マネジメント エッセンシャル版 の商品レビュー
課題図書。 訳が読みやすい。マネジメントという観点や、組織という観点、イノベーションという観点までよくまとめられていると感じる。 2001年発売だが、今の企業にも通ずる部分が多く、昔から変わらないのだなあとしみじみ。
Posted by
イノベーションは、価値に対する貢献である。 マネジメントとは、人の強みを生かし、生産的にすることである。それがマネジメントの正当性である。人の強みを社会をよくする、これがマネジメントのパラダイムシフトである。
Posted by
もしドラで引用されていた項について参照した。 実際に読んだことで、この本が今でも取り上げられる理由がわかる。 内容が具体的であり、自分にはわかりやすかった。
Posted by
<再読> Part 1 マネジメントの使命 ・「組織に特有の目的を果たす」「働く人たちを生かす」「組織が社会に与える影響を処理し、社会の問題解決に貢献する」3つの役割を、時間という要素を考慮して果たす。 ・管理のみならず、イノベーションを。 →マネジメントの仕事から論じるのでは...
<再読> Part 1 マネジメントの使命 ・「組織に特有の目的を果たす」「働く人たちを生かす」「組織が社会に与える影響を処理し、社会の問題解決に貢献する」3つの役割を、時間という要素を考慮して果たす。 ・管理のみならず、イノベーションを。 →マネジメントの仕事から論じるのではなく、組織の目的から論じ、これを果たすマネジメントを考える。 第1章 事業の成果 ----- 要再読。外縁から理解に迫る説明であり、実体験を通じて理解すべきか。 多くの書物で断片的に語られすでに知っていたことは多いが、真に意味するところがまだ腑に落ちていない。 ・我々の事業とは何か=顧客は誰か(常にすくなくとも2ついる) ・戦略計画:①リスクを伴う企業家的な意思決定を行い、②その実行に必要な活動を体系的に組織し、③それらの活動の成果を期待したものと比較測定する、というプロセス ・公的機関は監査が必要 →内部自浄作用の仕組み、マネジメントは? ・仕事と労働の違い ◯マネージャー ・成果(≠仕事)の責任(≠権限)を持つ人
Posted by
現代人として読んだほうがいい本 どんな人であれ、琴線に響く内容だと思う。 ビジネス書の範疇に収まらない、現代人としての生き方の一つについて方向性を示してくれている。
Posted by
・マネジメントには、基本とすべきもの、原則とすべきものがある ・企業以上に、マネジメントを必要としているのものが、企業以外の組織である。 ・マネジメントは管理する。同時に、マネジメントは起業家とならなければならない。 ・企業の目的は、顧客の創造である。したがって、企業は2つだけの...
・マネジメントには、基本とすべきもの、原則とすべきものがある ・企業以上に、マネジメントを必要としているのものが、企業以外の組織である。 ・マネジメントは管理する。同時に、マネジメントは起業家とならなければならない。 ・企業の目的は、顧客の創造である。したがって、企業は2つだけの基本的な機能をもつ。それがマーケティングとイノベーションである ・真のマーケティングは顧客からスタートする。「顧客は何を買いたいか」を問う。 ・マーケティングの理想は、販売を不要にすることである。 ・イノベーションとは、すなわち新しい満足を生み出すことである。 ・企業の目的と使命を定義するとき、出発点は一つしかない。顧客である。顧客によって事業は定義される。 ・「我々の事業は何か」「我々の事業は何になるか」 「我々の事業は何であるべきか」 「我々の事業の内、何を捨てるか」 「顧客は誰か」「顧客はどこにいるか」「顧客は何を買うか」 ・マーケティングの目標:集中の目標、市場地位の目標 ・戦略計画は、思考であり、資源を行動に結びつけるものである。 ・最大の問題は、明日何をすべきかではない。「不確実な明日のために今日何をすべきか」である。 ・仕事とは、一般的かつ客観的な存在である。それは課題である。仕事には、ものに対するアプローチをそのまま適用できる。 ・労働には、5つの次元がある:生理的、心理的、社会的、経済的、政治的。 ・仕事は均一に設計しなければならない。労働には多様性をもたせなければならない。 ・産業心理学は、そのほとんどがY理論への忠誠を称する。だが、その中身は心理操作による支配である。その前提たるやX理論そのもの ・責任の重荷を負うためには、仕事と収入の保証がなければならない ・社会の問題は、機会の源泉である。 ・プロフェッショナルの責任「知りながら害をなすな」 ・マネジャーは育つべきものであって、生まれつきのものではない。 ・組織構造や個々の職務の設計は、課題中心に行わなければならない実際の仕事の割当ては、人と状況に合わせて行わなければならない ・人のエネルギーを解き放ち、それを動員することが組織の目的であって、均整や調和が目的ではないからである。 ・トップマネジメントには、事業の目的を考えるという役割がある ・トップマネジメントとは、一人ではなく、チームによる仕事である ・小企業は、高度のマネジメントと戦略を必要とする ・成長のためには、ある段階で自らを変えなければならない ・人をマネジメントすることは、仕事をマーケティングすることを意味する。
Posted by
有名なドラッカー本。マネジメントとは組織に成果を上げさせるための道具、機能、機関である、と説く。目的から有効な活用法、難しさなど、様々な角度からマネジメントについて書かれている。最初から最後までまったく無駄なページがなく、密度の濃さに驚くばかりだ。「もしドラ」の主人公ではないが、...
