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沈まぬ太陽(3) の商品レビュー

4.4

236件のお客様レビュー

  1. 5つ

    125

  2. 4つ

    67

  3. 3つ

    24

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    1

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2014/08/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読んでいるのが辛い御巣鷹山編。 もちろんこの事故は知っているが、初めて詳細を知った。本当に怖い事故だ。

Posted byブクログ

2014/07/16

次第に知られるようになってきた、日航123便事故への軍部関与疑惑。もちろん、公式には「そんな疑惑はない」ことになっている。山崎豊子氏は本当にすごい作家で、この段階でその情報が出てくる。

Posted byブクログ

2014/05/26

事故当時は子供だったため、ニュースで見た記憶しかないが、このような悲惨なものだったとは…。被害者や遺族の気持ちを思うと、涙があふれる。気になるのは、今現在、この教訓が生きているのだろうか?ということだ。コスト優先の世の中になってはいないだろうか。

Posted byブクログ

2014/05/03

当時、御巣鷹山の事故は仕事帰りの車のラジオで知りました。山崎さんの文章は、取材に裏付けされた真実だという事が伝わりますね。会長室篇へ・・・

Posted byブクログ

2014/03/22

何度も何度も涙が出そうになる。 現実に起きた事故とは信じたくもないような、悲惨さであったことを胸に深く留めました。 また遺族の葛藤に寄り添う恩地さんの人格に敬意を表したい。 こういう本こそが、自分のアイデンティティを豊かにしてくれると思っております。 それでは、会長室篇へ行ってき...

何度も何度も涙が出そうになる。 現実に起きた事故とは信じたくもないような、悲惨さであったことを胸に深く留めました。 また遺族の葛藤に寄り添う恩地さんの人格に敬意を表したい。 こういう本こそが、自分のアイデンティティを豊かにしてくれると思っております。 それでは、会長室篇へ行ってきます。

Posted byブクログ

2014/03/16

おすすめされて、この御巣鷹山編のみ読破。 山崎豊子氏は、なんだか時代に挑み続けた作家のようであった。 そのためか、話の中で大きな出来事が起きなくとも 登場人物の言葉や行動に重みがあるように感じる。

Posted byブクログ

2014/02/08

安全を軽視し利益優先の経営を続けてきた国民航空 そして御巣鷹山飛行機事故が起きた ボーイング社の整備不良とそれを7年間見落とし続けた国民航空 御巣鷹山の話は毎年夏にニュースで流れるので知っていたが、ここまで凄惨な事故だったとは知らなかった。しかも、この本を飛行機の中で読ん...

安全を軽視し利益優先の経営を続けてきた国民航空 そして御巣鷹山飛行機事故が起きた ボーイング社の整備不良とそれを7年間見落とし続けた国民航空 御巣鷹山の話は毎年夏にニュースで流れるので知っていたが、ここまで凄惨な事故だったとは知らなかった。しかも、この本を飛行機の中で読んでいたから、乗ってて怖かった。 エアーズロック~シドニー~ブルーマウンテンの列車の中で読破

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2014/02/06

昭和60年の御巣鷹山JAL飛行機墜落事故についての詳細な取材に基づいた“小説”でした。 500名を超える乗客乗員が亡くなりその遺体の判別も困難な状況は、人数の桁は違えども、東日本大震災を思い起こさせます。 事故を起こした国民航空社員への世間の冷たい視線は、原発事故後の東京電力へ...

昭和60年の御巣鷹山JAL飛行機墜落事故についての詳細な取材に基づいた“小説”でした。 500名を超える乗客乗員が亡くなりその遺体の判別も困難な状況は、人数の桁は違えども、東日本大震災を思い起こさせます。 事故を起こした国民航空社員への世間の冷たい視線は、原発事故後の東京電力への世間の反応と同じでした。 警察、自衛隊の懸命の捜索、医療関係者の尽力、マスコミの迷惑なヘリ取材、加害企業重役の責任逃れ、etc… 山崎豊子さんには東日本大震災と福島原発事故についても小説を書いて欲しかったと強く思いました。 今後同じ様な小説を書ける方は現れるのでしょうか? 被害者遺族、加害者関係者が多数存命している時期にここまで直球の小説を書けるなんて、本当に芯から小説家なのだと感動します。 引用される実在の遺書の文章は、涙無くして読めません。 ここからどうして会長室編になるのやら、とても楽しみです。

Posted byブクログ

2014/01/29

遺族の受けた悲しみに胸がえぐられる場面が何度も。 国際線の機内で読むにはあまりに見に迫るものがあり、この機は本当に落ちるんじゃないかと無事を祈りながらの読了となった

Posted byブクログ

2014/01/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

自分が生まれた年に起きた大事故である御巣鷹山の事故について詳しく知りたいという思いもあって手に取った作品。事故にかかる凄惨な様子、遺族の悲痛な叫び等がリアルに感じられ、本当に詳しいところまで取材されたんだということに深く感心させられた。事故の背景として労使問題やお役所体質等を徹底的に掘り下げている点は本当に興味深かった。過去の忘れてはいけない事件のひとつとして胸に刻みたいと思う。

Posted byブクログ