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模倣犯(上) の商品レビュー

4.2

362件のお客様レビュー

  1. 5つ

    153

  2. 4つ

    122

  3. 3つ

    56

  4. 2つ

    10

  5. 1つ

    2

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2022/11/04

2022.10 図書館借本 * そんなところで終わる??という感じで、下も一緒に借りといて良かった。 登場人物が多くて覚えるのが大変。

Posted byブクログ

2022/10/12

連続誘拐殺人事件の犯人は誰か?犯人が逮捕され事件は終わりかと思いきや主犯はなかなか現れず最後まで目が離せません。ラストの驚きはあっぱれ宮部みゆきと思うことでしょう。(e-honより)

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2022/06/02

夏の休暇用にと購入したのに、出発前に一気読みしてしまいました.... 過去の凶悪犯罪のサバイバーである高校生の男の子、孫が行方不明になった豆腐屋のお爺さん、嫁ぎ先で嫁姑問題を抱えるルポライター、花形部署からは一歩引いた特別捜査本部のデスク、家族で営む商店街のお蕎麦屋さん、心に深...

夏の休暇用にと購入したのに、出発前に一気読みしてしまいました.... 過去の凶悪犯罪のサバイバーである高校生の男の子、孫が行方不明になった豆腐屋のお爺さん、嫁ぎ先で嫁姑問題を抱えるルポライター、花形部署からは一歩引いた特別捜査本部のデスク、家族で営む商店街のお蕎麦屋さん、心に深い闇を抱えた犯人と、次々と視点が変わりながらストーリーが展開。 承認欲求や自己肥大、人間のエゴ、醜さ、残虐さ、卑劣さ、冷酷さ、無関心といった生臭い縦糸と、思いやり、優しさ、家族という枠を超えた心の絆のような温かい横糸で紡がれた長編作品。 二段組みの分厚い上下巻ですが、その長さを感じさせないのはさすが宮部みゆき氏。 豆腐屋のお爺さんの人柄に惚れました。

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2022/05/30

再読を決めるには勇気がいった汗 被害者の側から犯行の模様が綴られる1部ラストに出てきた犯人(?)の一人、栗橋浩美の存在をもはや忘れていようとは!!自分の記憶にあきれるばかり。 第2部、クライマックスは下巻に続くが1部の裏側がなんとも嫌なムードで進められていく。主犯「ピース」の本名...

再読を決めるには勇気がいった汗 被害者の側から犯行の模様が綴られる1部ラストに出てきた犯人(?)の一人、栗橋浩美の存在をもはや忘れていようとは!!自分の記憶にあきれるばかり。 第2部、クライマックスは下巻に続くが1部の裏側がなんとも嫌なムードで進められていく。主犯「ピース」の本名が話題になってるにもかかわらず出てこないところが嫌な感じだ。。。 かわいそうに巻き込まれた人が良すぎる高井和明、彼を陥れるはずだったのに死ぬことになった浩美。 被害者鞠子をめぐる人たちを含めた役者たちの運命はいかに!? 下巻に続く!

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2022/03/08

女の腕が公園のゴミ箱から発見されたことから始まった劇場型連続殺人事件の上巻。被害者家族、発見者として巻き込まれた別の殺人事件被害者家族の少年や事件を追うルポライターの視点から見た事件と犯人の視点から見た事件、2つの角度から話が進んでいく。 とにかく長い!1ページの文字数もかなり...

女の腕が公園のゴミ箱から発見されたことから始まった劇場型連続殺人事件の上巻。被害者家族、発見者として巻き込まれた別の殺人事件被害者家族の少年や事件を追うルポライターの視点から見た事件と犯人の視点から見た事件、2つの角度から話が進んでいく。 とにかく長い!1ページの文字数もかなりのものだし、1冊もぶあつい!しかも上下巻。話はすごく面白くてどんどん読むのだけれど、読んでも読んでも進まず読破まで3日かかった。 いざ、下巻へ!!

