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日蝕 の商品レビュー

3.4

87件のお客様レビュー

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2009/10/04

古式ゆかしい漢字や文体はカバー範囲内ギリっギリですが、キリスト教と錬金術(自然科学)の歴史人物については副読本が必要ですね。。良くも悪くも主人公が基督者の常識から出ないところがすごい。敬虔な信者ってこんななのかな。

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2009/10/04

華麗な文体に病みつきになりそう。これが、大学在学中に執筆されたデビュー作だなんて凄い! まだまだ未熟な読書人の自分にはわからないが、こういう作品を「純文学」と言うのだろうか。

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2009/10/04

 文体が難解である=読みにくいということではない。難解な文章であるとき、文章のリズムが重要である。近代文学にはそれがあるが、当該作品にはない。論文を読んでいるような平板な文章は読むのが苦痛にすらなる。  錬金術の話だが、それを生かしきれていないような気がする。ラスト20ページのリ...

 文体が難解である=読みにくいということではない。難解な文章であるとき、文章のリズムが重要である。近代文学にはそれがあるが、当該作品にはない。論文を読んでいるような平板な文章は読むのが苦痛にすらなる。  錬金術の話だが、それを生かしきれていないような気がする。ラスト20ページのリズムの良さを前半から出来ないあたりが若さなのか。

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2009/10/04

2007年12月22日に読み終わる。実は過去に一回挫折している。なにしろ文体が堅すぎてとっつきにくい。両性具有者の描写は圧巻。何年後かにもう一度読みたい。

Posted byブクログ

2009/10/04

文体がすごい。突き抜けてる。これがデビュー作なんて信じられん。むずかしい漢字使いすぎ。賢くなった気分になれます。

Posted byブクログ

2011/09/15

読者にとって衝撃ある作品は作者にも同様の衝撃をもってもたらされた作品というのがボクの今できたジロン。クライマックスは興奮度も絶頂。性の恍惚感。著者が書物からその筆先からどこか遠くへ消え去ってしまうようなリアル。だが世間が当時思ったようにこのような名著はただ難解だというだけの悲運か...

読者にとって衝撃ある作品は作者にも同様の衝撃をもってもたらされた作品というのがボクの今できたジロン。クライマックスは興奮度も絶頂。性の恍惚感。著者が書物からその筆先からどこか遠くへ消え去ってしまうようなリアル。だが世間が当時思ったようにこのような名著はただ難解だというだけの悲運から逃れられない。言葉こそ難しいが衝撃的なモチーフはどこまでも純粋で。著者にとって超えねばならぬものであって読者にとっては読み応えのある文学小説そのものである。これはおススメですよ。

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2009/10/04

もう内容を忘れてしまったが、小難しいのを覚悟して読み始めたら、さほど難解でもないと思うことに驚いたことだけ覚えている。あんにテーマを追わないゆえか。字面追って終わってもね…

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2009/10/04

これはねぇ・・・嫌い。だけど、それだけのインパクトを与えるという意味ではすごい本だとは思う。だけどがっかりしたなぁ。 ま、ほかの作品も読んでみないとなんともいえないが。

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2009/10/04

作者の語彙力は凄いですね。大学生でこれだけのボキャブラリーを持ち、なおかつそれを表現手段として操れる人はそうそういないでしょう。

Posted byブクログ

2009/10/04

旧字体の漢文調、ルビなしでは読めない漢字の羅列。そういう文体で描かれた両性具有者、魔女裁判といった内容に、心から酔いました。

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