マネジメント エッセンシャル版 の商品レビュー
難しいし散文的にさまざまなトピックについて書かれてるので構造的になにかを訴えているわけではない、というのを前提にし、何度も読み返す本なんだろうなぁと思いました。でも基本のテキストとしてはよいのではないでしょうかやはり。
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難しい。ことあるごとに再読したい。小手先のスキルというよりは、ひたすらマネジメントとは何か?という本質が語られている感じ。
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1.この本を一言で表すと? ・仕事の基本。[組織・人・社会]×[貢献・成長・成果] 2.よかった点を3〜5つ ・マネジャーとして失格とすべき真摯さの欠如(p147) →こうならないように自分自身気を付けるポイントとして役にたちそう。 ・目標には、初めからチームとしての成果を組み...
1.この本を一言で表すと? ・仕事の基本。[組織・人・社会]×[貢献・成長・成果] 2.よかった点を3〜5つ ・マネジャーとして失格とすべき真摯さの欠如(p147) →こうならないように自分自身気を付けるポイントとして役にたちそう。 ・目標には、初めからチームとしての成果を組み込んでおかなければならない(p139) →現代の日本の目標管理の問題点を執筆時点で見越している点がすごい。 ・成長には戦略が必要(p259) →何も考えずに日々を過ごしていても成長できない。成長目標を常に意識したい。 ・個人の強みは社会のためになる(p276) →日本の為に何ができるか、考えてみても自分自身の強みを伸ばして活かすことが必要。 2.参考にならなかった所(つっこみ所) ・真摯さは学ぶことができず、後天的に獲得できないとあるが(p130)、生まれながらにしてマネジャー向きかどうか決まっているということ? ・29.管理(p165)は何が言いたいのかよくわからなかった。 ・難しい本なので、読み切っただけで賢くなった気にさせられてしまう? 3.実践してみようとおもうこと ・目的は何か、成果は何か、自分の人生をマネジメントしてみる。 4.みんなで議論したいこと ・真摯さとは何か? 5.全体の感想 いたって基本的な事が書かれているが、読み直す度に考えさせられる内容。 読む前は、管理職ではないので直接関係ない内容かと思っていましたが、社会人ならすべての人が読むべき本。読んで終わりではなく、実践が必要。
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なんというかこう、文章がほどよく硬い漢字で引用したくなる文章なんですよね。回りくどいところもあるですが、たまに読むとそれもまた格好いい気がしてきます。 個人的には管理の章がよかったです。測定不可能なものにも目を向けなければならないもとか、管理する精度は測定の対象に合わせなければ...
なんというかこう、文章がほどよく硬い漢字で引用したくなる文章なんですよね。回りくどいところもあるですが、たまに読むとそれもまた格好いい気がしてきます。 個人的には管理の章がよかったです。測定不可能なものにも目を向けなければならないもとか、管理する精度は測定の対象に合わせなければならないとか、データを使ってお仕事をしてると確かにそうだなと思います。確かにそうだなと思えることが、引用したくなる文章で書かれているので売れるのもなんとなくわかります。
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大部「マネジメント」から、最重要部分を抜粋したもの。中身は濃い。今回の読書で注目したのは、マネージャーと専門家のところ。 印象に残ったのは、軍における、地位(少佐)と機能(大隊長)の分離。専門家はマネージャーの上司で、組織内のリーダーであるべき。成果への貢献という観点では、マネー...
大部「マネジメント」から、最重要部分を抜粋したもの。中身は濃い。今回の読書で注目したのは、マネージャーと専門家のところ。 印象に残ったのは、軍における、地位(少佐)と機能(大隊長)の分離。専門家はマネージャーの上司で、組織内のリーダーであるべき。成果への貢献という観点では、マネージャーと専門家は同じで、手段が異なるのみというところ。 組織を動かしていくとき、この本を紐解けば、何らかの示唆が得られるであろう。
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自分としては、以下の事柄に感銘を受けた ●仕事と労働 仕事の生産性をあげる上で必要とされるものと、人が生き生きと働くうえで必要とされているものは違う。したがって、仕事の論理と労働環境の力学の双方に従ってマネジメントしなければならない。 働くものが満足しても仕事が生産的に行われなけ...
自分としては、以下の事柄に感銘を受けた ●仕事と労働 仕事の生産性をあげる上で必要とされるものと、人が生き生きと働くうえで必要とされているものは違う。したがって、仕事の論理と労働環境の力学の双方に従ってマネジメントしなければならない。 働くものが満足しても仕事が生産的に行われなければ失敗である。逆に仕事が生産的に行われていても人が生き生きと働けなければ失敗である。 生産性と働く人の満足。この両面を保つために、一部の人が無理している現状を目の当たりにすると、なんともやるせなくなる。 成果の対価は報酬だけど、成果を出すためには、マネジャーが無理しないといけないのかなぁって思ってしまう。
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前半はそこそこ読めたが、後半が抽象的な話が多く難しかった。また読みます。理解が進まなかったということで☆3つ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
言わずと知れた経営理論の大家、ドラッカーの名著。 本書のタイトルは、ずばりマネジメントであるが経営戦略の本ではない。もちろん戦略に関する要素も多く書かれているが、本質は、そこではなく、ビジネスとは何か?、マネジメントとは何か?、リーダーとは何か?といった、経営に関する様々な要素についてての哲学を語ったものである。 経営についての哲学がなければ、いくら素晴らしい戦略を立てたとしても、見た目だけの砂上の楼閣となり、時代の変革についていけなくなって、いつか崩壊してしまう。特に前半、自らの事業はなんなのかを常に問うことについての重要性を強調している。しかし、企業の本質として、産業を問わず、その存在意義は”顧客を創造すること”であり、”イノベーションをもたらす事”であるとしている。これのみが、企業を存続させるための唯一の方法であるという事だ。
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言わずと知れた経営理論の大家、ドラッカーの名著。 本書のタイトルは、ずばりマネジメントであるが経営戦略の本ではない。もちろん戦略に関する要素も多く書かれているが、本質は、そこではなく、ビジネスとは何か?、マネジメントとは何か?、リーダーとは何か?といった、経営に関する様々な要素...
言わずと知れた経営理論の大家、ドラッカーの名著。 本書のタイトルは、ずばりマネジメントであるが経営戦略の本ではない。もちろん戦略に関する要素も多く書かれているが、本質は、そこではなく、ビジネスとは何か?、マネジメントとは何か?、リーダーとは何か?といった、経営に関する様々な要素についてての哲学を語ったものである。 経営についての哲学がなければ、いくら素晴らしい戦略を立てたとしても、見た目だけの砂上の楼閣となり、時代の変革についていけなくなって、いつか崩壊してしまう。特に前半、自らの事業はなんなのかを常に問うことについての重要性を強調している。しかし、企業の本質として、産業を問わず、その存在意義は”顧客を創造すること”であり、”イノベーションをもたらす事”であるとしている。これのみが、企業を存続させるための唯一の方法であるという事だ。
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今更ながら読んでみた。本書が書かれたのは1973年である。そして著者が生まれたのは1909年。事例を見ると本当に歴史を感じる。一方で、著書によって確立されたマネジメント論から今現在も本質は変わっていないように感じた。
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