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2021/12/07

いま思い返しても胸糞悪くなる小説。だけど鮮烈な記憶を残しているので、やっぱり名作。世の中には出会ってはいけない「悪」が存在するんだという事実を突きつけられて、胸糞悪くなるんだろうな。 下巻に続く

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2021/10/21

興味をもって読み始めたのだけれど、犯人の描写になってからがつらかった。なんでこんなひどい人間の話を読まなければいけないのかと思ってしまう。 つらいところをとばしとばし読んで、やっと最後までたどりついたが、なんだかひどい話だった。ただ、これだけたくさんの人間の生活をリアリティをもっ...

興味をもって読み始めたのだけれど、犯人の描写になってからがつらかった。なんでこんなひどい人間の話を読まなければいけないのかと思ってしまう。 つらいところをとばしとばし読んで、やっと最後までたどりついたが、なんだかひどい話だった。ただ、これだけたくさんの人間の生活をリアリティをもってえがけるのはすごいと思う。 ただ推理小説にはどんでん返しがほしい。

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2021/09/17

読めば読むほど胸くそが悪くなる展開 それだけ完成度の高い作品で、自分が引き込まれていることに気付く 大川公園で女性の片腕が見つかる それから若い女性が次々と殺される 犯人は被害者やテレビ局に電話をかけ事件の異常性を世間に広める 第一発見者の少年は、一家殺人事件の唯一の生き残り...

読めば読むほど胸くそが悪くなる展開 それだけ完成度の高い作品で、自分が引き込まれていることに気付く 大川公園で女性の片腕が見つかる それから若い女性が次々と殺される 犯人は被害者やテレビ局に電話をかけ事件の異常性を世間に広める 第一発見者の少年は、一家殺人事件の唯一の生き残り 今回の猟奇殺人と少年がどのように繋がるのか? 中盤で犯人が判明し栗橋浩美とピースの異常性に恐怖を覚えた。心優しい和明は巻き込まれてしまい世間を驚かしてしまう 早く下巻を読まなければと心が掻き立てられてしまう程、素晴らしい作品

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2021/06/14

1300ページに及ぶ長編大作。犯人・被害者家族・発見者のそれぞれの視点から心情を描いている。刑事物にしては珍しく種明かしを早々にし、そこから逮捕に至るまでの経過を表現している独特な作品。そのため、終盤の驚きや感動はあまり感じなかった。全体として面白いが、盛り上がりに欠ける。

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2022/05/12

2001年のさまざまなベストセラーランキングを総なめにした代表作。異常な信念をもった猟奇連続殺人犯と癒されぬ怒りを抱える被害者の遺族たち、事件に踊らされるマスコミおよび警察の姿がある種の批判をもって描かれているが、あくまでエンターテイメントに徹しているのがいい。 どちらかというと...

2001年のさまざまなベストセラーランキングを総なめにした代表作。異常な信念をもった猟奇連続殺人犯と癒されぬ怒りを抱える被害者の遺族たち、事件に踊らされるマスコミおよび警察の姿がある種の批判をもって描かれているが、あくまでエンターテイメントに徹しているのがいい。 どちらかというとソフトなイメージのある宮部作品だが、今回殺人犯側の描写に作品の1/3くらいページを割いている。個人的には一番の読みどころでもあり、実際に読者を下巻へ牽引していると思った。細かい人物描写も飽きがくる前に場面転換がやってくるのはさすがだなと。 この連続殺人犯はその性格から自分の犯罪をマスコミを通してやたらとアピールする。登場人物の一人、ライターである前畑滋子は結局犯人に利用されてしまうのだが、ラスト見事に反撃するのが小気味いい。題名の「模倣犯」の意味はいろいろと解釈できると思うが、このラストでの滋子と犯人の応酬に「ああ、だからこの題名か!」と感嘆した。 唯一難点を言わせてもらえば、犯人が捕まってからの展開があっさりしすぎというか……個人的にはもう少し犯人の過去を掘り下げて見たかった。事実の羅列だけではなく。でもそれは著者の意図するところではなかったのだろう。どちらかというと犯罪被害者(加害者)の遺族に焦点を当てたかったのだと思う。気骨な有馬老人も良かったが、高井由美子も印象深かった。 映画は微妙。中居くんの演技は意外に上手かったけど

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