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マレー鉄道の謎 の商品レビュー

3.8

58件のお客様レビュー

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2009/10/04

久々の「国名シリーズ」です。このシリーズは短編集が多いのですが、久々の長編でした。舞台はマレーシアです。連続殺人事件の動機が絡んで犯人最後迄分かりませんでした。最後にはどんでん返しも有りで結構楽しめた気がします。

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2009/10/04

火村(作家アリス)「国名シリーズ」第六弾。長編。マレーへ旅行する火村先生と有栖川。篠田先生の某作も同時期に読んだので作品外のところでちょっと笑えました。

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2009/10/04

助教授の人となりが表に出た感のある一冊。犯人を追い詰める場面は圧巻。 毎度思うことですが、火村助教授の授業とゼミはどうなっているんだろうか・・・。

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2010/05/21

国名シリーズ第6弾。待ちに待った長編。 大学時代の友人を訪ねてマレー半島に赴いた火村とアリス。そこで出会った完全な密室での不可能殺人。 すごいトリックに出ましたね。いや、それもありだけど(笑) 今回は回想をたっぷり含んでいるため、余情満喫の有栖川節もいつも以上。読後感の良さは他の...

国名シリーズ第6弾。待ちに待った長編。 大学時代の友人を訪ねてマレー半島に赴いた火村とアリス。そこで出会った完全な密室での不可能殺人。 すごいトリックに出ましたね。いや、それもありだけど(笑) 今回は回想をたっぷり含んでいるため、余情満喫の有栖川節もいつも以上。読後感の良さは他の作家の追随を許さない(と思ってるんですが、どうでしょ?)。 マレーシアにふらりと行きたくなると言う意味でも、善くできた作品。

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2009/10/04

たまたまなんですが、篠田真由美氏の「綺羅の柩」と同時に手にしていた本で、舞台設定などで色々かぶっていました。しかも、お互いにバッティングしていることを謝り合ってるので笑えました。 ちょっと展開が回りくどい気もしました。現実味があるともいえるとは思いますが。 有栖川氏の小説のキャラ...

たまたまなんですが、篠田真由美氏の「綺羅の柩」と同時に手にしていた本で、舞台設定などで色々かぶっていました。しかも、お互いにバッティングしていることを謝り合ってるので笑えました。 ちょっと展開が回りくどい気もしました。現実味があるともいえるとは思いますが。 有栖川氏の小説のキャラクターは姿形の描写が少ないなと思います。それと対照的なのが篠田氏。この方ガッチリ書かれていますから。 トリックってたいへんだなあと思います。 ぶっ飛んだ状況を考えて、その後どうしたらこの状況が作れるのだろうか?と作っていくのでしょうかね?

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2009/10/04

有栖川有栖といえば「国名シリーズ」ということで、個人的には大変待ちました「マレー鉄道」。 ほぼ同時期に篠田真由美さんがマレー鉄道を使った建築探偵の話を書いていたので余計思いで深いですね。

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2009/10/04

むう。面白いは面白かったんだけど、先に「スイス時計」を読んでしまったからか何となく物足りない感じがしてしょうがない。主眼がロジックではなく目張り密室のトリックに置かれているような感じがして。水準作なんだけど…。

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2009/10/04

有栖川有栖さんの作品も好きだし、なんと言っても日本推理作家協会賞受賞作と言うことで、期待は大きい一作でした。 国名シリーズも何作か読みましたが、この作品は国名がそのまま現場になっている作品です。他の作品は国名がついているだけで、たとえばペルシャ猫であったり、スウェーデン館であった...

有栖川有栖さんの作品も好きだし、なんと言っても日本推理作家協会賞受賞作と言うことで、期待は大きい一作でした。 国名シリーズも何作か読みましたが、この作品は国名がそのまま現場になっている作品です。他の作品は国名がついているだけで、たとえばペルシャ猫であったり、スウェーデン館であったり、ロシア紅茶であったはずです。この作品はマレー鉄道の意味が大きく(その雰囲気は最初から伝わりますが)国名シリーズの中で秀作と思うのですが、なぜか読んでいて勢いに乗れない作品でした。 トリックも犯人もおぼろげにはわかっちゃうのですけど(もちろん論理的には私にはわかりません(笑)、怪しいって感情論です(笑))、う〜〜〜ん、犯人の性格にも依存したのか、いまいち、しらけた自分がいました。

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