1,800円以上の注文で送料無料

ギャシュリークラムのちびっ子たち または遠出のあとで
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

ギャシュリークラムのちびっ子たち または遠出のあとで

エドワード・ゴーリー(著者), 柴田元幸(訳者)

追加する に追加する

ギャシュリークラムのちびっ子たち または遠出のあとで

定価 ¥1,100

715 定価より385円(35%)おトク

獲得ポイント6P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社/
発売年月日 2000/10/25
JAN 9784309264332

ギャシュリークラムのちびっ子たち

¥715

商品レビュー

4.1

152件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/11/06

なんだなんだ、これは。 Aはエイミー かいだんおちた Bはベイジル くまにやられた Cはクララ やつれおとろえ  えー まさかZまで続くの? Xはザークシーズ いたいいたいねずみの歯 Yはヨリック のうてんわられ Zはジラー ジンをふかざけ とうとうきちゃった。 救いよう...

なんだなんだ、これは。 Aはエイミー かいだんおちた Bはベイジル くまにやられた Cはクララ やつれおとろえ  えー まさかZまで続くの? Xはザークシーズ いたいいたいねずみの歯 Yはヨリック のうてんわられ Zはジラー ジンをふかざけ とうとうきちゃった。 救いようのない子供たち。表紙をみれば、内容が・・ 26にんのAからZの子供のうしろにはガイコツの傘さし男が・・ 裏表紙は密集した墓石なんですが・・ う~ん。 いつもながら柴田元幸さんの訳がいいです。 A is for Amy who fell down the stairs B is for Basil assaulted by bears C is for Clara who wasted away X is for Xerxes devoured by mice Y is for Yoric shose head was knocked in Z is for Zollah who drank too much gin 柴田氏の解説を読むと少し背景がわかる 19世紀イギリスでは、悪さをした子供が悲惨な目にあう、いわゆる教訓譚cauntionary talesと呼ばれる道徳的に前向きの姿勢を打ち出した詩や物語が多く書かれて、この本もその型をふまえているわけだが、このゴーリーの話は教訓とも前向きの姿勢ともまったく無縁である。とある。とにかく世界の悪意がふりかかってくる。 ゴーリーの世界では大人であっても、暴力と悲惨の影がつねにすぐそこに見える、とある。・・しかし不思議なことにそこに、ひどく場違いなことに、滑稽さ、ユーモアがみなぎっている。この不思議な可笑しさが、ゴーリーマニアを生んでいる要因だろう、としている。 また、ゴーリーの好んだ画家は、マティス、マックス・エルンスト、バルテュスなど。嫌いなのはピカソ。作家ではクリスティ、ディケンズ、フローベルとそれに紫式部。映画監督では溝口健二をあげている。サイレント映画をこよなく愛する一方、一見しょうもないテレビドラマも偏愛するとある。 原題:THE GASHLYCRUMB TINIES 1963発表 2000.10.25初版 2000.12.25第2刷 図書館

Posted by ブクログ

2024/10/19

全くおすすめはしません でもただすごく好きなんです 好きに理由を考えるのが難しいですが この本の好きな部分を挙げることはいくらでもできます でも共感してもらえない気がします

Posted by ブクログ

2024/09/20

死は誰しも身近にあり、あっけなく訪れる。アルファベット順に子どもたちが悲惨な死を遂げる絵本。ここから何を見出せばいいんだろう、と思ってしまうくらい暗いし残酷なのに、訳者のゴーリーを語る文を読んでからもう一度読み直してしまった。不思議な魅力がある。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す