魔法飛行 の商品レビュー
改めて読むと、 瀬尾さんの王子様っぷりが気恥ずかしいぐらい(笑) 途中、海外に行ったかと思いきや、 駒子ちゃんがどうしようもないぐらいピンチに陥った時、 これ以上ないタイミングで戻ってくるとはねぇ。 加納女史の初期作品ということもあり、 全体的に初々しさが漂っていると思います...
改めて読むと、 瀬尾さんの王子様っぷりが気恥ずかしいぐらい(笑) 途中、海外に行ったかと思いきや、 駒子ちゃんがどうしようもないぐらいピンチに陥った時、 これ以上ないタイミングで戻ってくるとはねぇ。 加納女史の初期作品ということもあり、 全体的に初々しさが漂っていると思います。 女子短大生ってこういうものよと 強くアピールされているのもなんだか微笑ましいな。
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シリーズの中では他の作品ほど入り込めなかった・・・ 登場人物にちょっと好きになれない面があるからかも?
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大学の頃に読んで「打たれた」と形容したくなるような気持ちにさせられたんです。上手に書くなぁ・・・・というか、挑戦的な姿勢に。 今読み返しても十分面白いんですが、自然と瀬尾さん目線で読んでしまってしまっている自分にびっくり。 読み返すと、ちょっと唐突すぎる事件の連続に見えました...
大学の頃に読んで「打たれた」と形容したくなるような気持ちにさせられたんです。上手に書くなぁ・・・・というか、挑戦的な姿勢に。 今読み返しても十分面白いんですが、自然と瀬尾さん目線で読んでしまってしまっている自分にびっくり。 読み返すと、ちょっと唐突すぎる事件の連続に見えましたが、実際ありふれているといえばありふれているんですよね、こういうことって現実に。 怖いと同時に、それに気付けない、気付こうともしない自分も意識しちゃったり。年齢によって読み方も変わることを実感しました。 買って手元に置いておいて良かった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
瀬尾さんの雰囲気好きだなぁ。 ただ、あの手紙はあんまり好きじゃないかな。 解決した!やったね~。の状態でいきなり不思議でちょっと怖い手紙が来ると『せっかく今いい夢見てたのに!』って感じになる。 最後に「へぇ。そうだったんだね。だからそうなってたんだね。」とそこまで、おおぉっ!っとならなかった(そういう物なんだけどね。) …個人的には茜さんのお兄さんをちゃんと出してほしかったな。
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もっと気楽に考えればいいじゃないか。手紙で近況報告するくらいの気持ちでね――という言葉に後押しされ、物語を書き始めた駒子。妙な振る舞いをする<茜さん>のこと、噂の幽霊を実地検証した顛末、受付嬢に売り子に奮闘した学園祭、クリスマス・イブの迷える子羊・・・身近な出来事を掬い上げていく...
もっと気楽に考えればいいじゃないか。手紙で近況報告するくらいの気持ちでね――という言葉に後押しされ、物語を書き始めた駒子。妙な振る舞いをする<茜さん>のこと、噂の幽霊を実地検証した顛末、受付嬢に売り子に奮闘した学園祭、クリスマス・イブの迷える子羊・・・身近な出来事を掬い上げていく駒子の許へ届いた便りには、感想と共に、物語が投げかける「?」への明快な答えが!(紹介文参照) --------------------------------
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解説にもあったけど、北村薫の「私」シリーズに似ていた。最後の章でこうつながるのかー、と思った。読みやすくなかなか面白かった
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まだ「ななつのこ」を読んでいない時に読んだけれど 書評に「最後の章で、ガラス玉に糸を通して首飾りを作るよう」と評されていたのに納得。 最後の謎解きで、すべての物語がつながるという構成は、とてもお面白かった! 加納さんの少し不思議でロマンチックな世界は こうやって作られてきたんだな...
まだ「ななつのこ」を読んでいない時に読んだけれど 書評に「最後の章で、ガラス玉に糸を通して首飾りを作るよう」と評されていたのに納得。 最後の謎解きで、すべての物語がつながるという構成は、とてもお面白かった! 加納さんの少し不思議でロマンチックな世界は こうやって作られてきたんだな、と感じる1冊。
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ななつのこに惚れて,続編を購入. ななつのこほどの感動はないけど,やっぱり読むとほっこりなる. ジブリのみみをすませばを見たときと同じ気持ちになれる.
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もっと気楽に考えればいいじゃないか。手紙で近況報告するくらいの気持ちでね―という言葉に後押しされ、物語を書き始めた駒子。妙な振る舞いをする“茜さん”のこと、噂の幽霊を実地検証した顛末、受付嬢に売り子に奮闘した学園祭、クリスマス・イブの迷える仔羊…身近な出来事を掬いあげていく駒子の...
もっと気楽に考えればいいじゃないか。手紙で近況報告するくらいの気持ちでね―という言葉に後押しされ、物語を書き始めた駒子。妙な振る舞いをする“茜さん”のこと、噂の幽霊を実地検証した顛末、受付嬢に売り子に奮闘した学園祭、クリスマス・イブの迷える仔羊…身近な出来事を掬いあげていく駒子の許へ届いた便りには、感想と共に、物語が投げかける「?」への明快な答えが。 《2011年1月14日 読了》
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いりごまシリーズ、やっぱりいいねぇ。今回は前作同様、日常の中のミステリーと、「誰かからの手紙」というなんとも謎めいたミステリーとの2重構造。最後まで一気に読み。
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