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果つる底なき の商品レビュー

3.5

396件のお客様レビュー

  1. 5つ

    37

  2. 4つ

    155

  3. 3つ

    153

  4. 2つ

    28

  5. 1つ

    2

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2012/02/16

下町ロケットが面白かっただけに、ん?という感じ。 ストーリーは面白いんだけど、とにかく人が死にすぎでちょっと・・・。 銀行の内部事情がよく分かってお勉強にはなりました。

Posted byブクログ

2012/02/10
  • ネタバレ

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テンポ良く読めておもしろい。 作中にある一節で、銀行的発想とビジネス的発想の違いを叫び、それに対しての反論的な部分が個人的に印象に残る。 ミステリーとしてすごく面白い半面、キャラが薄いのか名前を覚えにくい部分もあった。

Posted byブクログ

2012/02/11

初・池井戸潤。百頁ほど読んでこれは買いだと思いブックオフに走り文庫4冊を買う。真保裕一の初期作である小役人シリーズに似た感じ。日頃知り得ぬ銀行のカウンターの中を垣間見させてくれる。只、後半は江戸川乱歩賞を意識したのかミステリ色が強過ぎ。人が死に過ぎ。主人公は銀行員にしてはハードボ...

初・池井戸潤。百頁ほど読んでこれは買いだと思いブックオフに走り文庫4冊を買う。真保裕一の初期作である小役人シリーズに似た感じ。日頃知り得ぬ銀行のカウンターの中を垣間見させてくれる。只、後半は江戸川乱歩賞を意識したのかミステリ色が強過ぎ。人が死に過ぎ。主人公は銀行員にしてはハードボイルドだし、主犯と殺人者の関係もなんかなあ。まあ気になる点も多いが初期作としては充分におもしろい。この作家に限っては殺人ネタを避けて他人には書けない企業ミステリを目指してほしい。せっかく買ったのだから続けて池井戸を読んでみる予定。

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2012/02/09
  • ネタバレ

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池井戸潤の銀行小説の原点。 基本的には池井戸潤らしいストーリーで勧善懲悪。 ただ本作はミステリー色とハードボイルド色が強め。 関係者たちがあっさりと殺されるし、主人公の格闘もあるし。 面白かったんだけど、登場人物のキャラクターがたってないというか、特に主人公のキャラがぶれていたきがする。 あんまり感情移入できなかった。

Posted byブクログ

2012/02/07
  • ネタバレ

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今まで読んだ池井戸さんの本の中では、ミステリー色が強いかなぁと思った・・・。どのキャラクターにもそれほど感情移入が出来ないのが残念だったかな。面白かったけど。

Posted byブクログ

2012/08/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 さすが江戸川乱歩賞。ストーリーがおもしろい。池井戸さんという人は、銀行に勤めていただけに、銀行員について詳しい。しかもやめただけあってなんか銀行のやり方に批判的。話はテンポよく進んで引き込まれるのだけれど、佳境にくると、突然もたもたするというかおおげさになるというか、文の雰囲気が変わる気がした。

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2012/01/28

この作者による 銀行ミステリー作品の原点と言える作品。 あえて 「その後」をぼかすことの多い作者だが この作品は, 丁寧に書いてあるのが少し新鮮な印象。

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2012/01/23

同僚の坂本が死んだ。事故だと思われた彼の死だが、不審に思った伊木は彼の残したものを調べ始める。不正送金、融通手形、横領、和議申請。果たして彼の追っていた真実とは。銀行を舞台にした金融ミステリー。江戸川乱歩賞受賞作。 ミステリー部は確かに面白いが、なかなか登場人物たちの感情が伝わ...

同僚の坂本が死んだ。事故だと思われた彼の死だが、不審に思った伊木は彼の残したものを調べ始める。不正送金、融通手形、横領、和議申請。果たして彼の追っていた真実とは。銀行を舞台にした金融ミステリー。江戸川乱歩賞受賞作。 ミステリー部は確かに面白いが、なかなか登場人物たちの感情が伝わってこない。文中で表現されてはいるものの、タイトルにもなっている伊木の憎しみなんかはもう少し生々しく描かれてても良かったかなって。あと無駄な殺人が多すぎるのもマイナス。最新作『下町ロケット』が大ブレイクしているので、そちらに期待しよう。

Posted byブクログ

2012/01/23

金融界に身をおいていた経歴が生かされているようなストーリー。 考えていることが緻密で、ちょっと分からなくて難しい場面もあるが、ハラハラ感はあった。

Posted byブクログ

2012/01/22
  • ネタバレ

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銀行の人事抗争と殺人事件を描く。若干長い気もするがそれなりに面白く読めた。しかし、この人はいろいろ書くなぁ。

Posted byブクログ