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マレー鉄道の謎 の商品レビュー

3.8

58件のお客様レビュー

  1. 5つ

    13

  2. 4つ

    18

  3. 3つ

    18

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

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2011/01/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

火村英生シリーズ 大学時代の友人・大龍の誘いでマレーシアのキャメロン・アイランドを訪れた火村とアリスのコンビ。鉄道事故で死んだ日置静郎。日置の共同経営者・百瀬虎雄の妻の受けた電話。取り次いだ秘書の大井。バーでタイ人女性シャリファを口説いた津久井航。津久井と争うシャリファの兄ワンフー。百瀬家のトレーラーハウスで殺害されたワンフー。密室の現場の謎。発見された津久井の遺体。ワンフーの遺書に隠された秘密。勝手に捜査を始めた火村たちの同宿の作家・アラン。アランの推理とアランの殺害。

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2010/09/19

捻りもなく、とっても理解しやすい話でした。犯人やその背景なんかは途中で何となくわかるので、あっと驚くってものは無いですが、逆にいきなり犯人登場みたいな感じじゃなくてこれはこれでいいと思う。推理小説としては物足りないかもしれないけど。 ただ、何をそんなに急いでるのかと思いきや、割...

捻りもなく、とっても理解しやすい話でした。犯人やその背景なんかは途中で何となくわかるので、あっと驚くってものは無いですが、逆にいきなり犯人登場みたいな感じじゃなくてこれはこれでいいと思う。推理小説としては物足りないかもしれないけど。 ただ、何をそんなに急いでるのかと思いきや、割とどうでもいい(失礼なw)予定だったので、急ぐエピソードやらは別に無くてもよかった。 あまり火村は好きじゃなかったんだけど、この話のはカッコよかった。

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2010/08/10

有栖川版「国名シリーズ」第6段。長編ミステリー。マレーシアが舞台で密室! 最後にはひっくり返しもついて、見事な作品。これが推理作家協会章は頷ける。

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2010/07/31

第56回日本推理作家協会賞。 マレーシアで起こる密室殺人を、犯罪社会学者・火村と作家・有栖川が解決する話。 怪しい旅行者や謎を解明したがるイギリス人作家などが、事件をややこしくするが、結局は冒頭で語られるマレー鉄道の事故がカギ。 いちいちもったいぶった展開がまどろっこしい。謎解き...

第56回日本推理作家協会賞。 マレーシアで起こる密室殺人を、犯罪社会学者・火村と作家・有栖川が解決する話。 怪しい旅行者や謎を解明したがるイギリス人作家などが、事件をややこしくするが、結局は冒頭で語られるマレー鉄道の事故がカギ。 いちいちもったいぶった展開がまどろっこしい。謎解きはあまり鮮やかでなくとってつけた感じ。

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2010/01/18

アリスシリーズは読みやすいですね。主人公(火村、江神)が無口だったり暗かったり(?)するけど、アリスがボケ役(?)をかって出てる(?)ので気が抜けるというか。ちょっと語ってる部分あるけど(本格系ミステリには多い)、いいバランスになっていると思います。出来は「?」な時が多いけど。 ...

