沈まぬ太陽(3) の商品レビュー
これが所謂、日本航空123便墜落事故を題材にした話か。 すげえリアル。てかひどいね。責任を取りたくない感じとか、遺族に対するナメた対応とか。保守的な体質の日本らしさがすごく出てるね。何か国民航空の社長が、遺族の家を謝罪しにまわって、罵声を投げかけられるのを読んでいたら、311の時...
これが所謂、日本航空123便墜落事故を題材にした話か。 すげえリアル。てかひどいね。責任を取りたくない感じとか、遺族に対するナメた対応とか。保守的な体質の日本らしさがすごく出てるね。何か国民航空の社長が、遺族の家を謝罪しにまわって、罵声を投げかけられるのを読んでいたら、311の時の菅直人を思い出した。 てかNAVERのまとめで当時の墜落事故の写真とか新聞とかまとめられてるけど、マジえぐいですねこれは。閲覧注意だわ。 wikiにめっちゃ詳しく載ってるとか思ったら、歌手の坂本九ってこの墜落事故で亡くなったのかよ。当時おれ3歳だから、全然知らなかったな~。 4巻での国民航空の新体制に期待。
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壮絶。 読み始めた昨日ぐらいから、夜一人になるとふとこの事件のことを考えてしまう。 読了後、ふと考え込み、著者がいくつか疑問を投げかけているような気がした。それほどまだ完全には究明できていない事件なのだろう。 youtubeで当時のニュース映像をみて、現場の衝撃映像を確認。 合...
壮絶。 読み始めた昨日ぐらいから、夜一人になるとふとこの事件のことを考えてしまう。 読了後、ふと考え込み、著者がいくつか疑問を投げかけているような気がした。それほどまだ完全には究明できていない事件なのだろう。 youtubeで当時のニュース映像をみて、現場の衝撃映像を確認。 合掌。
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どこまでがフィクションなのか。J◯Lもお国もほんとイヤになる。 でも実は陰謀説についての記述を期待していたりして。
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日航ジャンボ機が御巣鷹山に墜落。500人以上の死者を出す大惨事となった。本社に戻されていた恩地は遺族のお世話係に任命され、事故の悲惨さばかりでなく、残された遺族の壮絶な有り様を目の当たりにする。しかし彼は持ち前の生真面目さと、他人の気持ちを尊宅する性格で、徐々に遺族にも受け入れら...
日航ジャンボ機が御巣鷹山に墜落。500人以上の死者を出す大惨事となった。本社に戻されていた恩地は遺族のお世話係に任命され、事故の悲惨さばかりでなく、残された遺族の壮絶な有り様を目の当たりにする。しかし彼は持ち前の生真面目さと、他人の気持ちを尊宅する性格で、徐々に遺族にも受け入れられていく。自分としてもあの事故は強烈に記憶されており、本を読み進めるのも辛い感じであったが、実に良く書かれている。会長室編に続く。
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事故の惨さ、国民航空の誠意のない対応、遺族の気持ち、悔しい気持ちで読みました。 何度も涙しそうになりました。 恩地さんの誠実さには頭が下がります。
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御巣鷹山で旅客機が墜落し、ほとんどがバラバラの遺体となって見つかり、生存者はたったの四人だけ、、という日航機墜落事故をほぼノンフィクションの形で書ききっている。モデルになった男性は遺族の世話係をしていないので、そのヘンは作り話なんだけど著者の巧みな書きようにより、そのあたりが違和...
御巣鷹山で旅客機が墜落し、ほとんどがバラバラの遺体となって見つかり、生存者はたったの四人だけ、、という日航機墜落事故をほぼノンフィクションの形で書ききっている。モデルになった男性は遺族の世話係をしていないので、そのヘンは作り話なんだけど著者の巧みな書きようにより、そのあたりが違和感なく溶け込んでいる。証言がたくさん盛り込まれているのにまったく違和感がないのもさすが。 ここでも家族の絆について語られていて、ところどころ涙した。特にちびっこVIPの健ちゃんがかわいそうすぎる。あと中東勤務中に家族全員をなくす駐在員。彼が一人で食事をする場面は、自分のことと重ねてしまい、しばらく放心状態となって読めなかった。 物語がどこへ向かうのか目が離せない。
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1巻2巻の海外で恩地さんが奮闘する話から変わって、 国内最悪と言われる御巣鷹山の航空機事故の取材を基にした 国民航空と遺族とのやり取りが全面的に展開されています。 3巻では恩地さんは遺族の窓口となって事故現場で 様々な状況に直面し、葛藤しながら遺族に向き合っていくポジシ...
1巻2巻の海外で恩地さんが奮闘する話から変わって、 国内最悪と言われる御巣鷹山の航空機事故の取材を基にした 国民航空と遺族とのやり取りが全面的に展開されています。 3巻では恩地さんは遺族の窓口となって事故現場で 様々な状況に直面し、葛藤しながら遺族に向き合っていくポジションです。 フィクションに構築したとのことですが、 もうほぼノンフィクションです。 とりあえずこのような事故は起こって欲しくないと思う作品です。 遺族も大変だが、航空会社の遺族係も大変という話です。 読み終えると唖然としてしまいます。
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この巻から御巣鷹山の飛行機事故について本格的に始まる。 遺族の苦しみや悲しみ。 事故を起こした航空会社側の人たちの想い。 それぞれが詳細に書き込まれていて、何度かウルッとしてしまった。 とても読み応えがあった巻。 続きも早く読みたい。
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自分は中学生でした。 あまりの衝撃にいまだに鮮明に覚えています。 (1)(2)(4)(5)は読まずとも、この(3)だけでも読むべき、と思う。
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歴史的な大事故。たくさんの悲しみと、それに寄り添う人、会社を良くも悪くも守ろうとする人。綺麗事だけでは済まないと思うけど、寄り添っていく主人公に安堵する。 何度も何度も部分遺体を探しに行く人が書かれていて、大切な人を亡くすというのはそういうことか、と思った。もう片足だけでも、指先...
歴史的な大事故。たくさんの悲しみと、それに寄り添う人、会社を良くも悪くも守ろうとする人。綺麗事だけでは済まないと思うけど、寄り添っていく主人公に安堵する。 何度も何度も部分遺体を探しに行く人が書かれていて、大切な人を亡くすというのはそういうことか、と思った。もう片足だけでも、指先だけでも、肌だけでも。。。五体満足でなくなることが当たり前でないことを始めて気がついた。
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