有限と微小のパン の商品レビュー
四季に始まり四季に終わる。 ようやくシリーズ最終章。 10年前にこの世界を書いた森さん凄い。
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S&Mシリーズ完結編。とりあえず最初に思ったのは分厚い。とにかく分厚い。しかし、読んでいて途中でだれることはなく、逆に展開が気になってどんどんページをめくってしまう。ただ通学・通勤で読むことはオススメしない。面白くとも重いものは重い。内容的には圧巻の一言。どう考えても無理...
S&Mシリーズ完結編。とりあえず最初に思ったのは分厚い。とにかく分厚い。しかし、読んでいて途中でだれることはなく、逆に展開が気になってどんどんページをめくってしまう。ただ通学・通勤で読むことはオススメしない。面白くとも重いものは重い。内容的には圧巻の一言。どう考えても無理だろうという状況がものの見事に説明される。いや~それは思いつかんだろうと思うこと請け合い。そして伏線も最後の最後に見事な回収。事件の真相とは別に「あの人」と犀川先生の会話がやはりテンションが上がるというかぞくぞくする。そんな一冊。
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人間だけが本能を乗り越える。本能を封じ込める。本能に逆らえる。それを犀川は「人間性」あるいは「人間的」と呼んでいる。
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- ネタバレ
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今回もしてやられたと感じるそんな内容だった。主人公たちが来たテーマパークがすべてまるで芝居のようになっているとは誰も予想できなかったのではないだろうか。最後の方で真賀田四季は死んでいると言うところがあり、背筋が凍った。しかし、実際は犀川の妹のマンションの隣人として住んでいて犀川が来るころには既にマンションから逃げる準備をし終えていた。まさに「灯台下暗し」という言葉がふさわしいなと思った。
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真賀田四季博士再び!このトリックは賛否両論ありそう。思いつかなかったし、金持ちのやることって(~_~;)みたいなw。S&Mシリーズはこれで終りみたいですが、次のシリーズも読んでみたい。しかし、身近に天才がいなくて良かった(笑)
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4+ そう来たか・・・そう来たか・・・。 本作の仕掛けの意外性は『F』以来のインパクトだな・・・。 それにしても面白かった。シリーズ10作面白かった。 前半5作では、萌絵は、探偵役(犀川)が事件に介入するための単なる装置に過ぎなかった。しかし後半では役回りが変わり、単なる装置は...
4+ そう来たか・・・そう来たか・・・。 本作の仕掛けの意外性は『F』以来のインパクトだな・・・。 それにしても面白かった。シリーズ10作面白かった。 前半5作では、萌絵は、探偵役(犀川)が事件に介入するための単なる装置に過ぎなかった。しかし後半では役回りが変わり、単なる装置は探偵役も兼ねることになる。これにより萌絵の回復、成長、覚醒、開放などが端的に描かれ、シリーズの構成としても良い展開であったと思う。故に元々スーパーな存在であった犀川の出番は減るのだが、その存在感だけは常に際立たせて描かれていた。シリーズ最終作でかつての役回りに戻っても、違和感なく読み手を物語に誘うことが出来るのは、そのバランス感覚の賜物である。
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S& M シリーズラストなので、楽しみにしていたけど、イマイチだった。元婚約者が出てきて、その話がメインな割には最後では、何も語られないので、不完全燃焼に感じた。犀川先生と真賀田四季博士の話として読めば、納得できるけど。。。
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S&Mシリーズ全10巻、約二週間で一気読み。 登場人物のセリフの一貫した緊張感が最高。でも結末は禁じ手でしょ…
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シリーズ読破しました。 キャラクターが魅力的過ぎて、事件やトリックよりもそっちの方がメインな印象。 この巻だけ読んでも面白いとは思いますが、やっぱり順番に読んだ方が面白さは倍増しますね。 他のシリーズも読んでみようかなあ。
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読み終わってしまった。。寂しい…。 四季があの人→後からじわじわビックリ。もっと読みたいシリーズだなぁ。犀川先生の推理や発言、まだ読みたい。
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