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戦略的思考の技術 の商品レビュー

3.5

62件のお客様レビュー

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2010/01/09

it インセンティブの構造をかえないと人の行動はかわらない。 戦略的な利益獲得方法は、①コミットメントすることで有利にインセンティブを働かせ、②スイッチンングコストの活用でロックインする事。 195p あなたは、なぜセオリー(理論)を研究するのですか? 「やるからには私なりの方...

it インセンティブの構造をかえないと人の行動はかわらない。 戦略的な利益獲得方法は、①コミットメントすることで有利にインセンティブを働かせ、②スイッチンングコストの活用でロックインする事。 195p あなたは、なぜセオリー(理論)を研究するのですか? 「やるからには私なりの方法論をもちたかった。勝つか負けるか、結果はわからない。ただセオリーを作ればそれに賭けられる。まけたところであきらめもつく。」by阿佐田哲也 麻雀放浪記より

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2009/10/07

 経済学の用語を用いて、戦略的に思考するという事がどんな事かを記したもの。 副題に書いてある、ゲーム理論は最初しか使ってないです。。  新書にしては詳しくしっかり書いてあるので、なかなか良いではないか。これに興味をもったら、「組織の経済学」とか読んでみたらどうか?

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2009/10/04

色々戦略的思考が学べるというよりも、自分のやっていることや、やったりしていることを定義づけてくれる。仕事始まってしばらくしたらまた読むつもり。内容は勉強になるし、わかりやすいですよ。

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2009/10/07

戦略とは、自分、相手、環境の要因を考慮したときに、 よい結果を出すためにはどこに傾きがあるのか、 そこを感じ取れることが重要。 傾きがないのであれば、作り出すことが重要になる。 以下抜粋、あるいは簡略抜粋。 ○変則ジャンケンでの戦略的思考(P.54、55)  変則ジャンケンで...

戦略とは、自分、相手、環境の要因を考慮したときに、 よい結果を出すためにはどこに傾きがあるのか、 そこを感じ取れることが重要。 傾きがないのであれば、作り出すことが重要になる。 以下抜粋、あるいは簡略抜粋。 ○変則ジャンケンでの戦略的思考(P.54、55)  変則ジャンケンでは、  グーで勝つと10ポイント、  チョキ、パーで勝つと1ポイント加算される。    変則ジャンケンの場合、  グー:チョキ:パー = 1:1:10 の割合で出すべき。  そうすれば平均的に勝ちも、負けもしない。  この戦略を取り何戦か行い、相手の偏りを検証し、  それに合わせた戦略を取ることで勝つことが可能となる。 ○カジノ側がルーレットで”絶対に”勝てる理由(P.60、61)  38個の数字があるのに、  36個の数があるように倍率が設定されているから、  賭けているほうが負けていくわけである。 ○行動を変えるのに少なからぬ費用がかかるときには、  具体的な利益インセンティブを与えつづけなくても、  自分が有利になるように相手にコミットさせることが可能である。  一度相手に自分の好みの行動をさせてしまえば、  相手は費用のために行動を変えるインセンティブが  減少してしまうからだ。(P.124) ○日本の就業者人口の10%以上は建設業界で働いている。  国土の大きいアメリカやオーストラリアでさえ、  この数値は5%から7%程度であるから、  わが国の労働力分布の偏りがわかる。(P.227)

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2009/10/04

ゲーム理論について日常生活の例を用いながら書いてある本。 とにかく例が豊富でかつ面白く、数式も出てこないので、ゲーム理論に興味のある人のとっかかりに良いと思います。 最初は図書館で借りて、手元においておきたかったので古本を買いました。

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2009/10/04

これは、なかなか良著。700円の価値あり。 ゲーム理論を日常生活に落とし込んだ内容なんだが、 具体的、実践的な書き方をしてあってとても実用的。

Posted byブクログ

2009/10/04

同じ著者で『故事成語でわかる経済学のキーワード』って本がありますが、それは浅く広くであって、こちらの本は深く狭く感じでした。どちらがよいか好みによるでしょうが、私はこちらの本のほうが好きでしたね。若干ですけど。

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2009/10/04

まぁ、ゲーム理論の話なんだけど、ちょっと微妙かな。。 おもしろいっちゃおもしろいんだけどね。 すらすら読めない。

Posted byブクログ

2011/04/26

「はじめに」にあるように、「数式を使わないゲーム理論への入門書」。第1章で戦略を「戦略的環境において、自分が自分の自由意志のもとにとりうる行動を、その将来にわたる予定を含めて記述したもの」と定義する。続く章でさまざまなゲーム理論や経済学の用語を解説し、その用語を使ってビジネスや日...

「はじめに」にあるように、「数式を使わないゲーム理論への入門書」。第1章で戦略を「戦略的環境において、自分が自分の自由意志のもとにとりうる行動を、その将来にわたる予定を含めて記述したもの」と定義する。続く章でさまざまなゲーム理論や経済学の用語を解説し、その用語を使ってビジネスや日常生活での意思決定がどのように解釈できるかを説明する。目次? 戦略的思考のススメ―戦略的思考の基礎 第1章 戦略 第2章 先読みと均衡 第3章 リスクと不確実性? 考えるヒント―戦略的経済分析のキーワード 第4章 インセンティブ 第5章 コミットメント 第6章 ロック・イン 第7章 シグナリング 第8章 スクリーニングと逆選択 第9章 モラル・ハザード? 戦略的に解く身のまわりの経済学 第10章 値引き競争 第11章 オークション言葉の定義の問題かもしれないが、これは「戦略」というよりも「戦術」と呼ぶべきではないのか。「戦略」という言葉からは、どのような競争にどのような条件で参加するかの策定方法をイメージするが、ゲーム理論の解説では、意思決定を選択する手法に焦点が当たっているように読めた。これは本書が入門書であるせいなのかもしれない。第4章以降は用語を使って定性的に解説される。「○○だったが、△△を変えることによってこのような効果があった」という、意思決定にかかわる記述があまり見られないので少々物足りなかった。「モラル・ハザード」のという用語は道徳や倫理を表したものではない、という解説は初めて聞いて勉強になった。

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2009/10/04

戦略思考とはどういうものかをわかりやすく説明している。用語の解説から順を追って解説してくれてるので読みやすかった。ただ、具体例や後半部分は読んでて飽きた。その辺は飛ばしてエッセンスだけ取り出して読むのでも十分だと思う。

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