魔法飛行 の商品レビュー
本屋さんで見かけて、うわぁかわいい表紙だ!と手にとってしまった一冊。その時は加納朋子の名前を知らず、表紙で買うと外れるんだよなーと思いつつ表紙の魅力に抗えず買ってしまいました。買ってよかった。
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「ななつのこ」の続編になります 主人公がリアルで起こった事件を物語として書き綴り それを「ななつのこ」の作者宛に送り交流していく話です 前回と違うのは今度は読み手が物語の作者になり 作者が読み手として感想を書いてます 今回も全てが繋がって最後に大きな謎解きになります 結局ワトソン...
「ななつのこ」の続編になります 主人公がリアルで起こった事件を物語として書き綴り それを「ななつのこ」の作者宛に送り交流していく話です 前回と違うのは今度は読み手が物語の作者になり 作者が読み手として感想を書いてます 今回も全てが繋がって最後に大きな謎解きになります 結局ワトソンとホームズの関係は変わらないんですけどね 物語が一つ終わる度に謎の手紙が登場します それが最後の大きな謎として解き明かされます 前回より多少ミステリー色が暗くなった感じがします 人のエゴとか嫉妬とか不安、そーいった部分がチラホラと でも最後に受けた全体の印象はロマンチックでした
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短大生の駒子が、日常に起こった謎を小説として書き留めてゆく。 ある人物にだけ見せていたその小説。そのある人物は、小説に書き留めた日常の謎を的確に解いてくれる。 しかし、どうやら駒子の日常をどこからか眺めている第三の人物が居るらしい。 「駒子」シリーズ第二弾。 いくつも名...
短大生の駒子が、日常に起こった謎を小説として書き留めてゆく。 ある人物にだけ見せていたその小説。そのある人物は、小説に書き留めた日常の謎を的確に解いてくれる。 しかし、どうやら駒子の日常をどこからか眺めている第三の人物が居るらしい。 「駒子」シリーズ第二弾。 いくつも名前を持っている女の子。 交通事故で死んでしまった男の子の幽霊が出る交差点。 UFOと、少し不思議な能力を持つ双子のお話。 そして、それらがまとまり、最後の「ハロー、エンデバー」へ繋がってゆく連作長編。 伏線がにくい。前作よりも長編らしくまとまってます。 相変わらず謎の魅力と、その解決の鮮やかさには惚れ惚れとします。そこに素敵な文章が加われば、敵無しなのではないか。 最後のお話はちょっと急ぎ足だったかな、とは思いますけれど、大満足。 交通事故で死んでしまった男の子のお話の時に、駒子が唐突に言う「駄目ですよ。子供は死んだりしちゃ、駄目なんです」という言葉が、とても印象深く残っていますし、この言葉を紹介すれば、作品の雰囲気がわかって頂けると思います。 有栖川有栖さんの解説も的確で面白かった。 エラリーの言葉を逆手に取った「論理(ロジック)ではなく魔法(マジック)だ」は、まさにぴったり。 表題作の「魔法飛行」のラストシーンなんか、想像するとファンタジーのようです。 もし読むなら、シリーズ第一作である「ななつのこ」からを絶対にオススメします。
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加納朋子の魔法飛行を読みました。この作家のななつのこの続編です。小説の骨組みも同じようなスタイルで構成されています。主人公の女子短大生の考えていることや彼女の友人たちとの交流がみずみずしく描かれています。この小説を読んでいると私も女の子に生まれてこんな素敵な青春時代をすごしてみた...
加納朋子の魔法飛行を読みました。この作家のななつのこの続編です。小説の骨組みも同じようなスタイルで構成されています。主人公の女子短大生の考えていることや彼女の友人たちとの交流がみずみずしく描かれています。この小説を読んでいると私も女の子に生まれてこんな素敵な青春時代をすごしてみたかったなあ、とあこがれてしまいます。
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