有名なドラッカー本。マネジメントとは組織に成果を上げさせるための道具、機能、機関である、と説く。目的から有効な活用法、難しさなど、様々な角度からマネジメントについて書かれている。最初から最後までまったく無駄なページがなく、密度の濃さに驚くばかりだ。「もしドラ」の主人公ではないが、人事異動を機に、積ん読状態だった本書をようやく読み切った。10年前には意味が分からなかった文節が痛いほど身に染みる。おそらく、10年後に読むと、今とは異なる文節に痺れるのだろう。これほど密度の濃いビジネス本は他に無い。毎月出版されるビジネス本を乱読するよりも本書をバイブルのように何度も読む方がためになるはずだ。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
最初の「企業の定義」「事業とは何か」「企業の目標とは」の章のみ読みました。 企業の定義がお客様に基づいて始まること、事業の目的はお客様を増やすこと(顧客の創造)、企業の目標は、「マーケティング」「イノベーション」「生産性」でいずれもお客様の望むモノ。 つまり、「お客様第一」「お客様の立場に立って考える」ことが企業理念やビジョン、事業計画目標に繋がっているんですね。
Posted by
「マネジメント」というタイトルではありますが、読者としてはマネージャーだけを想定しているわけではなさそうな内容で、 個人的に一番印象に残ったのは、「上司をマネジメントする」 のくだりです。 マネジメントの考え方は、管理職だけに必要なものじゃないんだと。 まさに 「組織で働く人...
「マネジメント」というタイトルではありますが、読者としてはマネージャーだけを想定しているわけではなさそうな内容で、 個人的に一番印象に残ったのは、「上司をマネジメントする」 のくだりです。 マネジメントの考え方は、管理職だけに必要なものじゃないんだと。 まさに 「組織で働く人」 にとって、立場を問わず参考になる一冊かなと思いました。 やや厚めですが、文章量はスッカスカ。 読書初心者でも読めるかなーとは思いつつ、 訳の文体は好き嫌いが分かれるところだと思います。 私は、なんだか説教くさくてあまり好きな文体ではないなと思いつつ、 天下のドラッガーさんの著作ということで (しかもこの文体を選んでるのは訳者であってドラッガーさんの責任ではないということで) 我慢して読みました。
Posted by
5、6年前に読んだが、意味がわからなかった本。 名著ということで、思いついて再読。 マネジメントというものを経験したこともあり、前よりは理解ができた気がする。 マネジメントの役割は、 ・組織の本質を突き詰めて成果を出すこと ・人に成果を出してもらうように促すこと ・社会の発展に...
5、6年前に読んだが、意味がわからなかった本。 名著ということで、思いついて再読。 マネジメントというものを経験したこともあり、前よりは理解ができた気がする。 マネジメントの役割は、 ・組織の本質を突き詰めて成果を出すこと ・人に成果を出してもらうように促すこと ・社会の発展に寄与すること といったところが現時点の自分の理解 心構え的な領域では、非常にためになった気がする。
Posted by