模倣犯(上) の商品レビュー

宮部みゆき(著者)

2014/10/07

おじいさんが主人公。
おじいさんの立場からかかれていて読んで何年か経ったが忘れられない殺人推理小説。推理小説がすきなら必ず読むべき。

2014/09/17

上下一緒に読んだ。
連続女性誘拐殺人事件をめぐる群像劇。
犯人・遺族・警察・マスコミ。

事件の発展と関係者の第一部。
犯人側から事件をみる第二部。
その後の始末の第三部。
上巻は二部の途中まで。

犠牲者は最初から犠牲者として登場する。
犯人も犯人として登場するし、死ぬ人の大部分は登場時点で死んでいる。
誰がどうなるか分かっているのに先が気になって読み進めてしまう。
読む前にひるむほどの厚さも読んでしまえば気にならない。

大事な友達だけを必死で助けようとするあの人の、頼られる人は頼れと言える人なのねという発見が、ずどーんと来た。

続編『楽園』http://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/4163262407
スピンオフ『R.P.G.』http://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/408747349X

2014/08/24

10年前に読んでいたけれど、また読みたくなって読んでしまった。

分厚い2冊を読み終えるのにはとっても時間がかかったけれど、やはり読み応えがあって、本当に楽しい読書の時間を過ごすことが出来た

若い女性の殺人事件が起こる。その被害者と加害者、そして警察、ルポライターのお話

2014/08/03

いつか読みたいと思いながらも読めずにいた本。分厚さに読めるかなぁと思いながらも、内容に引き込まれてとまらなくなり、慌てて下巻を借りに行きました。

2014/07/06

宮部みゆきの作品で初めて読んだ本です。
この本を読んで思った感想は、この方の犯罪者側の心理の書き込みが恐ろしい程真実味があると、怖さを感じました。
ものすごい想像力だと思います。この作品を読んでから過去の作品もいろいろ読みましたがどれも素晴らしかったです！

2014/06/15

この本は、スマップの中居君が映画で主演するので情報が沢山ありすぎて、知りたくないのにイロイロ知ってしまってから読んだ本なので、ちょっと悔しい。
なんの先入観もなく読みたかったなぁ。
映画の方は観てないけれど、いかがだったのでしょう・・・
クライマックスの所なんか見ものだったのでしょうか。
私、個人的にはピースにはどんな言葉も届かないように思ったのです。
何を言っても動じないというか。
なので最後の場面では、ある意味拍子抜けしたというか・・・。
ちょっと形容しがたい思いを抱きました。
映画を観るとまた違った印象を受けるでしょうか。

2014/06/12

面白かった。後半は嫌な人間の話が続くが前半の面白さに助けられ読み切ることができた。良い人間の話ばかり書いても浅い作品になってしまうのだろう。そういう意味ではあえて人間の嫌な部分を書き切ったこの作品は傑作だと思う。下巻も楽しみ。

2014/02/20

続編外伝にあたる「楽園」が面白いと聞いて、（あまり面白くないと聞いてたけど）読み。
視点がコロコロ変わるので感情移入とかしにくく少し時間がかかってしまったけど、後半辺りから一気に読み進めた。
警察と被害者をあざ笑うかのように発生する連続女性誘拐殺人事件。

第1部は唐突に終わった印象があるけど、2部以降でどう進んでいくのか続きを読むのが楽しみ

2014/01/26

今までに読んだ事のないボリューム！１冊だけでも読み終わるまでにどれくらいかかってしまうのだろう？と、不安になるのに、これは上巻下巻と２冊（文庫本だと５冊）あります。読み終わるまでにいったい何日かかってしまうのだろう・・・。　が、しかし、読み始めるとぐいぐい話に引き込まれ、続きが気になってしまい今までに無いペースで読んでしまいました！現在下巻も５分の１くらい進んでいますが、相変わらず続きが読みたくなる状況は変わっていません。宮部みゆきの作品を読むのは初めてですが、これを読み終わったら代表作を全部読むぞ！と思っています。

2013/12/28

実際に居そうな犯人像。描写が細かく、リアルで怖かった。
視点がグルグル代わり、あとで繋がっていく感じ。
あまりの分厚さに敬遠してたけど、実際読んでみると読みやすいし、寝不足になるほど止まらなかった。
カズくん可哀想すぎ・・これからどうなるの？
下巻へ。