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沈まぬ太陽(3) の商品レビュー

4.4

236件のお客様レビュー

  1. 5つ

    125

  2. 4つ

    67

  3. 3つ

    24

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    1

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2020/01/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読み進めるのが辛い一冊でした。 お客様係という現場と上からの賠償金の指示という… 被害者遺族の感情と賠償金… 実際に起きた事件は被害者の方が実際にいるということなので読み進めるのが辛かった 丁寧に書かれている分余計に 本書に出てきている検屍を担当したお医者さんの記事か何かを読んだことがあったので余計。 国民航空には乗りたくないなぁ…

Posted byブクログ

2019/11/25

長編は苦手なのですが、ノンフィクションに近い内容で読み応え凄く、あっという間に読破してしまいました。

Posted byブクログ

2019/12/15

2019年11月24日、読み始め。 2019年12月15日、151頁まで読んで、中断。 内容が重すぎて、娯楽としては読めず。

Posted byブクログ

2019/10/29

内容紹介 恩地元。この男の生き方があなたの魂を震わせる― 国民的感動を呼んだ大ベストセラー。 広大なアフリカのサバンナで、巨象に狙いをさだめ、猟銃を構える一人の男がいた。恩地元、日本を代表する企業・国民航空社員。エリートとして将来を嘱望されながら、中近東からアフリカへと、内規を...

内容紹介 恩地元。この男の生き方があなたの魂を震わせる― 国民的感動を呼んだ大ベストセラー。 広大なアフリカのサバンナで、巨象に狙いをさだめ、猟銃を構える一人の男がいた。恩地元、日本を代表する企業・国民航空社員。エリートとして将来を嘱望されながら、中近東からアフリカへと、内規を無視した「流刑」に耐える日々は十年に及ぼうとしていた。 人命をあずかる企業の非情、その不条理に不屈の闘いを挑んだ男の運命――。 人間の真実を問う壮大なドラマが、いま幕を開ける!

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2018/11/28

正直、期待外れ。気合いが入っているのはわかるけど、これは小説じゃなくルポにすべきだったんじゃないかな。 特にうんざりだったのは事故被害者の描写。悲しみや怒りを強く描こうとしすぎて、結局誰も彼ものっぺりと一色に塗られてしまった。山崎豊子は巨悪を描くのは抜群にうまいけど、普通の人たち...

正直、期待外れ。気合いが入っているのはわかるけど、これは小説じゃなくルポにすべきだったんじゃないかな。 特にうんざりだったのは事故被害者の描写。悲しみや怒りを強く描こうとしすぎて、結局誰も彼ものっぺりと一色に塗られてしまった。山崎豊子は巨悪を描くのは抜群にうまいけど、普通の人たちの普通の感覚を描くのは上手じゃない。

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2018/10/28

"御巣鷹山の日航機ついらく事故。もう二度とあってはならない事故であることがわかる。 遺族の感情と企業の補償のやり取りは、どうしたって溝は埋まるはずもない不毛のやり取りに思えてくる。 事故原因の究明とその後の安全対策に活かされているのか?次の巻も楽しみ。 あらためて、こ...

"御巣鷹山の日航機ついらく事故。もう二度とあってはならない事故であることがわかる。 遺族の感情と企業の補償のやり取りは、どうしたって溝は埋まるはずもない不毛のやり取りに思えてくる。 事故原因の究明とその後の安全対策に活かされているのか?次の巻も楽しみ。 あらためて、この事故で亡くなった方々のご冥福をお祈りいたします。"

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2018/10/13

事故当時、中学生でしたが、この墜落事故は鮮やかに覚えています。この御巣鷹山篇の冒頭の管制室の緊迫したやりとりで、当時の記憶がよみがえってきました。乗客の、家族の、救援者の、そして管制室の、事故にかかわってその無事を思った人すべての無念と、絶望を思うと、想像を絶します。また、被害者...

