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悪童日記 の商品レビュー

4.4

441件のお客様レビュー

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「ぼくら」という一人…

「ぼくら」という一人称複数系の一人称で淡々と綴られる物語。戦争中の苦しい状況の中 生きていく 双子が主人公で 彼らの区別は一切描かず 常に共に行動しぼくともう一人 そんなスタンスが妙に好きだったりします

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こんな小説、読んだこ…

こんな小説、読んだことありません。感情を一切拝した文章。そこに描き出される衝撃の事実。発売当時、あらゆるメディアで「今年の本ベスト1」をとり、まるで「事件」のように扱われたのも納得。三部作の第一作目。

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各所で絶賛されていま…

各所で絶賛されていますが、私も全く同感です。登場人物は一種のサイコパスとも解釈できますが、行動が過激すぎてかえって笑えてしまいます。全体的にソフトな戸梶圭太といった読感です。それぞれの章が数ページに収まっているのも読みやすくていいです。ノーベル文学賞を受賞してもおかしくない傑作で...

各所で絶賛されていますが、私も全く同感です。登場人物は一種のサイコパスとも解釈できますが、行動が過激すぎてかえって笑えてしまいます。全体的にソフトな戸梶圭太といった読感です。それぞれの章が数ページに収まっているのも読みやすくていいです。ノーベル文学賞を受賞してもおかしくない傑作です。もっともこんな悪漢小説はノーベル章を取れないだろうけど。

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前から読みたいと思っ…

前から読みたいと思ってた小説。期待通りすごい作品で衝撃を受けた。一人称が僕らで進む異形の文体にぴったり合う、小さい町で戦火中に虐待、差別、いろんな障害を力を合わせて乗り越える双子の兄弟子供さゆえの無邪気さと、大人顔負けの客観性をもった冷淡さ2人の行く末が怖いと思いつつ続きが気にな...

前から読みたいと思ってた小説。期待通りすごい作品で衝撃を受けた。一人称が僕らで進む異形の文体にぴったり合う、小さい町で戦火中に虐待、差別、いろんな障害を力を合わせて乗り越える双子の兄弟子供さゆえの無邪気さと、大人顔負けの客観性をもった冷淡さ2人の行く末が怖いと思いつつ続きが気になってしょうがない。

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双生児「ぼくら」の、…

双生児「ぼくら」の、極限まで客観に徹した目で描かれる物語は衝撃的でした。戦争を淡々と表現した、非常にクールな作品です。

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無駄を削ぎ落とした文…

無駄を削ぎ落とした文章と全貌がわからない状況にひきこまれて一気読み必至。そして、不安な気持ちをかかえたまま「ふたりの証拠」を手にとらずにはいられないだろう。

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すごい物語としか言い…

すごい物語としか言いようが無いです。生きる為にあらゆることを為す兄弟。兄弟以外の肉親への情など無いのか。この作者には圧巻です。

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淡々と描かれているだ…

淡々と描かれているだけに残酷さが引き立つ。ラストが秀逸

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歴史ともリンクしてい…

歴史ともリンクしている双子の成長譚。彼らは残酷なのか?

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3部作の第1作に当た…

3部作の第1作に当たる作品。これはかなり強烈です。双生児の少年達の物語。時代は戦時中。二人の少年達の冷酷さに寒気を覚えると同時に、衝撃のラストはびっくりしました。かなりショッキング。

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