薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木 の商品レビュー
知らないうちにまたもや江國ワールドに入ってた。 まだちょうど半分。あと半分を読み終えるのが楽しみ。
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微妙な年齢の女の人たちのそれぞれのお話。 けだるくて、ちょっとイライラする。 一人一人の気持ちを興味を持って読めたけど疲れてるときはきつい気がした。
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文庫本版の装丁があまりにうつくしいのと 江国さんの透明感のある文章が好き。 でも、事情があって、今手元にないのがくやまれる。。
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これでイチロー文庫の江國は終わったぜ!! あまりにも相性が悪いから、もうレビューはやめて相関図でも書くぜ!! 藤岡 | 婚 約 ...
これでイチロー文庫の江國は終わったぜ!! あまりにも相性が悪いから、もうレビューはやめて相関図でも書くぜ!! 藤岡 | 婚 約 | 麻里江---同僚---草子---好き--->山岸=道子 | | 姉 元 妹 恋 | ト-----------人 || 篠原=エミ子---友人---陶子=水沼 | | 友 浮 人 気 | | ト--れいこ 綾=近藤 | ∥ 同 ∥ 僚 土屋---浮気---衿 | ↑ | 虎 | 視 | 眈 | 々 | | ト--桜子 けっこうむずいぜーー!
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9人の女性が結婚したり、離婚したり、恋をしたり、ひとりの男性を取り合ったり 間接的にあるいは直接的につながりを持ちながら展開していく恋愛小説。 終盤で今まで出てこなかった女性が急に行動を起こしたりして 続きが気になってしまう終わり方だった。 でも、小説はどこかで終わらせないといけ...
9人の女性が結婚したり、離婚したり、恋をしたり、ひとりの男性を取り合ったり 間接的にあるいは直接的につながりを持ちながら展開していく恋愛小説。 終盤で今まで出てこなかった女性が急に行動を起こしたりして 続きが気になってしまう終わり方だった。 でも、小説はどこかで終わらせないといけないけれど、主人公たちは生き続けるのだから そういう意味では「続きが気になる」と思わせられる作品はすごいのかもしれない。 衿の気持ちと、桜子の行動の痛々しさがよく分かる1冊だった。
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苦手な一冊でした。 再読しましたが、どうしても好きになれません。 夫の暴力のシーンが出てきます。 表現したいことは伝わってくるけれどどうしても受け入れられませんでした。
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登場人物9人もの女性のそれぞれの恋愛模様の長編作品。中心は専業主婦の陶子。子どものいないセレブ主婦。中身はセレブになりきってはなさげだけど…。 OLの頃、購入した時は江國さんの作品の中でもかなり好きで、むさぼり読んだものです。登場人物が多いから初めは人物関係の把握が大変だけど、...
登場人物9人もの女性のそれぞれの恋愛模様の長編作品。中心は専業主婦の陶子。子どものいないセレブ主婦。中身はセレブになりきってはなさげだけど…。 OLの頃、購入した時は江國さんの作品の中でもかなり好きで、むさぼり読んだものです。登場人物が多いから初めは人物関係の把握が大変だけど、繰り返し読むタイプの私にはスルメのように、その時々で感情移入する人物を変えて楽しみます。 半透明のカバーから表紙に散らされた花々が透けて見えるという装丁も単行本ならではで、江國さんの作品の中で一番の美しさだと思います。
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いろんな人の話が同時に進むので、 「これ誰だっけ?」みたいな わかりにくいところもありました。 (プレイボーイの土屋さんのところは、 別の話にしてもいいような。) でも江國さんの話にはやっぱり共感します。 陶子さんのめんどくさがりなところ、 花屋のエミ子さんの決断、 れいこさん...
いろんな人の話が同時に進むので、 「これ誰だっけ?」みたいな わかりにくいところもありました。 (プレイボーイの土屋さんのところは、 別の話にしてもいいような。) でも江國さんの話にはやっぱり共感します。 陶子さんのめんどくさがりなところ、 花屋のエミ子さんの決断、 れいこさんの空回り、、、、、 どれも、わかる。 そして、「好き」は人それぞれ、と再確認。
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既婚、未婚を問わず さまざまな登場人物が 恋愛を始めたり、 恋愛中だったり、 恋愛を終えたり、 恋愛に悩んだりする話。 全体的にさらっとしていて 読み易かった。
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今回の作品は、江國さんの他作品とはちょっと違ったように思いました。 読み終わって率直にすっきり出来るものではなかったけれども、面白かったです。 江國さんの作品はふんわりとした空気感を感じる事が多いんですが、本作は濃厚で深みのある長篇でした。 登場人物は9人で年齢層や既...
今回の作品は、江國さんの他作品とはちょっと違ったように思いました。 読み終わって率直にすっきり出来るものではなかったけれども、面白かったです。 江國さんの作品はふんわりとした空気感を感じる事が多いんですが、本作は濃厚で深みのある長篇でした。 登場人物は9人で年齢層や既婚者、未婚者様々なんですが、もちろん恋愛や結婚に対する価値観も違って・・・。 9人の入り組んだ人間関係や、ストーリー展開も速くて飽きることなく読むことが出来ました。 ただ、本作を読んで得られたものは。。。現実はきれいごとだけで成り立ってないんだよなぁって思い知らされた事でしょうか・・・みんなそれぞれ自分にとっての幸せという形が違っていて、その違う考えの二人が付き合ったり結婚して・・・。 自分にとっての幸せって何なんだろうなぁって、すごい考えさせられてしまいました。 本作は第15回山本周五郎賞受賞しているそう・・・。
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