寝ながら学べる構造主義 の商品レビュー
世の中の成り立ちの捉え方にも、幾通りかの方法があり、知ってしまうと知らない時のことを忘れてしまう、ということが分かる。
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各々の部分はとても分かりやすかったんだけど、思想という分野に全くの素人なせいかどうも「構造主義」という全体のテーマのなかでのそれぞれの位置付けがよくわからない部分がままあった。そしてそもそも「構造主義」とはなんなのかが今一つ判然としなかった。改めて読み直す必要がありそう。
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現代文の先生に勧められて読んでみたが、とても興味深かった。 私達は何か考える時、何かに縛られてることなく考えていると思いがちだが、実はそうではないのである。
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「歴史の教科書は近現代から逆に読め」とよく言われていることだが、それと同じように、哲学の歴史を知る上でこの本から読むと良いかも、と感じる。 構造主義は、レヴィ=ストロース、アルチュセール、ラカン、フーコーが”四銃士”(四天王とも言われる)であり、精神分析(ラカン)、人類学(レヴ...
「歴史の教科書は近現代から逆に読め」とよく言われていることだが、それと同じように、哲学の歴史を知る上でこの本から読むと良いかも、と感じる。 構造主義は、レヴィ=ストロース、アルチュセール、ラカン、フーコーが”四銃士”(四天王とも言われる)であり、精神分析(ラカン)、人類学(レヴィ=ストロース)、マルクス主義哲学(アルチュセール)などの知識が必要。 また、そもそもニーチェやソシュールといった近代の哲学思想も理解している必要があるな...と振り返って感じる。 また、そもそも古代ギリシア哲学から通底している「主観」「理性」のような概念や、暗黒時代(中世ヨーロッパ)などの主に西洋のキリスト教に関係する知識、あとは...西洋を中心とした歴史および歴史観のような複合的な学びが必要だと思う。 そんな中、かなりわかりやすくこの本でこれらの知識の断片をきれいに拾うことができます!(宗教は別かもしれないですが)
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著者が入門書というだけあり、難しい言い回しなどは極力避けてくれていると感じます。頭の体操的にも、こういう哲学本を読むのは好き。
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一言で言えば、現代思想を少しも勉強していない自分にとって難しい作品だった。ただ、要所要所面白い話が出ていたので、もっと勉強しなくてはと痛感する一冊
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寝ながら学べると思ったけど寝ながらは学べなかった。 こぶとりじいさんは世の中は不条理であると教えている。 構造主義とか哲学とか興味あるけどやっぱり難しい。
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「寝ながら」を真に受けたのが愚かでした。構造主義、どんなものかってのが全然腑に落ちず、それを内田流に易しく解説してもらえるものと、本書への期待は大きかったんだけど、ハードル高し。自分の専門分野についての類書は、確かに”寝ころんで”読めるんだけど、こと無知の領域に関しては、タイトル...
「寝ながら」を真に受けたのが愚かでした。構造主義、どんなものかってのが全然腑に落ちず、それを内田流に易しく解説してもらえるものと、本書への期待は大きかったんだけど、ハードル高し。自分の専門分野についての類書は、確かに”寝ころんで”読めるんだけど、こと無知の領域に関しては、タイトルをそのまま受け止めてはいけないのでした。だから本書も、自分にとっては『襟を正して向き合う構造主義』、くらいが的を射たタイトル。今回は寝ながら読み飛ばしてしまったから、改めて襟を正して読み直さんといかん。
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寝ながら学べる構造主義 一言で表すと、と言いながら一言で表さない表現は好きではないが、本書はそんな本である。 構造主義とは…結局何?その好奇心は読み進めるほどの気力を生まず断念なり
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20190210 寝ながらでなく、何度か本当に寝てしまった。この本を入口として構造主義の理解に行き着けるようにしたいが頭がついていかないようだ四人のうちどなたか一人について追いかけてみようと思うがどうのだろう。
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