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ギャシュリークラムのちびっ子たち の商品レビュー

4.1

153件のお客様レビュー

  1. 5つ

    47

  2. 4つ

    53

  3. 3つ

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2011/05/29

新書購入  絵本。大人向け。  モノクロ。  表紙は25人の子供たちと、傘をむ差した黒い死に神。  原題  THE GASHLYCRUMB TINIES   ギャシュリークラムは、そのものとしては単語として存在しないもよう。  ただし。  GASHは「深手を負った」LYは「らし...

新書購入  絵本。大人向け。  モノクロ。  表紙は25人の子供たちと、傘をむ差した黒い死に神。  原題  THE GASHLYCRUMB TINIES   ギャシュリークラムは、そのものとしては単語として存在しないもよう。  ただし。  GASHは「深手を負った」LYは「らしい・のような」CRUMBは「くず(粉)・破片・わずかな」。  と、分解可能。  aからzにちなんだ名前の子供たちが一人ずつ死んでいく。  子供たちはいろんな死に方をする。  階段から落ちたり、画鋲飲んだり、鼠に囓られたり、熊にやられたり・・・。  そして裏表紙の絵は寄り添い合うたくさんのお墓。  めっちゃ、ブラックな絵本。  ストーリーなんて、ない。  わざわざ買ってしまったよ(笑

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2011/04/18

何年か前、エドワード・ゴーリーという人をなんかのメディアで知った。 その時にこの本を取り上げていて、A-Zまでのアルファベットが頭文字の子どもが単に不幸になっていくという紹介をされていた。 「なんじゃそれは?」と理解できなくて、理解出来ないままモヤモヤするのは嫌なので購入。 読了...

何年か前、エドワード・ゴーリーという人をなんかのメディアで知った。 その時にこの本を取り上げていて、A-Zまでのアルファベットが頭文字の子どもが単に不幸になっていくという紹介をされていた。 「なんじゃそれは?」と理解できなくて、理解出来ないままモヤモヤするのは嫌なので購入。 読了。モヤモヤはなくなりませんでした。

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2011/02/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

大人の絵本だとおもう けど 子供にも読んで欲しい どうしようもない不条理 わたしはこういうのが 大好き

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2019/01/16

この絵本、すごい。2000年に翻訳されて10年で、17版目だった。しかも訳者が柴田元幸さん!はふはふ。 「大人のための絵本」と言われているらしい。私もゴーリーの名前は聞いたことあった。 なかなか残酷な描写もあるが、絵の雰囲気がまた素敵。一枚一枚額とかに入れて部屋に飾ってたまに眺め...

この絵本、すごい。2000年に翻訳されて10年で、17版目だった。しかも訳者が柴田元幸さん!はふはふ。 「大人のための絵本」と言われているらしい。私もゴーリーの名前は聞いたことあった。 なかなか残酷な描写もあるが、絵の雰囲気がまた素敵。一枚一枚額とかに入れて部屋に飾ってたまに眺めてみたい。 原文も併せて書いてあるので英語と日本語の違いも楽しめる。自分だったらどの死に方が一番嫌かなーとか考えながら読むのも面白そう。安らかなタイプの死はひとつもないけど。とりあえず私だったらねずみにかじられるのだけは…ねずみだけは嫌だ。もぐもぐ

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2010/11/07

やっぱり訳者が良いといいですね。 自分で訳してみてもこう語呂が良くまとまりません(いや当たり前なんですけどw) こんな死に方したくない、これならまあマシかと、色々考えますがそれは私が大人だからでしょうね。 これくらいの歳の子どもはどんな死に方であろうとなにも分からないまま死んで...

やっぱり訳者が良いといいですね。 自分で訳してみてもこう語呂が良くまとまりません(いや当たり前なんですけどw) こんな死に方したくない、これならまあマシかと、色々考えますがそれは私が大人だからでしょうね。 これくらいの歳の子どもはどんな死に方であろうとなにも分からないまま死んでいく。ただ正体の分からない恐怖しか感じないでしょう。 そういうことを考えると、やはりこれは絵本として正しい作品なのかも知れません。

Posted byブクログ

2010/10/23

シュール。 よって、悲嘆も義憤も実ることなくみな枯れ果てる。だから、みな、もう嗤うしかない。もっとも、第三者がそれを一般的な「笑い」の一端として受け入れるかどうかは定かではないけれど。 ただ、嗤うことさえも叶わないのであれば、ちびっ子たちの庇護者たちは、もう一切合切を呪うしかない...

シュール。 よって、悲嘆も義憤も実ることなくみな枯れ果てる。だから、みな、もう嗤うしかない。もっとも、第三者がそれを一般的な「笑い」の一端として受け入れるかどうかは定かではないけれど。 ただ、嗤うことさえも叶わないのであれば、ちびっ子たちの庇護者たちは、もう一切合切を呪うしかないだろう。 死の理不尽さは常軌を逸する、と。 だからといって、死神が人の道理に耳を貸すとは誰も思わないだろうけど……

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2010/10/07

子供専門の死神が「あー最近仕事に張合いもないし、いっちょアルファベット順にでもやってみるかなーあんまりないような死因でさー。」とか思ってやってみた悪ふざけの記録です。って感じ。 表紙はきっと「やりきったぜ」の記念写真。

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2010/09/28

なんたる不条理。 だけどなぜかたまに圧倒的な不条理に打ちのめされたくなる。 そういう時に読み返す本。

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2010/09/26

次に何が出てくるのかある種のワクワク(ただし楽しいワクワクではない)を覚えて次へ次へとページをめくってしまう、 不思議な魅力を持った本。 偶に「ふびん」とか「あわれ」とか出てくるのが不思議。 皆不憫ですよ!!

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2010/09/09

「手垢まみれでいっぱいだ」と誰かが嘆いていた。この本に限らずアーティストの本が魅力的に感じるの他に類がなく、常に新鮮さを保つからでしょうか。

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