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ダライ・ラマ自伝 の商品レビュー

4.3

62件のお客様レビュー

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2014/08/10

チベット自治区で中国当局と僧侶を含む民衆が衝突 昨日のニュースは、またたく間に世界を巡り、欧州各国では中国に対して直接的に対峙することは避けながらも、仏・伊両国は中国当局の抑圧を止めるように勧告。世界がオリンピック前でピリピリしている中国を刺激しないように固唾をのんで見守っている...

チベット自治区で中国当局と僧侶を含む民衆が衝突 昨日のニュースは、またたく間に世界を巡り、欧州各国では中国に対して直接的に対峙することは避けながらも、仏・伊両国は中国当局の抑圧を止めるように勧告。世界がオリンピック前でピリピリしている中国を刺激しないように固唾をのんで見守っている。 チベットという国・この問題を理解するには、ダライ・ラマがなぜチベットの外にいるかということを理解しなければならない。 本書は、ダライ・ラマ14世の半生を綴りながらチベットという国そして民意の今を理解するのに助けになる。

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2014/01/14

http://scheherazadeoflight.blog.fc2.com/blog-entry-810.html http://scheherazadeoflight.blog.fc2.com/blog-entry-811.html

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2013/12/26

狭い私のアタマの中では、よしもとばななが敬愛する方、という認識。 書影のラマ様かっこいいなぁ。 チベットが独立していた頃の地図を見てまずびっくりした。私が知っている中国の形とまるで違う。これだけ広い場所を、中国は無理矢理領土に加えたのだなぁと。 ラマ様のお人柄は、イメージ通り風...

狭い私のアタマの中では、よしもとばななが敬愛する方、という認識。 書影のラマ様かっこいいなぁ。 チベットが独立していた頃の地図を見てまずびっくりした。私が知っている中国の形とまるで違う。これだけ広い場所を、中国は無理矢理領土に加えたのだなぁと。 ラマ様のお人柄は、イメージ通り風通しのいい、至極真っ当な考えを持ったおじいさまで、すごく好きな感じ。科学的だし、恐ろしく絶望的な状況でもユーモアを忘れない。 翻訳ファンタジーを読んでるかのような調子で、手に汗握る感じで読めてしまった。ラマ様は小説家ではないはずなのに、ものすごい筆力。 デモを起こしたチベットの民衆が制御できなくなったり、中国がチベットの土地と民衆に弾圧を加えていく様子は、凄惨であると同時に、かつて別の場所でも起きたこと、これからも起こりえることだと思った。程度や質の差はあれど、日本で今まさに同じことが起きているのではあるまいか?

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2013/09/21

 ダライ・ラマとはチベット仏教の最高位の僧侶、巨大宗教の教祖であり現在、中国から亡命しインド北部にチベット臨時政府をつくることで、チベットや亡命者の心の支えとなっている。同じ仏教国、または仏教徒がいる国へ足を運び、チベット仏教を伝える。ダライ・ラマが中国を追われなければ、これほど...

 ダライ・ラマとはチベット仏教の最高位の僧侶、巨大宗教の教祖であり現在、中国から亡命しインド北部にチベット臨時政府をつくることで、チベットや亡命者の心の支えとなっている。同じ仏教国、または仏教徒がいる国へ足を運び、チベット仏教を伝える。ダライ・ラマが中国を追われなければ、これほどまでに仏教という宗教に注目があつまったであろうか、彼には世界にチベット仏教思想を広める役割があるのだ。

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2015/07/14

中国人全員に読ませたい一冊。 うそだ!って言うだろうけど。 漢民族にあふれたチベットにいってもしょうがないのかな。

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2013/05/11

 チベットから亡命し、チベットの自治権をまもれるのか? 留まって阻止すべきではなかったか? というのがこの自伝を読む前のダライ・ラマに対する漠然とした印象だった。  読後は、むしろ中国の解放というお題目の元で繰り広げられてきた愚行の数々がダライ・ラマを始めとするチベットの人々をど...

 チベットから亡命し、チベットの自治権をまもれるのか? 留まって阻止すべきではなかったか? というのがこの自伝を読む前のダライ・ラマに対する漠然とした印象だった。  読後は、むしろ中国の解放というお題目の元で繰り広げられてきた愚行の数々がダライ・ラマを始めとするチベットの人々をどれだけ苦しませ、傷つけてきたか、、、涙してしまった。  15歳で中国からの侵入を受け、仏教破壊等の圧力のなか、外圧からチベットの中国化への歯止めを目指し、亡命者を束ねる為に亡命という選択は正しかったと思う。いまもって中国は信用性に欠けている。  チベット仏教の考え方、白黒分けずにその灰色部分に目を向ける、良い動機でなされた行為は宗教的行為といったように、仏教 文化のある日本人でにも受け入れやすく、さらに頂点に立つダライ・ラマ自身の愛情深くユーモアセンスある人柄がにじみ出ている。 チベットへの関心が一段と深まった。

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2013/04/24

1950年から現在まで、いまだにチベットが中国からの侵略と弾圧に苦しんできていることが、ダライラマの視点から書かれています。壮絶なその弾圧や拷問の内容は、激しい怒りや憤りや悲しみを覚えるものです。「一人でも多くの人にチベットが抱える現状を知ってもらいたい」というダライラマによる、...

1950年から現在まで、いまだにチベットが中国からの侵略と弾圧に苦しんできていることが、ダライラマの視点から書かれています。壮絶なその弾圧や拷問の内容は、激しい怒りや憤りや悲しみを覚えるものです。「一人でも多くの人にチベットが抱える現状を知ってもらいたい」というダライラマによる、祈りを込めて綴られた一冊です。

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2013/04/15

チベット仏教ならびに、チベット亡命政府最高指導者としての半生を綴った自伝。 天から降って沸いたような「あなたダライ・ラマだから」という使者によって生活が一変してから、起こったさまざまな出来事を、一人称で語ってくれる貴重な本。 中国の体制を維持するための施政に違和感を感じさせら...

チベット仏教ならびに、チベット亡命政府最高指導者としての半生を綴った自伝。 天から降って沸いたような「あなたダライ・ラマだから」という使者によって生活が一変してから、起こったさまざまな出来事を、一人称で語ってくれる貴重な本。 中国の体制を維持するための施政に違和感を感じさせられました。 また、ダライ・ラマご自身は、宗派の違いを越え、宗教人として真の平和を強く願い、世の中をまっとうな目でご覧になり、少しでも正しくあるように祈っておられることがよくわかりました。 もっとも、「修理してやる」と高級腕時計を預かり、 「ごめん、バラバラになってしもうた」といって返すあたり、 相当なチャーミングなお人柄とも思えます。 ただ、訳者との相性が・・・

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2013/03/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

書かれたのは20年以上前ですが、チベットをめぐる状況はあまり改善せず。青蔵鉄道開通など中国支配は強まっていますが。。。

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2012/12/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あまりにもチベットの方が可愛そう過ぎる・・・チベットのこと、ダライ・ラマのこと無知だったけどこの本を読んでわかることができた。バター茶飲んでみたい。

Posted byブクログ