マネジメント エッセンシャル版 の商品レビュー
「エッセンシャル版 マネジメント 基本と原則 【著:P.F.ドラッガー】」読み終えて一言!ドラッガー本の7冊目!集大成としてまとめで読み直しましたが、浅く広くという印象です。でもまた新しい学びがあり、結局ドラッガーから離れられない。次は何を読もうかと思案中・・・。少し休憩もありか
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一、全体として何に関する本か ドラッカーの代表作である「マネジメント-課題・責任・実践」から最も重要な部を抜粋したエッセンシャル版である。全体として、会社とは何か?働くとはどういうことか?という現代社会の本質について書かれており、現代の組織化された社会でマネジメントというものが...
一、全体として何に関する本か ドラッカーの代表作である「マネジメント-課題・責任・実践」から最も重要な部を抜粋したエッセンシャル版である。全体として、会社とは何か?働くとはどういうことか?という現代社会の本質について書かれており、現代の組織化された社会でマネジメントというものがいかに重要で、優れたマネジメントとはどういうものかが詳しく書かれている。しかし、あくまでエッセンシャル版であるので、重要なフレーズを抜き出しただけの所が多く全体として内容が少し浅い。ドラッカーの思想を深く知るには、実際に「マネジメント」を読んだ方が良さそうである。 二、何がどのように詳しく述べられているか 否定的な意見も述べたが、その一方で、ドラッカーが特に伝えたいことだけが書かれているので読みやすい。ドラッカーが最も伝えたい事とは「企業の目的」である。 まず最初に「企業」は営利組織ではない。これが第一の主張である。もちろん、利益がなければ組織を維持することはできない。しかし、利益は企業などの組織にとって目的ではなく条件である。では、企業の目的は何か?それは「社会」である。具体的には、「顧客を創造すること」これが企業の唯一の目的である。 社会からニーズがあるものを供給するだけではないとドラッカーは強く述べている。例えば、コピー機やコンピュータへの欲求は、それが手に入るようになって初めて生まれた。そういった物が世に出てくるまでは多くの人が欲しいとは思いもしなかったのだ。 そして、次に書かれているのが、「事業は何か」である。「我々の事業は何か。何になるか。何であるべきか。」これらの問を組織は体系的かつ真剣に考えなくてはならない。またインフラも含めて全ての企業が守るべき原則として、「現在行っている事業は永遠に続けるべきものではなく、かなり近いうちに廃棄すべきものである」と述べている。 三、一番面白かったのはどこか、なぜ自分は面白かったのか イノベーション(革新)についても様々な事が書かれており、今の自分に共感できるところが多かった。 イノベーションとは「新しい価値」のことである。成功一件につき、九九の失敗がある。しかも九九の失敗は話題にもならずに終わる。しかし、そのたった一件のイノベーションを生み出すことは大変重要な事であり、それを理解することが我々組織に属する者にとって特に大切だとドラッカーはいう。本当にその通りで、九九くらいの失敗に負けるようでは話にならないと改めて気を引き締めることができた。
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この手の本はとっつきずらい。 読んでいるけどなかなか進まない。でもためになりそうな気がして読み進めている。 はたして、なにかためになるだろうか。
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社内自己啓発セミナーでの課題図書。このての本に評価を付けるのもいかがなものかと思うのですが、訳文が非常に読みにくいので星4つ。この本を読んで小論文を書かなければならないため、大事なところに折り目をつけていったら、ほとんどのページに折り目がついてしまった・・・なるほどエッセンシャル...
社内自己啓発セミナーでの課題図書。このての本に評価を付けるのもいかがなものかと思うのですが、訳文が非常に読みにくいので星4つ。この本を読んで小論文を書かなければならないため、大事なところに折り目をつけていったら、ほとんどのページに折り目がついてしまった・・・なるほどエッセンシャル版だけあって、奥義書に近く、単純に読んだだけでは真価はわからない。読んで考えて実践してみてはじめてわかる。仕事がつまらなくなってきた、何で仕事をするんだっけ?と疑問が沸き起こってきた時、新入社員、役人、主婦、みんな読むべき。
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(しゅんぺい) ドラッカー教授の名著中の名著。 自分のステージで発見出来ることも変わってくるんだろうな。 ずっと手元に置いておきたい本。
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マーケティングとイノベーションの部分は目から鱗。真摯さこそ唯一絶対の条件、といったあたりは泣けてきそうなぐらい勇気付られました。終わりの方は少し解りにくかったけど、またいつか読み返して見たいとは思った。
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最近流行のドラッカー。経営の神様と言われるだけあり、奥が深い内容のため、一読しただけでは詳細までは掴み切れない。これは常日頃から魚見続ける経営のバイブルのような本だ。 企業とは何か?に始まり、仕事と人間、社会的責任、マネジメントの重要性、技能、戦略へとマネジメントを多面的に捉えて...
最近流行のドラッカー。経営の神様と言われるだけあり、奥が深い内容のため、一読しただけでは詳細までは掴み切れない。これは常日頃から魚見続ける経営のバイブルのような本だ。 企業とは何か?に始まり、仕事と人間、社会的責任、マネジメントの重要性、技能、戦略へとマネジメントを多面的に捉えていく。全てが原理原則に基づいている。迷ったら立ち返るべき本。近い将来、再読することになると思う本である。
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'マネジメント - 基本と原則 [エッセンシャル版]' もしドラ見たときから予想はしてたけど、難しい・・・。ほとんど頭に入ってない・・・。日本がやけに褒められていた印象。最近話題の岩崎弥太郎を除いて。 http://amzn.to/c6o6N...
'マネジメント - 基本と原則 [エッセンシャル版]' もしドラ見たときから予想はしてたけど、難しい・・・。ほとんど頭に入ってない・・・。日本がやけに褒められていた印象。最近話題の岩崎弥太郎を除いて。 http://amzn.to/c6o6N8
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ドラッガーの本は沢山読ましてもらった。 ただ、この本だけはまだ読んでいなかった。 「もしドラ」を読んで、読みたくなった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」この本がきっかけとなって、元ネタのこの本が再び注目されています。 この本を高校生が理解できるかどうかは分かりませんが、ビジネスパーソンにとっては新入社員からエグゼクティブまで幅広い層のバイブルとなるでしょう。 この本は1973年に出版された「マネジメント ~課題・責任・実践」の要約版ですがマネジメントの使命、方法、戦略と幅広い内容を扱っておりドラッカーのマネジメント論のアウトラインを掴めます。 その後に提案された様々な経営理論の原点もちりばめられておりドラッカーの洞察力の鋭さには脱帽です。ドラッカーがマネジメントの発明者と呼ばれる理由がよく分かります。 確かに一度読んだだけでは、十分に咀嚼できない部分も多いですが、経験を積んでから読み返せば、新たな気づきが得られるでしょう。いずれ原典の「マネジメント」にも挑戦してみたいと思います。
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