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有限と微小のパン の商品レビュー

4.1

358件のお客様レビュー

  1. 5つ

    114

  2. 4つ

    135

  3. 3つ

    60

  4. 2つ

    8

  5. 1つ

    2

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2022/02/01

220123*読了 ついにS&Mシリーズ最終巻! 分厚い!900ページくらいある。 でも、どんどん進む。なんなら、最後まできて、もう終わり?と思えてしまうほどに。 長崎のテーマパークで次々に起きる殺人事件。 その裏にはあの人の影…。 すべてがFになるのアンサーとして存在するこ...

220123*読了 ついにS&Mシリーズ最終巻! 分厚い!900ページくらいある。 でも、どんどん進む。なんなら、最後まできて、もう終わり?と思えてしまうほどに。 長崎のテーマパークで次々に起きる殺人事件。 その裏にはあの人の影…。 すべてがFになるのアンサーとして存在するこの巻。 いやぁ、おもしろかったなぁ。 もっと、犀川先生と萌ちゃんの距離が縮まってほしかったな…。 これ以降の短編でそういう話も読めるのだろうか? 森先生の小説はすべて読もうと思って、今、コツコツ揃えています。

Posted byブクログ

2022/01/24

遂に全話読み終えた、かなりの達成感 この世界観がだいすき 登場人物がどうなったとかの想像の余地が許される優しい終わり方だった とにかく私は親しい人に愛という名前の人が現れたらラブちゃんと呼びたい

Posted byブクログ

2022/01/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

十数年前にこのS&Mシリーズに出会って、ようやく最終巻を読了しました。 読み終わりたくないという気持ちももちろんあったのですが、なかなか読み始められなかったのはこの分厚さですね笑。800ページ超を持ち歩くのは大変でした。 奇しくも近々いってみようかなと考えていた長崎のテーマパークが舞台。下調べしていたお陰でイメージしやすかったです。 事件のトリックは、古典的ではありますが正直に言ってちょっと肩透かし感がありました。もうすこし驚きたかったかな… それよりも本巻を読んで最も興味深かったのは、VR技術についてでした。初版が2001年ということで、VRの実現にかなり大がかりな設備が必要となっていますが、2022年現在、もはや数万円で当時最先端の技術が体験できる状況です。 コンピューターサイエンスの進歩の速さと、その根幹技術と行く末をかなり正確に捉えていた作者の見識にこそ驚かされた一冊でした。

Posted byブクログ

2021/12/15

「すべてがFになる」から始まったシリーズを読破しました。 動機ではなく、その周辺や言葉にまつわる知識?を交えながら話が進んでいくため、ページ数がとても多いです。 今作は860ページと購入する時、とても驚きました。 幻と現実にはそこまで差がないのではないか、誰かのゲームの登場人物...

「すべてがFになる」から始まったシリーズを読破しました。 動機ではなく、その周辺や言葉にまつわる知識?を交えながら話が進んでいくため、ページ数がとても多いです。 今作は860ページと購入する時、とても驚きました。 幻と現実にはそこまで差がないのではないか、誰かのゲームの登場人物の一人に過ぎないのではないかと感じてしまいます。 二人と真賀田四季の思考が今後どのように変化していくのか、二人の関係はどうなるのか見てみたいです。

Posted byブクログ

2021/12/05

長いシリーズだったので、読み終えられてなんだか感慨深い。とはいえ、ちょっとこの作品は、結末が期待外れだったなあ。 これだけの厚さを飽きることなく読めたので十分面白いんですが、真相が、え、それだけ?そんなんなんでもアリやんけ、と思ってしまった。ミステリーとしてはイマイチ? シリ...

長いシリーズだったので、読み終えられてなんだか感慨深い。とはいえ、ちょっとこの作品は、結末が期待外れだったなあ。 これだけの厚さを飽きることなく読めたので十分面白いんですが、真相が、え、それだけ?そんなんなんでもアリやんけ、と思ってしまった。ミステリーとしてはイマイチ? シリーズを振り返ると、ラスト3作品はだいぶ低空飛行だったなと思う。封印再度や幻惑の死と使徒あたりが個人的には最高潮でした。キャラクターに対しては、萌絵の身勝手さと無鉄砲さに段々とついて行けなくなった感がある。

Posted byブクログ

2021/09/16

「すべてがFになる」 で始まったS&Mシリーズの最終作。特に好きなシリーズでもないので、二十年以上をかけて読破したことになる。 しかしこの最終作はかなり退屈。無駄に哲学的な会話が多く、あまり効果的とは思えない改行の連発を所々で仕掛けてくるなど、作品を重ねてもこういう冗長さ...

