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模倣犯(上) の商品レビュー

4.2

362件のお客様レビュー

  1. 5つ

    153

  2. 4つ

    122

  3. 3つ

    56

  4. 2つ

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読み出したら止まらない!

公園で見つかった、女性の腕とバッグ。それは「人間狩り」の幕開けだった……。舞台の中心に立つ老人と少年の心、狂気に駆られる犯人の歪み。謎が、ドラマが疾走します。

abtm

2024/05/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

長い、、、 序盤で読むの辞めようかと思ったけど 評価がいいので、気合い入れて読んだ。 読んでる途中で、映画観たりを挟むと あれどんな話だっけって忘れかけたり 最初の方ってどんな内容だったっけ ってなったりした。 いろんな人の視点で描かれてるので 人物把握が難しかったりしたけど なんとかついていけてる。 後半犯人視点になり、最初には出てこなかった被害者達がさらっと出てきて まだおったんかーいってなった。 浩美が犯罪に手を染めたのは家庭環境からして、自然な感じがしたけど、ピースが今ひとつ理解できてない。 犯罪には子供の頃から興味があったって言ってたけど 何か理由があるのかな? 浩美も人を殺して、迷いなくピースに相談したんだから、ピースに打ち明けても大丈夫だって自信があったんだよね 浩美はいつからピースの異常性に気づいてたんだろう。 ピースの本名が明かされてないのも 気になる。。 もしかして、もうちょこっと出てきたりしてる人なのかな? とか気になるけど わかっちゃったら面白くないから探らないようにしようとか 考えすぎかな?とかピースで頭がいっぱいだ!!!

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2024/03/16

様々な視点から物語を描くところはドラマを見せられているような臨場感で、それぞれの登場人物にリアルな生活感をしっかり感じられるのはとてもすごい。一連の事件が起きる第一部、その事件を犯人側から書く第二部。長い作品だが、人間の心の内をなぞるような物語に目が離せなくなる。下巻も楽しみ。

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2024/02/13

最高に面白かったーーーーーーー!!! 特に第一部!!ハラハラドキドキ手に汗握るサスペンスが最高だった!! 私は有馬のじーさんが推し。めっちゃカッコいい。 二部は一部とは全然違って興味が持てなくて少しペース落ちたけど...。それでも続きが気になって一日で上巻は読み切ってしまった...

最高に面白かったーーーーーーー!!! 特に第一部!!ハラハラドキドキ手に汗握るサスペンスが最高だった!! 私は有馬のじーさんが推し。めっちゃカッコいい。 二部は一部とは全然違って興味が持てなくて少しペース落ちたけど...。それでも続きが気になって一日で上巻は読み切ってしまった。 宮部みゆき先生作品初めて読んだけど、めちゃくちゃ面白いので他の作品も読んでみたい!

Posted byブクログ

2023/09/29

殺人と自己顕示欲の話だね。 殺人の描写はちょいグロ。 思いのほか早めに犯人が分かったんだけど、これからどうなっちゃうの〜???ってドキドキ! 人物像を掘り下げて書いてあるし、家族関係もしっかり描写があるから、かなり惹き込まれて面白く読んでる。 蕎麦屋のカズが実は知能が高いこと...

殺人と自己顕示欲の話だね。 殺人の描写はちょいグロ。 思いのほか早めに犯人が分かったんだけど、これからどうなっちゃうの〜???ってドキドキ! 人物像を掘り下げて書いてあるし、家族関係もしっかり描写があるから、かなり惹き込まれて面白く読んでる。 蕎麦屋のカズが実は知能が高いことが伏線になると思ってるけど、どうなるのかな。 721P ちょうど1ヶ月半で読了。下巻も楽しみ!!

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2023/07/11

 前半から物語の中心人物は次々と変わってゆく。最初は切断された四肢を発見するところから物語は始めるが、その後はその家族の視点に切り替わってゆく。その後も新たな登場人物が何人も現れてゆき、名前を憶えてゆくのが大変なくらいになってくる。そのうちに今度は殺人事件の犯人の視点にまで変わっ...