アリスシリーズは読みやすいですね。主人公(火村、江神)が無口だったり暗かったり(?)するけど、アリスがボケ役(?)をかって出てる(?)ので気が抜けるというか。ちょっと語ってる部分あるけど(本格系ミステリには多い)、いいバランスになっていると思います。出来は「?」な時が多いけど。  ↑なんか妙に「(?)」が多いなあ 今回のは、島田荘司とまではいかないけど、わりとダイナミックなトリックだったなあと。 また、最後の最後で火村がミス、というより失念をしてプチどんでんがあったのもわりと俺的には高得点。探偵役の人が、推理だけでばばんと全部一度にわかっちゃうのってなんだかな、と思うのですよ。だって、人の心の深淵や、その動きまでは、いくら天才的な探偵だってわかるわけがないからさ。 でも、『マレー鉄道の謎』でおおっ、と思ったのは、「ジャック」ですね。 前回読んだ『幽霊刑事』の「警部補」、ちょっと前に読んだ『諏訪湖マジック』の最後の鉄道トリックと共に、最近ではヒットな盲点だ。 大掛かりなトリックや綿密なトリックより、こういうちょっとした盲点のほうが私にはくるものがあるみたい。 淳子夫人、最後に犯人を逃がしたけど。 自分は同罪だというのなら、きちんと贖えるようにしたほうがよかったんじゃないか? と、当事者でない自分は思う。 それから、大井とシャリファ。大井はいいよ、やりたいこと(?)やっちゃったんだもん。ちょっとシャリファがかわいそうだね…。 火村シリーズだと、事件(トリック等)がメインだし、どうしても火村もアリスも外側の人間だから、こういう部分が薄くなっちゃうね。しょうがないけど。 でも、よく読むとなかなか切ないですわ。淳子夫人にしても、瑞穂にしても、シャリファも大龍も。

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2010/01/08

久々に読んだ有栖川作品。長編だけどサクサク読めた。火村とアリスのやりとりは、笑えたり考えさせられたりと相変わらず面白い。帰国までのタイムリミット+友人に嫌疑、というシチュエーションなのでもっと緊迫した雰囲気になるかと思いきや、読み終わってみると予想よりかあっさりしていた印象。

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2009/12/29

おお、ちゃんとマレーに行ってるぞ!(笑) 確かに今年は「目張りの年」らしい。どいつもこいつも目張りばっかり、という悲鳴に納得。そして解決法にも納得。国名も今回はこじつけじゃないし、他の要素もなかなかに良いと思うので、ファンの人も○年待った甲斐は充分にあったんじゃないかな。

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2009/11/20

満足。 マレー半島という異国の地でも事件に遭遇するアリス・火村コンビ。 やっぱこのコンビいい。 アリスの思いつきの推理も楽しく恥ずかしい。 冒頭のアリスと火村の会話が最後まで生きているのも良。 最後の最後まで楽しめる本でした。 満足度は★★★★☆。 事件の舞台となるキャメロンハイ...

満足。 マレー半島という異国の地でも事件に遭遇するアリス・火村コンビ。 やっぱこのコンビいい。 アリスの思いつきの推理も楽しく恥ずかしい。 冒頭のアリスと火村の会話が最後まで生きているのも良。 最後の最後まで楽しめる本でした。 満足度は★★★★☆。 事件の舞台となるキャメロンハイランドに少々興味をもった。

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2009/10/07

国名シリーズ第6弾 火村・アリスモノ。 推理小説好きだけど、自分で読みながら謎解きは殆どしない。 「へぇ〜。ふぅ〜ん」とかいいながら、ただただ読み進めて行く、 脳みそマッサージされるみたいな感触が好きで。 それにしたって、今回は犯人全然分からなかった。 読了2回目だけど、半...

国名シリーズ第6弾 火村・アリスモノ。 推理小説好きだけど、自分で読みながら謎解きは殆どしない。 「へぇ〜。ふぅ〜ん」とかいいながら、ただただ読み進めて行く、 脳みそマッサージされるみたいな感触が好きで。 それにしたって、今回は犯人全然分からなかった。 読了2回目だけど、半分読んでも思い出せなかった。。。 まぁ、このストーリ記憶喪失っていうヤツは、これはこれでお得感はあるんだけどね。 何度読んでも楽しい。何度でも読める。 目張りのガムテ、 「掃除機で吸う」っていうトリックのものをどっかで読んだのと 途中で混ざって混乱。 なんだったかなぁ。

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2009/10/04

アリスがいちいち「(聴きとり不能)」って書くところがかわいくて好き。 いつかマレーシア行ってみたいです。

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