エンデュアランス号漂流 の商品レビュー
コンティキ号からずっと、漂流物は男子の心を沸き立たせる。これも世間にはあまり知られていない話をとても良く描いている。もっとも残念なのはシャクルトン一行がほとんど「漂流」しないところである! MEN WANTED for Hazardous Journey. Small wages...
コンティキ号からずっと、漂流物は男子の心を沸き立たせる。これも世間にはあまり知られていない話をとても良く描いている。もっとも残念なのはシャクルトン一行がほとんど「漂流」しないところである! MEN WANTED for Hazardous Journey. Small wages, bitter colod, long months of complete darkness, constant danger, safe return doubtful. Honor and recognition in case of success. この公募で、現代なら何人集まるだろうか。。。
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1914年探検家シャクルトン率いるエンデュアランス号は南極大陸横断に挑戦。 その史上最悪の17ヶ月、奇跡的な生還までの壮絶な全貌。 タイトルを見て私は「あっ、これは船が流されていくだな」と単純に考えていた、だって”漂流”だもの。でも読み始めて早々と肝心の船は沈してしまう。...
1914年探検家シャクルトン率いるエンデュアランス号は南極大陸横断に挑戦。 その史上最悪の17ヶ月、奇跡的な生還までの壮絶な全貌。 タイトルを見て私は「あっ、これは船が流されていくだな」と単純に考えていた、だって”漂流”だもの。でも読み始めて早々と肝心の船は沈してしまう。 ちょっと話が違うじゃない!?「あらあら」と、 読み進めると、も〜止まらない!! 極寒の中の壮絶サバイバル。 生きる望みを棄てない限り「人」は強い!!!
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英国人アーネスト・シャクルトンが率いる1914年の南極探検隊の生還記録。執筆された1959年当時には存命の隊員もいた模様。彼らへのインタビューや、隊員たちが残した日記から記録を再現。無線もない時代、ましてや本国では第一次大戦が勃発している中、南極で船が沈没したあとも流氷で北を目指...
英国人アーネスト・シャクルトンが率いる1914年の南極探検隊の生還記録。執筆された1959年当時には存命の隊員もいた模様。彼らへのインタビューや、隊員たちが残した日記から記録を再現。無線もない時代、ましてや本国では第一次大戦が勃発している中、南極で船が沈没したあとも流氷で北を目指し、1人も死亡者を出すことも無く全員生還するにいたる脅威の記録。あとがきによると訳者にこの本を紹介したのは星野道夫氏だとか。
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「南へ-エンデュアランス号漂流」と対をなす作品です。同じ出来事を、第三者である作家の目から書いておられます。写真家の星野道夫氏が、ご自身の取材時、常に原書を携行されていたそうです。また、日本語訳について星野道夫氏が尽力され、「星野道夫氏の贈物」として紹介されたそうです。南極点到達...
「南へ-エンデュアランス号漂流」と対をなす作品です。同じ出来事を、第三者である作家の目から書いておられます。写真家の星野道夫氏が、ご自身の取材時、常に原書を携行されていたそうです。また、日本語訳について星野道夫氏が尽力され、「星野道夫氏の贈物」として紹介されたそうです。南極点到達を競ったアムンゼンとスコットの話は、中学(?)の教科書で知りましたが、この出来事は全く知りませんでした。不屈の精神、リーダーシップ、など、学ぶことの多い作品です。
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MEN WANTED for Hazardous Journey. Small wages, bitter cold, long month of complete darkness, constant danger, safe return doubtful. Honer an...
MEN WANTED for Hazardous Journey. Small wages, bitter cold, long month of complete darkness, constant danger, safe return doubtful. Honer and recognition in case of success―Ernest Shackleton. 「1914年12月、英国人探検家シャクルトンは、アムンゼンらによる南極点到達に続いて、南極大陸横断に挑戦した。しかし船は途中で沈没。彼らは氷の海に取り残されてしまう。寒さ、食糧不足、疲労そして病気・・・絶え間なく押し寄せる、さまざまな危機。救援も期待できない状況で、至上最悪の漂流は17ヶ月に及んだ。そして遂に、乗組員28名は奇跡的な生還を果たす。」 彼らはなぜ一人も欠けることなく生還を果たすことが出来たのだろうか?「運がよかった」という一言で済ませてしまうに余りあるほどの「人知」がそれを可能にしたのだろう。ペンギンやアザラシを狩って食糧を現地調達できたことは大きかったし、さらに重要だったことは、六分儀による位置測定を常に正確に行なっていたことだと思う。現代の冒険のスタイルとは比較にならない原始的な装備で、これほどの漂流行を耐え抜いた―Enduarance―ことに驚きを禁じえない。 しかし最大の要因は、この物語が後世においてリーダーシップの教科書として引用されることが多いことからも分かるように、サー・アーネスト・シャクルトンの統率力・判断力・勇気に他ならない。隊員選抜の時の驚異の判断力に加えて、常にリーダーとしての威厳を保ち、最後まで全員の生還を目指した。その強固な意志あってこその生還だったのだと思う。 作者は「In appreciation for whatever it is that makes men accomplish the impossible(人間に不可能なことを成し遂げさせる何ものかに感謝をささげて)」と本書扉において述べている。現代の我々の常識を超えたこの冒険に、ただただ敬意を表すばかりである。 追記:後日談が書かれていないのが玉に傷。後、作者の憶測ともとれる描写もあったので、厳密なノンフィクションと看做すのは早計かもしれない。ただ、日記等(この本を読んで、あらためて日記記録の力の凄さを実感した)の一次資料を読み込んだ形跡が伺え、冒険の臨場感は十分に味わうことが出来る。 追記2:犬を殺すシーンは涙ものである。
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1914年南極横断に失敗し、その後 1年半に渡って極限状態を生き抜いた男達の物語。淡々と厳しい生存環境の描写が続く。生還時の描写に至っても派手な演出はなく、むしろ厳かな雰囲気さえ漂っていた。そんな中、ときおり見せる喜びの表情に勇気付けられる。
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友人がプッシュしていたので読んでみた。 あれだけ登場人物が多く、しかも翻訳物なのに私が読破出来たのは、これが実話だからだろう。 人って生きられるんだ。 読みながら、星野道夫さんが頭に浮かんだ。すると、解説(だったかな…今、手元にないので)に彼のお名前が出てきたので驚いた。
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エンデュアランスとは「不屈の精神」という意味。1914年南極大陸に挑み、困難の末生還した28人の実話。最悪の状況でもあきらめない精神に脱帽。くじけそうなときにおすすめしたい。私のバイブルです。
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シャックルトン船長、すごいです。 あんな状況で、南極で遭難したのに、隊員の誰一人をも死なせなかったなんて…… テレビでドラマ化されたものをやっていましたが、私は本の方が好きです。
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椎名誠のエッセイでよく登場するために前々から読みたいと思っていたのだけど、しばらく前に買った物をようやく読了。 いやー面白い! 本を読んでいて、先が気になって仕方がないという感情を数年ぶりに呼び戻してくれた一冊でした
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