パレード の商品レビュー

吉田修一(著者)

2017/10/24

この本、難しいところもあるけど、大好きだー！明るい部分からシリアスな部分まで作品の表情が変化していくのが読んでて楽しかった！ルームシェアの雰囲気もすごく良い！吉田修一の会話のセンスも無理がなくて登場人物が身近に感じた！

2014/10/04

吉田さんは本当に若者を描くのがうまい！さっすが！と思って読んでいたら最後がまさかすぎていい意味で裏切られた！
誰かと切実に語り合いたい、自分はなにをしているんだろう、演じていない自分っているの？というような普段思っていることがぎゅっと詰まった物語。
共同生活いいなぁ

2014/06/15

おっ、オチはこれでいいの？！
オチには期待せずに読んだほうがいいかもしれない。。。

同じ一室に住む男女の物語。それぞれにいろいろな事情があって、けど重くなることはなく、割と淡々と進んでいく感じ「あ、こういう人いそうだなぁ」っていう雰囲気が好きで読み進めました。オチだけが気に入らなかったけれど。
恋愛だったり、仕事だったり、趣味だったり、何か人には言えないものをもっていて、同じ一室に住んで、相手のいろいろがわかっていても言うことはできない。そんな人たちのお話で、今はやり？のシェアハウスの先駆けみたいな感じがする。結局は他人なんですよーみたいな。。
パレードという題名が読んだ後、シュールに感じる。オチは置いといて、結構好きなお話でした。

2014/05/17

5.17
組合。
一度図書館で借りておもんなかったな、と思った本だけど、二回読むべき、というAmazonのレビューみて再読。

それぞれが居心地がいいと感じながら、本当の気持ちは知らない、知りたくない、という都会の若者を書いた作品で、ほのぼのとしながらもぞっとする、そういう効果を狙ったのだろう。多分。

2014/03/10

千歳烏山の2LDKのマンションで共同生活する4+1人。彼らそれぞれの事情と心情を描いた作品。
特に大きな事件が起こるわけでもないが、まあまあ面白かった。

2013/12/28

パレードという題名が良いですね。後から、あれはどういうことだったんだ？と、読み終わったあと考えたくなる作品でした。

2013/10/27

はじめはあんまりわけがわからなくて
だんだんと読み進めてると、20代の若者たちの楽しそうで自由なおままごとみたいな暮らしいいなぁーと思い
ラストの展開で、え？あれ？ってなった。
なんとなく日がな1日を暮らしているかのように見える彼ら。
だけどいろいろ考えて、お互いを世話して思いやって、知ってても知らないふりして。
わりとはっきりしたい自分にはなんとなく不思議な感覚でした。

吉田修一さんは悪人のイメージでかなり重くくらいのかなーと思っていたから
意外に読みやすくて、他のも読んでみたくなった。
きっと最後で大どんでん返しとかあるんだろなー

2013/10/23

何気ない行動の中に、人の心を映し出す描写は、相変わらす見事です。この「 パレード」というタイトルは、分かったようで分からない、分からないようで分かった、何とも意味深なタイトルです。

2013/10/17

マンションの一室をシェアしている人たちの群像劇。
ところどころに登場人物たちの持つ毒が覗いていて面白いです。

2013/08/08

会話や感性はおもしろくて、なるほどって思うことばかりだったけど
たんたんと進んでいく感じ。
山場らしい山場もなく、こういう関係もあるんだろうなとは思うけど自分はそういう生き方はできないなと。
そんなこと言いつつも言い回しやら何やらがすごく魅力的でページを捲る手が止まらなかったのも事実