 前半から物語の中心人物は次々と変わってゆく。最初は切断された四肢を発見するところから物語は始めるが、その後はその家族の視点に切り替わってゆく。その後も新たな登場人物が何人も現れてゆき、名前を憶えてゆくのが大変なくらいになってくる。そのうちに今度は殺人事件の犯人の視点にまで変わってゆくあたりが意外な展開だった。ただの殺人ミステリーではない展開になってゆく。読者にはあらゆる視点から見せているが、後半ではさらにどのようになってゆくのかが楽しみな物語。

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2023/05/23

長かったです。 2人死んだ、まさか、犯人が? いや、犯人らしい。 からが長かった。 早送りしながら読んだ。

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2023/04/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

⚪︎全721p ⚪︎社会派ミステリー ⚪︎真一、有馬のおじさん、滋子、ヒロミ、警察などなど様々な視点から場面展開をして話が進んでいく ⚫︎全体的に不快な気持ちになる場面が多いが、特に犯人目線の章は幼稚で残忍で胸糞悪く、有馬のおじさんに始終肩入れしてしまう ⚫︎とにかく早くスッキリしたくて次々読み進めてしまう ⚫︎上巻ではひたすらヒロミをぶちのめしたくてしょうがない、てめぇは無能なクソガキだよ!!という気持ちにさせるのが上手い ⚫︎ピースの全知全能気取りをぶちのめしてやりたい、おめぇもただのクソガキだよ!!!というヘイトを高めるのが上手い ⚫︎フラストレーションを溜めるのが本当に上手くてまんまと寝ずに読み進めてしまう!ムカつくのに読んでしまう!!早くぶちのめさせてくれ!制裁を下す系であってくれ!!という一心である

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2023/03/13

 宮部みゆきの長編ミステリー。 僕のミステリ人生の中で、間違いなくもっとも影響を与えた作品。  ノワールの様なジャンルで、公園のゴミ箱で女性の右腕が発見される所からはじまり、重厚で後味の悪い、残忍な事件が明るみになり...。  上巻だけでもボリュームがあり、(文庫版だと合計6巻?...

 宮部みゆきの長編ミステリー。 僕のミステリ人生の中で、間違いなくもっとも影響を与えた作品。  ノワールの様なジャンルで、公園のゴミ箱で女性の右腕が発見される所からはじまり、重厚で後味の悪い、残忍な事件が明るみになり...。  上巻だけでもボリュームがあり、(文庫版だと合計6巻?のボリューム)快楽殺人的な様相、加害者の、そして被害者家族の心理描写、読んでるこちらまで心を揺さぶられる様な残忍で、極悪なストーリーにのめり込んでしまう。  読み始めは覚悟して読むべき、しかし、だからこそ物語が進むにつれて明らかになる事実に衝撃が止まらない。  少なくとも連続殺人を様々な側面から描写しており、それぞれが迫真に迫り、脳内で真実の様に作り上げられてしまう、宮部みゆき先生は一体どの様にこの作品を書き上げたのか。先生自身の中に悪魔がいるのでは?と思わずにはいられないほど恐ろしい作品。 第一部から第二部までが上巻。 そしてここまではこの物語の極一部でしかない。 下巻まで読み終えた後の虚脱感は忘れる事が出来ない。

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2023/01/25

厚さ4,5cmもの単行上、下久しぶりの読破。疲れた〜。でも先が知りたくて自然と読み進められました。当事者、警察、マスコミ、大衆‥それぞれの立場の思惑。(事実は一つしか存在しないが解釈は関わる人間の数だけある。人間は見たいものしか見ないし、信じたいものしか信じない。)読者への警告。...

厚さ4,5cmもの単行上、下久しぶりの読破。疲れた〜。でも先が知りたくて自然と読み進められました。当事者、警察、マスコミ、大衆‥それぞれの立場の思惑。(事実は一つしか存在しないが解釈は関わる人間の数だけある。人間は見たいものしか見ないし、信じたいものしか信じない。)読者への警告。模倣犯って聞こえはいいけど、ただの猿真似(お猿さんごめんね)。犯罪は絶対暴かれます‼︎

Posted byブクログ