名人になりたい」という、 執着にも似た夢の他、 北海道に行って自分の目で雪を見たい、 本を読みたい、少女漫画を読みたい、 牛丼は吉野家でなければ絶対ダメ、 という、小さな「夢」がいくつもあり、 ネフローゼでありながら決して諦めなかったのです。 夢を失くすということは、「生きている」のではなく、「死んではいない」ということではないのか。 聖の29年という短くも激しく濃密な人生を読み終え、そんなことを考えました。 映画は公開時に観ており、暗いテイストでしたが、原作を読むと村山聖は、病気ではあったけども家族や友人と深い絆で結ばれており、みんなに愛された幸せな人だったのではないかと思います。 将棋が好きでない人にとっては読みづらい内容かもしれませんが、多くの人に手にしていただきたい1冊です。

Posted byブクログ

2024/09/20

病気で命の時間に限りがある中で、 将棋にかける想いが誰よりも強い。 病気で起き上がれないのに這いつくばってでも試合に行く姿にどうにか生きてほしいと何度も願った。 今も生きていたら…と思うばかりである。

Posted byブクログ

2024/08/14

コミックス「3月のライオン」主人公 桐山零の ライバル 二階堂晴信のモデルとなった村山聖の ノンフィクション

Posted byブクログ

2024/07/07

「怪童」と呼ばれた棋士・村山聖の生涯を描いたノンフィクション作品。 幼少期から入退院を余儀なくされるほどの病を患いながらも、将棋に対してどこまでも真剣に向き合っていく村山の姿に、私ももっと強い意志と希望を持って生きようと思いました。 それと同時に、ご家族や師匠、ライバルたちも個...

「怪童」と呼ばれた棋士・村山聖の生涯を描いたノンフィクション作品。 幼少期から入退院を余儀なくされるほどの病を患いながらも、将棋に対してどこまでも真剣に向き合っていく村山の姿に、私ももっと強い意志と希望を持って生きようと思いました。 それと同時に、ご家族や師匠、ライバルたちも個性的で人間としての深みのある素晴らしい人たちだったのだなと感じました。 特に師匠である森さんとの出会いや共同生活、精神的な自立などの場面は読んでいて面白くてくすりと笑え、ホロリと涙を誘うものでありました。 将棋に関してはコマの動き方しか知らない初心者でしたので、奨励会のシステムや棋士の生活など初めて知ることが多くとても興味深かったです。 きっと将棋について詳しい方が読んだら、より手に汗握る作品なのではないかと思います。 映画やドラマにもなっているそうなので、みてみたいです。

Posted byブクログ