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果つる底なき の商品レビュー

3.5

396件のお客様レビュー

  1. 5つ

    37

  2. 4つ

    155

  3. 3つ

    153

  4. 2つ

    28

  5. 1つ

    2

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2016/05/22

山崎って、誰だっけ!日にち開けて読んだら忘れてる。池井戸潤さんの本はぐんぐん読んでるのに。やはり、最初の頃の本でしたか、(e_e)

Posted byブクログ

2016/04/20

いくつかの手法を内包した 銀行ミステリー。 池井戸潤の その後の活躍が よくわかる 処女作。 人の内部の中にある闇。 それを、あぶり出す。 仁科と難波との 不思議な関係。 技術バカが ベンチャーとなり、依存する関係。 それを受け止めながら、誤っていくオンナ。 銀行員だからこそ ...

いくつかの手法を内包した 銀行ミステリー。 池井戸潤の その後の活躍が よくわかる 処女作。 人の内部の中にある闇。 それを、あぶり出す。 仁科と難波との 不思議な関係。 技術バカが ベンチャーとなり、依存する関係。 それを受け止めながら、誤っていくオンナ。 銀行員だからこそ つかめた 金の持つ魔力。 伊木遥と菜緒。 東京シリコンという会社を舞台にしたやりとりは、 粉飾的説明。融通手形。その金が裏金になる。 仕掛けは アシナガバチとアナフィラキシーショック。 ここでの役回りは 伊木の上司 北川と言う悪役が、 道化のように 立ち回る。 こういう 悪役作りが うまいねぇ。

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2016/04/15

突然死んでしまった同僚の仕事を引き継ぎ、怪しい金の流れに気付く。坂本の死は不幸な事故か殺人か… まぁ、当然殺人なワケで、主人公が金の流れを探るうち、その周りでたくさんの人が死んでいく。 銀行マンは出世の派閥争いに余念がなく、商社マンはスケールのでかい企みを進める。 クライマ...

突然死んでしまった同僚の仕事を引き継ぎ、怪しい金の流れに気付く。坂本の死は不幸な事故か殺人か… まぁ、当然殺人なワケで、主人公が金の流れを探るうち、その周りでたくさんの人が死んでいく。 銀行マンは出世の派閥争いに余念がなく、商社マンはスケールのでかい企みを進める。 クライマックスにかけては、なかなか激しいアクションもあって楽しめた。ハッピーエンドなのも池井戸潤の作品の良いところ。

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2016/03/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

一気に読めばまだ楽しめたのかな。 銀行内の買収や、人の企みなどがすっとは入らず。 ちょっと開けると誰だかわからなくなってしまい 強引に流し読みした箇所もあった。

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2016/03/16

池井戸潤デビュー作。渡辺謙で映画化。銀行の融資回収課の人が亡くなって、融資課の友人が仕事を引き継ぎ、なぜその友人が死ななければならなかったのかを解いていく。池井戸潤には珍しいミステリー色が強い作品。

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2016/03/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

池井戸潤デビュー作。 債権回収担当坂本が残した「これは貸しだからな」とはどういう意味だったのか? 坂本はなぜ死んだのか? 109が指すものは? 銀行内の裏事情や内部事情などにも興味を引かれ のっけからぐいぐいと話しに引き込まれる。 伊木が真犯人と格闘する場面は、 壮絶で痛すぎる描写に背筋が凍った。 渡辺謙さん主演で2000年に映像化されているそうなので 見てみたい。

Posted byブクログ

2016/01/30

江戸川乱歩賞は昔から好きなので やはり面白かった。 金融関係の単語が多く 私のような貧乏人風情が分からない部分も多かった。 そんな私でも銀行内のドロドロは感じとれました。 大変なんですね~ 銀行。 派閥とか。 最近、乱歩賞をとった作品あんまりチェックしてなかったけど、また網...

江戸川乱歩賞は昔から好きなので やはり面白かった。 金融関係の単語が多く 私のような貧乏人風情が分からない部分も多かった。 そんな私でも銀行内のドロドロは感じとれました。 大変なんですね~ 銀行。 派閥とか。 最近、乱歩賞をとった作品あんまりチェックしてなかったけど、また網羅して行こうかな。

Posted byブクログ

2015/12/14

同僚が「これは貸しだからな」と言って分かれた後、殺害されるところから始まる銀行を舞台としたミステリー。 ビブリオトークイベントの紹介され手に取る。他の作品より、落ち着いた厚い物語構成で、少しハードボイルドテイストもあり好きだなと思う、しかし最後は欲張りすぎで話を詰め込んでしまっ...

同僚が「これは貸しだからな」と言って分かれた後、殺害されるところから始まる銀行を舞台としたミステリー。 ビブリオトークイベントの紹介され手に取る。他の作品より、落ち着いた厚い物語構成で、少しハードボイルドテイストもあり好きだなと思う、しかし最後は欲張りすぎで話を詰め込んでしまった感あり。 【文章の中で作家の経験のが生かされていてこの表現なのだろうなと思うところ有り、シミジミ良いなと思う】 すぐに北側の悪口になった。たまっていた不満の捌け口をついに見つけたと言わんばかりに、古河は愚痴を言った。北川の名前から肩書きが消え、ついに名前が「野郎」になるまで時間はかからなかった。その頃には、私のことも「君」から「お前」になっている。 酒を飲んで崩れる人は大銀行では課長以上にはなれない

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2015/11/30

銀行の特徴を捉えて見事に推理モノに昇華させた作品。 半沢直樹とは違い、クール度の高い作品ですが面白いです。 また、犯人も意外な方でえっ、こいつと思った。

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2015/11/15

初井戸潤。 銀行でしょ?難しいんやないの? 食わず嫌いしてたね。分かりやすくてまぁしっかりミステリ。よかったよ!

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