マネジメント エッセンシャル版 の商品レビュー
何度読んでも、いろいろな気づきが得られる本。所属している研究会での論文審査とあわせて読み返しているところ。
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とりあえず一通り読み終えたという感じ。印象的なフレーズはいくつか頭に残っているが、まだまだ消化したというところまではいかない。これから何度か必要に応じて読み返さないと、ものにはならないな。
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読書会の課題本として読みました。たっぷり1ヶ月くらいかけて読み込みました。■世の中には2種類の人間がいる!世の中には2種類の人間がいるようです。 ・「マネジメント」を読んで、非常に享受するところの大きい人間と ・「マネジメント」を読んでも、あまり享受するところのない人間の2種類で...
読書会の課題本として読みました。たっぷり1ヶ月くらいかけて読み込みました。■世の中には2種類の人間がいる!世の中には2種類の人間がいるようです。 ・「マネジメント」を読んで、非常に享受するところの大きい人間と ・「マネジメント」を読んでも、あまり享受するところのない人間の2種類です。残念ながら、私は後者だったようです。この本を読んで読書会に行って思ったのは、上記のようなこと。「非常に得るところが大きかった。面白かった。」と行っているのは、経営に関する仕事をしている人・役員とかで、「あまりピンとこない」という人は、私を含めて一般社員に多かったです。人を選ぶ本のようです。また数年して、大人になったらもう一度読み込んでみようと思います。その時まで、最後の星ひとつは残しておきます。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ドラッカーの残したフレーズで好きなものはいくつかありますが、その中で、マネージャーとして不適格な者。 *強みより弱みに目を向ける者 *何が正しいかより、誰が言ったかを重視する者 *真摯さより頭の良さを重視する者 *部下に脅威を与える者 *自らの仕事に基準を設定していない者 いいですね。 肝に刻みましょう.
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なんどでも何度でも読み返して、汲み取ろう。 働くことは奥深い。 真摯さが大事、という言葉に何度救われたか。
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読むのに休み時間などを使って1ヶ月かかりました。が、内容が多すぎて理解できてない。多くの人が言うように何回も繰り返し目を通すようにすべきかな。
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・企業の目的は、顧客の創造である。なぜなら顧客だけが、財やサービスに対する支払いの意思を持ち、経営資源を富に、モノを財貨に変えるからである。しかも顧客が価値を認め購入するものは、財やサービスそのものではない。財やサービスが提供するもの、すなわち効用である。したがって、企業は二つの...
・企業の目的は、顧客の創造である。なぜなら顧客だけが、財やサービスに対する支払いの意思を持ち、経営資源を富に、モノを財貨に変えるからである。しかも顧客が価値を認め購入するものは、財やサービスそのものではない。財やサービスが提供するもの、すなわち効用である。したがって、企業は二つの、そして二つだけの基本的な機能を持つ。それがマーケティングとイノベーションである。マーケティングとイノベーションだけが成果をもたらす。 ・マーケティング:真のマーケティングは顧客からスタートする。すなわち現実、欲求、価値からスタートする。マーケティングが目指すものは、顧客を理解し、製品とサービスを顧客に合わせ、おのずから売れるようにすることである。 ・イノベーション:企業そのものは、より大きくなる必要はないが、常によりよくならなければならない。 ・顧客の創造という目的を達するには、富を生むべき資源を活用しなければならない。資源を生産的に使用する必要がある。知識、時間、プロダクトミックス、プロセスミックス、自らの強み、組織構造の適切さが資源である。 ・あらゆる組織において、共通のものの見方、理解、方向づけ、努力を実現するには、「われわれの事業は何か。何であるべきか」を定義することが不可欠である。 ・企業の目的と使命を定義するとき、出発点は一つしかない。顧客である。顧客によって事業は定義される。顧客が財やサービスを購入することにより満足させようとする欲求によって定義される。顧客を満足させることこそ、企業の使命であり目的である。したがって、「顧客は誰か」との問いこそ、個々の企業の使命を定義するうえで、もっとも重要な問いである。 ・生産性向上のために働きがいを与えるには、仕事そのものに責任を持たせなければならない。そのためには、生産的な仕事、フィードバック情報、継続的学習が不可欠である。 ・人のマネジメントとは、人の強みを発揮させることである。人は弱い。悲しいほどに弱い。問題を起こす。手続きや雑事を必要とする。人とは、費用であり、脅威である。しかし人は、これらのことのゆえに雇われるのではない。人が雇われているのは、強みのゆえであり能力のゆえである。組織の目的は、人の強みを生産に結びつけ、人の弱みを中和することにある。 ・マネージャーとは、「組織の成果に責任を持つ者」である。 ・マネージャーには、二つの役割がある。第一の役割は、部分の和よりも大きな全体、すなわち投入した資源の総和よりも大きなものを生み出す生産体を創造することである。第二の役割は、そのあらゆる決定と行動において、ただちに必要とされているものと遠い将来に必要とされているものを調和させていくことである。 ・マネージャーにとって、学ぶことのできない資質、後天的に獲得することのできない資質、始めから身につけていなければならない資質が、一つだけある。才能ではない。真摯さである。 ・真摯さの定義は難しい。だが、マネージャーとして失格とすべき真摯さの欠如を定義することは難しくない。強みよりも弱みに目を向ける者をマネージャーに任命してはならない。できないことに気づいても、できることに目のいかない者は、やがて組織の精神を低下させる。何が正しいかよりも、誰が正しいかに関心を持つ者をマネージャーに任命してはならない。仕事よりも人を重視することは、一種の堕落であり、やがては組織全体を堕落させる。真摯さよりも、頭のよさを重視する者をマネージャーに任命してはならない。そのような者は人として未熟であって、しかもその未熟さは通常なおらない。部下に脅威を感じる者を昇進させてはならない。そのような者は人間として弱い。自らの仕事に高い基準を設定しない者もマネージャーに任命してはならない。そのような者をマネージャにすることは、やがてマネジメントと仕事に対するあなどりを生む。
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数行読むごとに、ドラッカー先生から直接講義を受けているような臨場感。「真摯さを忘れるな。」このあと「私のバイブル的」に結構長い付き合いになる予感。
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この本に書かれてるすべてが正しいとは当然思わないが、 基本と原則というだけあって何年経っても色褪せない。 一度読んで終わりという本ではなく読み返して理解を深めるための教材。
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言われたら当たり前のようなことばかりですが、忘れがちなことでもあるので、たまに読むのがいいんでしょうね。
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