事故当時、中学生でしたが、この墜落事故は鮮やかに覚えています。この御巣鷹山篇の冒頭の管制室の緊迫したやりとりで、当時の記憶がよみがえってきました。乗客の、家族の、救援者の、そして管制室の、事故にかかわってその無事を思った人すべての無念と、絶望を思うと、想像を絶します。また、被害者への応対についても、あまりにも家族の気持ちを踏みにじる補償の進め方に、憤慨しました。関係者の無念、家族を失ったことの空虚な思い、こういったことに想いを馳せると、読んでいて涙が止まりませんでした。  前篇でアフリカから呼び戻され、幸福の兆しが垣間見えたかに思えた主人公の恩地もまた、この事故にかかわります。一度狂った歯車が、狂い続けている状況に直面し、読者の私もやるせない気持ちになりました。作品中では、一企業がここまで執拗に一個人に対して報復をするのかという調子で書かれていますが、恩地の扱いが永田町でも話題だと書かれていた文章を見逃すことができませんでした。つまりは、企業のみならず、一国家が恩地に対する攻撃を後押ししていたということです。ふとしたきっかけで職責を果たしたばかりに「アカ」のレッテルを貼られ、一企業どころか、国家からこうも攻撃されるという理不尽が許されていいものかと感じました。  まだ、3篇目までを読んだところですが、企業の社会責任とは何なのか?多面的に考えさせられます。

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2018/03/12

ノンフィクションの巣鴨山墜落事件。 モチーフでも何でもなく、一部実名でこの物語を描いたところに、山崎豊子の鬼気迫る何かを感じた。 正直読んでいられない。 被害者や遺族はもちろん、航空会社のスタッフ達も可哀想だなと思った。 会社の人間が責められっぱなしだが、誰のせいにしても不幸な...

ノンフィクションの巣鴨山墜落事件。 モチーフでも何でもなく、一部実名でこの物語を描いたところに、山崎豊子の鬼気迫る何かを感じた。 正直読んでいられない。 被害者や遺族はもちろん、航空会社のスタッフ達も可哀想だなと思った。 会社の人間が責められっぱなしだが、誰のせいにしても不幸な結末しか生まないこの事態に、一体誰がどのように責任を取れというのか。 読んでて鬱になりそうな内容だった。 今こうして自分が生きている事、自分の周りの人たちが生きている事に感謝しよう。 そして、二度とこのような凄惨きわまりない事故が起こらないようにしてほしい。。。 はぁ、読んでてとても疲れた。

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2017/05/30

「沈まぬ太陽」全5巻の中心的な「御巣鷹山編」。 1985年8月12日発生したJAL123便墜落事故について、加害者(JAL)の目線、被害者の目線できちんと表現されています。 被害者側はご遺族の方を含め実名で登場されている点は、事故当時高校生だった私の記憶をよみがえらせました。 私...

「沈まぬ太陽」全5巻の中心的な「御巣鷹山編」。 1985年8月12日発生したJAL123便墜落事故について、加害者(JAL)の目線、被害者の目線できちんと表現されています。 被害者側はご遺族の方を含め実名で登場されている点は、事故当時高校生だった私の記憶をよみがえらせました。 私の人生のなかでもワースト3に入る事件・事故です。

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2017/01/20

2017.01.19 2巻までは色々な場面、人物に描写が移る意味が分からなかったが 3巻に来て、これまでの様々な描写があることでものがたりに立体感と臨場感を感じた。 驚きと共に、作者の事実を明らかにするという 並々ならぬ熱意を感じた。 これまでのスローペースが嘘のように一気読み。...

2017.01.19 2巻までは色々な場面、人物に描写が移る意味が分からなかったが 3巻に来て、これまでの様々な描写があることでものがたりに立体感と臨場感を感じた。 驚きと共に、作者の事実を明らかにするという 並々ならぬ熱意を感じた。 これまでのスローペースが嘘のように一気読み。 続きが楽しみです。 ♪keita sano keita sano

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