溺レる の商品レビュー
2009.7 なんか陰湿。これは熟年にならんとわからんのかな。でも熟年になってもう一度読む事はないだろうな。
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全編通して訳ありな男女。どれも似たような流れではあるけど、遠く離れた彼の所から岐路飛行機内で読んだ為かやたらと入り込んでしまった。中でも【百年】が何とも言えず物哀しくて。やはり川上弘美作品は好み。
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様々な「逃げる」男女をこれでもかと描いている。 どこにでもいそうな平凡な男女が登場するが、湿っぽく泥臭く、のぼり進むことが出来ない者達の物語は陰陰滅滅とさせられながらも、生活感のある描写に生を感じ、ほっと救いを感じる。 そのバランス感が絶妙で、新鮮さを感じるた。
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読みやすい短編集ではあるが、 曖昧さが好きな私なのに、 それほど好きな文章タイプの作家さんではなかった。 平仮名が多いのは女性的な感じ。 でも漢字好きな私にとっては物足りない。
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初めて読んだ川上作品。 なにこれ?と思ったんだけど、このちょっとまわりくどい感じというか 世界観はとてもすきだ。 このふたり、最後どうなったんだろー。
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燃え上がるとか激しいとかの表現と反対に淡々と恋愛が主人公目線で書かれて、それがすきです。ちょっと前によんだので、思い出せない。
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070911(a 080417) 080513(a 080614) 081021(a 081129) 090228(a 090627)
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やっぱり不思議な世界が広がっている。 分かるような分からないような、 なんだこの独特な雰囲気は。 人間らしい、男と女らしい話なのかもしれないけれど、 私はこんな風には溺レたくないな、 なんて思ってみたり。
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男と女の突き詰めない短編集 なんかその感じはわかるけど、やっぱりヤだなぁという話。 中でも『百年』という話が印象に残った。 これは、死んだ女の目線で書いた話。 死んでも男とは結ばれなかったっつー……
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2008.12.14. 再読。読む、タイミングは今回はバッチリだったのか、すごく感情移入…というか、場面移入というか、とにかく入り込みやすかった。前は不思議な世界観と思ってたものが、すんなり溶け込む、自分の内へ。溺れます。私も、溺れたいです。
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