「すべてがFになる」 で始まったS&Mシリーズの最終作。特に好きなシリーズでもないので、二十年以上をかけて読破したことになる。 しかしこの最終作はかなり退屈。無駄に哲学的な会話が多く、あまり効果的とは思えない改行の連発を所々で仕掛けてくるなど、作品を重ねてもこういう冗長さに陥らないのが優れていた作家だけに、本作は残念だった。 (個人的に冗長さに陥ったのが、京極夏彦とか高村薫とか。。) 正直、1作目の 「すべてがFになる」 の評価が高かった割に面白くは感じなかったのだが、4作目以降あたりから非常に楽しめるようになった。しかし残念ながらラスト2作はかなり失速したな。 本作は終盤、星1つになると思いながら読み進んだが、ラストだけは秀逸だったので、星2つにした。 次のシリーズを読むかどうかは、まだ分からない。犀川のキャラクターは割と好きだが、西之園萌絵にはあまり興味が持てないんよねー。

Posted byブクログ

2021/09/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

なるほど、そういう仕掛けだったかというところ。理系ミステリーの複雑さはじっくり読まないと理解しきれない上に、位置や場所といった通常のミステリーに必要な情報まで被さってくるから、てんやわんや。そんな中であっさり騙された。 ただ、殺人の真犯人の動機が不明なままというのは、なんとなく気持ち悪い。個人的な何かということなんだろうけども。それにお芝居のフィクサーがまがたしきだったとして、会社の人たちがそれにのっかったのもよくわからない。普段、もえの行動や意見にはイマイチ納得できないことが多いけど、今回のネタばらしの段階での彼女の反応は真っ当だった(笑)。そんなそこまで!みたいな。 何にせよ、何もかもが大がかりな作品だったなあと思う。

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2021/07/24

日本最大のソフトメーカーが経営するテーマパークで起きた不可解な事件。N大学学生・西之園萌絵たちが事件の謎を追う。そして、事件の背後に見える偉大なる天才の影。 S&Mシリーズの第10作目にして完結編。 シリーズは完結するものの、犀川創平と西之園萌絵、そして偉大なる天才の...

日本最大のソフトメーカーが経営するテーマパークで起きた不可解な事件。N大学学生・西之園萌絵たちが事件の謎を追う。そして、事件の背後に見える偉大なる天才の影。 S&Mシリーズの第10作目にして完結編。 シリーズは完結するものの、犀川創平と西之園萌絵、そして偉大なる天才の物語はまだまだ続きます。

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2021/04/11

S&Mシリーズ最終巻、めちゃ分厚い! 読み応えあるなぁと思いながら本を開くと、あっという間に読み終わっちゃった。 今回は色んな意味で騙された… 全ては装飾に過ぎない。 トリックが壮大で、謎解きを読んでてもありえなく無い?って思った。 真賀田四季博士が再登場し、萌絵たちを翻弄し...

S&Mシリーズ最終巻、めちゃ分厚い! 読み応えあるなぁと思いながら本を開くと、あっという間に読み終わっちゃった。 今回は色んな意味で騙された… 全ては装飾に過ぎない。 トリックが壮大で、謎解きを読んでてもありえなく無い?って思った。 真賀田四季博士が再登場し、萌絵たちを翻弄していた。 ただただ凄い。存在感が文面からも伝わってくる。 塙社長も天才だとあったけれど、真賀田博士に圧倒されて最後はフィードアウトして行った感があった。 これでS&Mシリーズは最後だけれども。 もっと萌絵の心理面での安定や二人の恋愛面での進展を見たい。 面白かったから、まだまだ続いて欲しかった!

Posted byブクログ

2021/03/28

読み終わった。 ついに完結。 当たり前と思っていることを問われ、思考するところが大好きだ。 わかったようでよくわかってないけれど、不思議と満足感がある。 最後まで読めてよかった。感謝。

Posted byブクログ