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私が彼を殺した の商品レビュー

3.6

819件のお客様レビュー

  1. 5つ

    105

  2. 4つ

    341

  3. 3つ

    270

  4. 2つ

    43

  5. 1つ

    6

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2010/05/07

どちらかが・・の続編として発表された本書。いわゆる種明かしシリーズ第二弾。 前作では何だかうまくのめり込めなくて、「あっそ、ま、どっちでもいいけどさ」という読後感を持ってしまった。 しかし、今回は中々いい。動機も一人ひとりしっかりしていて誰が犯人であっても頷ける。丁度いい具合にハ...

どちらかが・・の続編として発表された本書。いわゆる種明かしシリーズ第二弾。 前作では何だかうまくのめり込めなくて、「あっそ、ま、どっちでもいいけどさ」という読後感を持ってしまった。 しかし、今回は中々いい。動機も一人ひとりしっかりしていて誰が犯人であっても頷ける。丁度いい具合にハラハラドキドキ感もあり、夢中になってページを捲ることが出来た。また、一転二転した上での「さて誰でしょう?」解説を読んでも解らない。 自分が普段どれだけ何も考えずにミステリーを読んでいるのかが分かる作品です。

Posted byブクログ

2010/05/04

最後まで犯人を知らされないというのに驚いた。 でも、推理しました。 ピルケースが2個存在したこと、一方のケースは元の奥さんが 持っており、それを荷物と一緒に送った先の人が犯人かと。 相変わらず面白い。

Posted byブクログ

2010/05/24

容疑者はたった3人 さあ、メモと鉛筆を! 推理の材料は、すべてそろっている。犯人を捜すのは、あなただ! 婚約中の男性の自宅に突然現れた1人の女性。男に裏切られたことを知った彼女は服毒自殺をはかった。男は自分との関わりを隠そうとする。醜い愛憎の果て、殺人は起こった。容疑者は3人...

容疑者はたった3人 さあ、メモと鉛筆を! 推理の材料は、すべてそろっている。犯人を捜すのは、あなただ! 婚約中の男性の自宅に突然現れた1人の女性。男に裏切られたことを知った彼女は服毒自殺をはかった。男は自分との関わりを隠そうとする。醜い愛憎の果て、殺人は起こった。容疑者は3人。 事件の鍵は女が残した毒入りカプセルの数とその行方。加賀刑事が探りあてた真相に、読者のあなたはどこまで迫れるか。(amazonより抜粋)

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2010/04/29

三人の容疑者の視点で話が進み、みんな「私が彼を殺した」というふうに見える。そして様々な三人の入り組んだ行動が結末で明かされるんだけど、犯人の名前が書かれず終わる。推理の手引きを読まないと分からないということはない。でもすっきりしなかったのも確か。テンポよく話が進み、登場人物を鮮や...

三人の容疑者の視点で話が進み、みんな「私が彼を殺した」というふうに見える。そして様々な三人の入り組んだ行動が結末で明かされるんだけど、犯人の名前が書かれず終わる。推理の手引きを読まないと分からないということはない。でもすっきりしなかったのも確か。テンポよく話が進み、登場人物を鮮やかに描いている点が良かった。

Posted byブクログ

2010/04/27

男に裏切られた女が男のピルケースに毒入りカプセルを仕込んで自分も男の家の庭で自殺する。 ミステリーとしては面白いけど、実際にあったらうっとおしい話だなぁ。 最後に謎解きの袋とじがあって面白かったです

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2010/04/18

タイトル通り、「私」が「彼」を殺しているんですが、容疑者が3人に増えました。もちろん、最後まで読んでも犯人は明かされません。読者がしっかり読んで、推理して下さいなってな作風。 被害者の兄からの視点で物語が進行していく前作からはチョコット変更、今作は容疑者3人の視点が交互に入れ替わ...

タイトル通り、「私」が「彼」を殺しているんですが、容疑者が3人に増えました。もちろん、最後まで読んでも犯人は明かされません。読者がしっかり読んで、推理して下さいなってな作風。 被害者の兄からの視点で物語が進行していく前作からはチョコット変更、今作は容疑者3人の視点が交互に入れ替わりながら進行していきます。 登場人物も少ないし、やはりトッテモ読みやすい。スラッスラ読めます。

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2010/04/11

流れがスムーズで一気読みしました。 3人の誰が犯人でも当てはまりそうで、袋とじ読んでようやく分かった気がしましたが・・・ ずばり教えてほしいです。(笑

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2010/04/12

「どちらかが彼を殺した」ど同様、最後まで犯人が分からないのですが、今回は巻末の袋とじ解説を読んでもわからず、ネットで解説を探してしまいました。 背景はありきたりなのですが、人間関係と推理と、うまく絡み合っていて、おもしろかった。 それにしても、穂高という殺された男は、身近にい...

「どちらかが彼を殺した」ど同様、最後まで犯人が分からないのですが、今回は巻末の袋とじ解説を読んでもわからず、ネットで解説を探してしまいました。 背景はありきたりなのですが、人間関係と推理と、うまく絡み合っていて、おもしろかった。 それにしても、穂高という殺された男は、身近にいた人と同じような人で、むかつきました。 殺されても仕方がないような。。

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2010/04/04

加賀シリーズ4作目? ここまで来ると、加賀の個性がかなり形成されていて、いつ登場するのか、ドキドキしてしまう。 ストーリーはある男性作家の死を巡り、3人の容疑者の心理描写で進められていく。犯人は本文中では明かされず、個人の推理が堪能できる。解説は袋綴じになっていて、知りたければ、...

加賀シリーズ4作目? ここまで来ると、加賀の個性がかなり形成されていて、いつ登場するのか、ドキドキしてしまう。 ストーリーはある男性作家の死を巡り、3人の容疑者の心理描写で進められていく。犯人は本文中では明かされず、個人の推理が堪能できる。解説は袋綴じになっていて、知りたければ、そこで知ることも出来るが、自分で推理しながら、何度も楽しむのも一考。

Posted byブクログ

2010/03/18

謎解き三部作?もっとあるのかな?イラッとします。犯人明かして下さい。何度も言いますが、最後がモヤ~っと終わる作品、苦手です。

Posted byブクログ