神様 の商品レビュー
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短編集 ふわっとした物語ばかりです(*^^*) 「クリスマス」がおもしろかったです。チジョウノモツレ! 「花野」はちょっと、ホロリとしちゃいました。(*´ω`*)
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川上弘美さんの記念すべき第1作目が、短編「神様」。パソコン通信上で応募し「パスカル短編文学新人賞」を受賞してのデビューであったらしい。あとがきで「もしあのとき『神様』を書かなければ…」とあるけれど、ほんとうによくぞ書いてくださったと思う。そのおかげで私たちは今こうして川上作品を楽...
川上弘美さんの記念すべき第1作目が、短編「神様」。パソコン通信上で応募し「パスカル短編文学新人賞」を受賞してのデビューであったらしい。あとがきで「もしあのとき『神様』を書かなければ…」とあるけれど、ほんとうによくぞ書いてくださったと思う。そのおかげで私たちは今こうして川上作品を楽しめるのだから。「くまにさそわれて散歩に出る」と、いきなり冒頭からのとぼけた味わいは、まさに川上弘美さんの真骨頂だ。ひらかなの柔らかさとしなやかさもまた一貫して彼女の味わいだ。9篇いずれも捨てがたいが、記念碑的な「神様」に敬意を。
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不思議な生き物たちが愛しい。 梨好きな生き物の言動がすべて愛しくて会いたくなった。 それぞれとの別れは切ない。
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「ころんだら、ヨードチンキつける。しみるけど、ぼく平気だよ。」 紳士なくまはかわいい。何だか白い三匹もかわいい。でも、えび男が一番かわいいと思うんだ。 「えびお」って(*≧m≦)=3
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よかった。 図書館で借りて読んだけど、改めて購入したいと思う。 さらさら、静かに流れて染み渡っていくような文章。
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短編集で、はじめのお話が「神様」という表題でしたが、それぞれの話に色んな神様の姿を覗いた感じ。 ふわふわしたり笑ったりひんやりしたりの一冊。
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熊が人のように歩いて話して、社会の歯車になっている。 紳士だけど野性も忘れない熊に癒されます。 ちょっと不思議な短編集です。
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大好きな本。 大好きな本。 絶対に、川上さんにしかかけない世界。 くま、大好き。 昔気質のくま。 これ読んでから、神様2011を読むと、すごく悲しい。
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夢。 こんな夢なら見てみたい、9つの短編集。 ただし『離さない』は「うわあ、」と叫んだ自分の声で起きてしまう、はず。
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一文目を読んだ途端、高校時代の旧友に会ったような気分に。 昔気質の“彼”の存在が、時間の隔たりなどなかったかのように、スゥっと染み渡る一話目。 さながら旧友の今を知ったような、こそばゆい意外さがある最後の話。 昔と今、両方が入り交じった夢のような散歩でした。
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